「小夜」を使ったその他の言葉
「小夜」を使った言葉には以下のようなものがあります。
・小夜千鳥(さよちどり)
・小夜嵐(さよあらし)
・小夜時雨(さよしぐれ)
・小夜曲(さよきょく)
・小夜衣(さよごろも)
・小夜すがら(さよすがら)
・小夜神楽(さよかぐら)
「小夜千鳥」は字のごとく、夜に鳴く千鳥のことです。「小夜嵐」は夜に起こる嵐を、「小夜時雨」は夜に降る時雨を指します。
「小夜曲」はセレナーデのことで、夜に恋人の窓辺などで演奏される曲のことです。18世紀に発達した娯楽的な性質をもつ多楽章の器楽合奏曲としても知られています。
「小夜衣」は夜着と同じく就寝時に体を覆うためのもの、「小夜すがら」は一晩中を表す言葉です。「小夜神楽」は夜に演奏する神楽のことで、冬の季語としても使われます。
「小夜」は名前に使われることもある
「小夜」は夜や夜着という意味のほかに、名前に使われることも多い言葉です。小と夜はどちらも常用漢字のため、名づけに使用しても問題ありません。
「小夜」が名前に用いられる場合は、「さよ」や「さや」と読むことがほとんどです。赤ちゃんの名づけをする機会がある場合は、「小夜」の名づけの意味やイメージなどを参考にしてみてください。
「小夜」の名づけの意味・イメージ・画数
「小夜」という名前は、二文字で可愛らしい印象を受けます。
小と夜は以下のようなイメージをもつため、これらの要素を取り入れた名前をつけたい人にもおすすめです。
【名前に用いる場合の「小」のイメージ】
・可愛い
【名前に用いる場合の「夜」のイメージ】
・おしゃれ
・幻想的
・宇宙
なお、小の画数は3画、夜は8画、合計11画です。画数にもこだわりたいなら、名字との相性がいいかを調べてみましょう。
「小夜」の2つの読み方と意味を覚えておこう
「小夜」には「さよ」と「こよる」という2つの読み方があり、両者は異なる意味をもちます。小夜(さよ)は夜のこと、小夜(こよる)は小夜着を表すため、それぞれの意味を整理しておきましょう。
「小夜」には関連する言葉もいくつかあり、「小夜」のイメージを掴むためにも「小夜」の類義語などを理解しておくのがおすすめです。名づけに用いられることも多いため、子どもの名前をつける際は「小夜」の意味や画数などを参考にしてみてください。
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