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2025.07.21

「門外漢」ってどういう意味?日常会話・ビジネスシーンでの使い方や例文

「門外漢」とは、ある分野を専門としない人や畑違いであることを意味する言葉です。由来は「弟子入りできない男性」ですが、女性に対しても使えます。日常会話でもビジネスの場面でも登場するため、正しい意味を理解しておきましょう。今回は、「門外漢」の意味や使い方などを解説します。

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Summary

  • 門外漢(もんがいかん)とは、その物事について専門家でない人、畑違いの人と言う意味
  • 男性を表す「漢」の漢字が使われているが、女性に対して使っても問題ない
  • 「自分はその分野に詳しくない」と伝える際や謙遜の気持ちを表すときにも使える

「門外漢」の意味と由来

「門外漢」は、ある分野や領域を専門としない人という意味の言葉です。門は学びの場を表し、「弟子入りできない」という意味から成り立ったといわれています。

割れた卵の殻からビジネスマンが出てきているイラスト
(c)Shutterstock.com

「門外漢」は日常会話だけでなく、ビジネスシーンでも使われることの多い表現です。誤用したり意味を取り違えたりしないように、正しい意味を知っておきましょう。ここでは、「門外漢」の意味と由来についてわかりやすく解説します。

門外漢の意味は「その物事について専門家でない人」

【門外漢:もんがいかん】〔モングワイ‐〕
その物事について専門家でない人。畑違いの人。「経理については―だ」
小学館『デジタル大辞泉』より引用

「門外漢」は特定の分野や領域の専門でない人を指す言葉で、読み方は「もんがいかん」です。ある分野や領域の知識が乏しい人であったり、専門家ではない人を表します。

「漢」という男性を表す漢字が入っていますが、現在は男性だけでなく、広義に「人」を指す言葉として解釈されています。そのため男性に限らず、女性に対して使っても問題ありません

働く女性

門外漢(もんがいかん)とは、その物事について専門家でない人、畑違いの人と言う意味で、性別を問わずに使える言葉です。

「門外漢」は「弟子入りできない」に由来する言葉

「門外漢」は「弟子入りできない」という状態に由来する言葉です。漢字を分解してそれぞれの意味を確認してみましょう。

・門:学問や芸を学ぶ場所
・外:一定の範囲外
・漢:男性

つまり「門の外にいる」=「学問や芸を学ぶ場所から外れている」という意味が成り立ち、弟子入りできない男性を表していることが見えてきます。そこから転じて、専門の知識をもたない人を「門外漢」と表現するようになりました。

働く女性

「漢」という字が当てられている理由には、昔は技術を習得するのが男性であったという背景があります。

日常会話・ビジネスシーンの使い方と例文

「門外漢」は、日常会話でもビジネスシーンでも使える言葉です。主な使い方として、以下2つのパターンが挙げられます。

2つのパターンとそれぞれの正しい使い方
  1. 「詳しくない」という意味の使い方
  2. 謙遜の気持ちを示す使い方

使い方とともにフレーズをいくつか覚えておくと、「門外漢」を使いたい場面でスムーズに言葉が出てくるでしょう。

ノートパソコンの前で悩むビジネスウーマンのイラスト。初心者マークが描かれている
(c)Shutterstock.com

「詳しくない」という意味の使い方

「門外漢」は「自分はその分野に詳しくない」と伝える際に使えます。「〇〇について門外漢だ」と言い切る形のほか、「門外漢の〇〇」のように、後ろに名詞が続く形で使うことも可能です。

【例文】

・私はその学問について【門外漢】だ。
・昨今の技術は【門外漢】の私が想像する以上に進歩していた。
・【門外漢】の私はルールがさっぱり理解できなかった。

上記以外に、「詳しくないので」と原因や理由を提示する際にも使えます。そのような場面では「門外漢なので」「門外漢ゆえ」といった形で使うのが基本です。後ろにはアドバイスを求める文言や、謝罪の表現が続くケースが多いでしょう。

【例文】

・その分野については【門外漢】なので、基本的なことからご説明願えませんか。
・【門外漢】ゆえ、多大なる迷惑をおかけいたしまして申し訳ございません。

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