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2023.06.06

絵に描いた餅とは「役に立たないこと」を表す言葉!正しい意味や使い方などを解説

 

「絵に描いた餅」の類義語2つ

「絵に描いた餅」の類義語について紹介します。

「絵に描いた餅」の類義語
  1. 「机上の空論」
  2. 「取らぬ狸の皮算用」

「机上の空論」

机上の空論」とは、実現するのが難しい理論のことです。ただ頭の中で考えた内容や、机の上で組み立てただけの計画などを指します。「絵に描いた餅」と同じように使える言葉で、役に立たないというニュアンスがあります。

「取らぬ狸の皮算用」

取らぬ狸の皮算用」とは、ただの目論見で導いた計算や、現実的ではない計画のことです。「まだ狸を捕まえてもいないのに、狸の皮を売って得られるお金を計算する」という意味が転じて、「まだ手に入れてないものをあてにして計画すること」を表します。

表記にはいくつかパターンがあり、「捕らぬ狸」や「獲らぬ狸」と書くこともあります。

「絵に描いた餅」の対義語2つ

「絵に描いた餅」の対義語について紹介します。

「不言実行」

「絵に描いた餅」の対義語として、四字熟語の「不言実行」が挙げられます。「不言実行」の意味は「理屈を並べ立てず、すべきことをして実を結ぶ」です。「絵に描いた餅」は言葉を並べるだけで実際には実現しない計画を指すため、言葉にせずとも実現させられるという「不言実行」は反対の意味といえます。

​​「明日の百より今日の五十」

​​「明日の百より今日の五十」も「絵に描いた餅」の対義語の1つで、「不確実であてにならないものに期待するより、わずかでも確実に手に入るものを選ぶべき」という意味があります。

「絵に描いた餅」の意味を正しく理解しよう

「絵に描いた餅」は、役に立たないことや無駄なこと、実現不可能なことを指す言葉です。語源は中国に伝わる歴史書『魏書』に登場した一文で、「画餅」という言葉から絵に描いた餅という表現が生まれました。

日常会話はもちろんビジネスシーンでも多用され、主に実現しなかったことや不可能であることを表す際に使えます。「絵に描いた餅」の意味や使い方を正しく理解し、適切な場面で使ってみてください。

ピザの形に見える雲

写真・イラスト/(C)Shutterstock.com

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