お弁当のごはんを美味しく仕上げる方法は?
冷凍ごはんを使うなら前日に急速冷凍する
炊きたてのごはんを密閉容器に入れ急速冷凍をすることで、電子レンジで加熱した後もおいしくごはんが食べられると言われています。
ポイントは水分量を減らさない「急速冷凍」であること。
朝、わざわざごはんを炊かなくても、レンジでチンするだけで炊きたて同様の美味しさが味わえるそうです。
ごはんを冷ましてからふたをする
ごはんが温かいうちにお弁当のふたをしてしまうと、お弁当の中が蒸れ、菌が繁殖しやすくなるのだそう。
そのため、ごはんもおかずも冷ましてからふたをすることが推奨されています。
ごはんを早く冷ます方法は、保冷剤の上にお弁当をのせること。さらにお弁当のふたを軽くずらしてかぶせ、その上にも保冷剤をのせると早くごはんやおかずを冷ますことができるそうです。
冷まし過ぎるとごはんが固まってしまうので注意しましょう。
ごはんの量は「お弁当箱の半分」がバランスよい
お弁当に入れるごはんの量は性別や年齢、お弁当箱のサイズにもよりますが、一般的には、お弁当箱の半分くらいが目安だと言われています。
ごはん3・主菜1・副菜2の割合で詰めると、栄養バランスのよいお弁当になるそうです。
お弁当のごはんものアレンジレシピ
【1】【彩り鮮やか!】アスパラとベーコンの混ぜごはん
炒めたアスパラの穂先をごはんの上にドンとのせるのがポイントです。コーンの黄色とアスパラの緑で彩りもよくなります。
【作り方】
1. アスパラの根元を輪切りに切り、穂先は残しておく。
2. アスパラの穂先をオリーブオイルとガーリックソルトでサッと炒める。炒めたら別皿へ。
3. アスパラの根元とコーンをバターで炒め、ごはんに混ぜる。
4. 3をお弁当箱に盛りつけ、その上に2をのせたら完成!
【2】【栄養満点!】しらすと大根葉の炊込みごはん
余った大根の葉が色鮮やかな炊き込みごはんに変身!大根の葉がなければ、カブの葉や小松菜、青菜でも代用できます。色鮮やかな緑が目にも美しく、栄養バランスも抜群です。
【材料】(5〜6人分)
・釜揚げしらす…60g
・お米…2合
・大根の葉…適量
・白だし…大さじ3
・白煎りゴマ…大さじ2
【作り方】
1. 研いだお米に、白だし大さじ2・1/2と水を規定量まで入れ、釜揚げしらすを加えて炊く。
2. 大根の葉をサッと茹で冷水にとり、小口切りにして水気をよく絞る。白だし大さじ1/2で和えておく。
3. 1が炊けたら、2と白煎りゴマを加えて混ぜる。
4. お弁当箱に3を盛りつけたら出来あがり!
【3】【イタリアン風】ツナとトマトの炊き込みごはん
トマトをベースに、具材をアレンンジしてもOKです。シンプルな具材でたちまちイタリアン風に。
【作り方】
1. 炊飯器にお米・水・コンソメ・トマト丸ごとを入れて炊く。
2. 1が炊きあがったらツナを混ぜる。
3. お弁当箱に2を盛りつけたら出来あがり!
オリーブオイル使用のツナ缶を使用すると風味が増し、強い味付けをしなくてもおいしく食べられます。
【4】サンマの蒲焼炊き込みごはん
缶汁ごと入れて炊くだけなので、面倒な下ごしらえが不要で簡単!
【作り方】
1. 炊飯器にお米と水を規定量入れる。そこに、サンマの蒲焼きを缶汁ごと入れ、生姜のみじん切り、酒、しょうゆ、顆粒だしを入れて炊く。
2. 炊きあがったら具を混ぜ、お弁当箱に盛りつけたら完成!
【5】オリーブごはん
おもてなしにも活躍してくれます。ル・クルーゼやストウブなど厚めの鍋を使用すると、炊飯器より早く炊くことができます。
【作り方】
1. 瓶詰めのオリーブオイルの水を切ったらお米と一緒に鍋(炊飯器)に入れ、規定量の水・コンソメ1キューブ・オリーブオイル大さじ1を加えて炊く。
2. 炊きあがったら混ぜ、お弁当箱に盛りつけて出来あがり!