品行方正とは行いが正しい様子のこと!使い方や類語などを例文を用いてご紹介Domani

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2021.11.03

【品行方正】を使用するのはポジティブな意味のみ?例文を用いて類語や使い方をご紹介

品行方正とは礼儀正しいことや、その様子を示す言葉です。日常生活やビジネスシーンにおいてどのように使える言葉なのか解説します。また、似たような意味の言葉についても例文を用いてわかりやすく見ていきましょう。

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「品行方正」とは行動が正しい様子を意味する言葉

「品行方正」とは、行動が正しい様子を示す言葉です。ひんこうほうせいと読み、意味は次の通りです。

行いがきちんとしていて正しいこと。また、そのさま。

(引用〈小学館 デジタル大辞泉〉より)

品行方正

普段から言葉遣いが丁寧で礼儀正しく、道義的に好ましくないと思われる行為はしない様子、あるいはそのような人のことを指します。周囲からも信頼され、その場に適した対応ができる人だと期待されるでしょう。

古代中国でも類似する言葉が使われていた

「品行方正」の由来は明らかではありません。しかし、古代中国にあった斉(せい)という国の政治家・管仲(かんちゅう)が著書の中で述べた「人主身行方正使人有禮(礼の旧字)」という一文が由来になっているといわれています。

この文章の中では「身行方正」ですが、長い年月を経て、あるいは他の言葉なども組み合わさって「品行方正」という言葉が生まれたのかもしれません。

座右の銘や学校等のモットーにも使われる

「品行方正」は行いや礼儀が正しい様子を表す言葉です。まさに人間としてあるべき姿、理想の姿を示しているので、座右の銘として用いられたり、学校などの礼儀を学ぶ場のモットーとして採択されることも少なくありません。

また、品行方正であることは、ビジネスなどのお互いへの信頼がベースになっている場面でも求められます。会社のモットーとして用いる言葉としてもふさわしいと考えられるでしょう。

【品行方正の類語その1】礼儀正しい

「品行方正」の類語としては、「礼儀正しい」を挙げることができます。品行方正であるということは礼儀にも適う様子なので、品行方正な人を礼儀正しい人と表現することもできるでしょう。例えば以下のように用いることができます。

・彼は無作法なことは決してすることがない人だ。真に【礼儀正しい】人とは、彼のような人のことを指すのだろう。
・【礼儀正しい】言葉遣いから、彼女が教師に対して尊敬の念を持っていることが伝わった。

【品行方正の類語その2】清廉潔白

「品行方正」の類語として、「清廉潔白(せいれんけっぱく)」も挙げることができます。清廉潔白とは私欲がなく、清い状態を指す言葉です。例えば政治家や経営者などが清廉潔白だと評価される場合は、私欲がなく不正をしないという意味になるでしょう。次のように使うことができます。

・不正会計が世間を騒がせているが、私は【清廉潔白】なので何の関わりもない。
・参院選の候補者がスキャンダルに巻き込まれたらしい。本人は【清廉潔白】だと主張しているが、元々トラブルメーカーなので本当かどうかはわからない。

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【品行方正の対義語】品性下劣

「品行方正」の対義語としては、「品性下劣(ひんせいげれつ)」を挙げられるでしょう。品性下劣とは、元々の人格や人柄に品性がなく、行動から下品さがにじみ出ている様子を示す言葉です。例えば次のように使うことができます。

・彼女は、誰にもわからないように私を貶める作戦を練っていたらしい。本当に【品性下劣】な人間だ。
・彼は何年も不倫をした上、自分の子どもの世話をしないばかりか養育費も支払わない。そこまで【品性下劣】な人間とは知らなかった。

品行方正の使い方を例文で紹介

品行方正とは行いも礼儀も正しい様子を示す言葉なので、通常はポジティブな場面で用いられます。しかし、すべての場合において、ポジティブなニュアンスを持つとは限りません。

品行方正

品行方正という言葉を使いこなすために、いくつか例文を紹介します。品行方正が持つ言葉のイメージをつかみ、普段の生活において使いこなしてください。

品行方正で素晴らしい

「品行方正」という言葉は、行いが正しく礼儀正しいという意味を持ちます。そのため、褒め言葉として用いることが一般的です。例えば次のように用いることができるでしょう。

・彼は【品行方正】で素晴らしい人間だ。
・彼女は【品行方正】で素晴らしい人間性を持つので、ぜひ子どもたちの家庭教師になってもらいたい。

高い道徳観を有する人という意味でも、「品行方正」という言葉が使われることがあります。

・私の父は【品行方正】を絵に描いたような人物なので、部下からセクハラ行為を訴えられるとは思わなかった。
・彼女の婚約者がいかがわしい店に入るのを見かけた。彼はいかにも【品行方正】な雰囲気な人物だったので、自分の目を疑った。

品行方正でつまらない

品行方正はポジティブな意味で使われることが一般的ですが、融通が利かず、面白味に欠けるという意味でも使われることがあります。例えば次のように使うことができるでしょう。

・あまりにも隣の部屋が楽しそうなので見に行こうとすると、彼は「就寝時間を過ぎているからやめたほうがいい。もし隣の部屋に行くなら、先生に伝える」と言う。【品行方正】でつまらないやつだ。
・校則に記載されているスカート丈はひざ下5cmだ。風紀委員の彼女はいつも厳しくチェックして、1cmのずれも許してくれない。【品行方正】過ぎて友達になれないタイプだと思う。

「品行方正」には「堅物(かたぶつ)」というニュアンスもあるので、褒め言葉の意味で使っても、相手にとってはあまり嬉しくない言葉になる可能性もあります。他人に「品行方正」という言葉を使うときには、十分に注意するようにしましょう。

品行方正の意味を理解して正しく使おう

品行方正

品行方正とは、行いが正しい様子を示す言葉です。人間的にも素晴らしいというニュアンスもありますが、堅物あるいは面白味のない人間だという意味で用いられることもあるので、他人に使うときは注意が必要といえます。

理想としての正しさを表すには適しているので、座右の銘や学校などのモットーにはふさわしい言葉です。意味やニュアンスを正しく理解して、上手に使うようにしましょう。

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