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LIFESTYLE雑学

2022.01.23

【蹲踞】は読み方ごとに2つの意味がある!? 武道の「蹲踞」の姿勢は健康にも良い!?

「蹲踞(そんきょ)」とはうずくまる姿勢を指す言葉ですが、剣道や相撲では膝を開いて背筋を伸ばした姿勢を意味します。また、「つくばい」と読むときは、日本庭園に置く手洗い鉢を指すことが一般的です。詳しい意味や、ダイエットや腰痛改善などの期待できる効果について解説します。

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「蹲踞」とは?読み方によって意味が異なる言葉

蹲踞」は、読み方によって意味が異なる言葉です。「そんきょ」や「そんこ」と読むときは姿勢を指しますが、「つくばい」と読むときは物の名称を指します。それぞれについて詳しく見ていきましょう。

蹲踞

【読み方1】そんきょ、そんこ

そんきょ」や「そんこ」と読むときは、うずくまった姿勢を指すことが一般的です。また、うずくまって頭を下げる会釈を「そんきょ」や「そんこ」と呼ぶこともあります。いずれも頭を下げて体を折りたたんでいる姿勢です。

また、相撲や剣道などで礼をするときの姿勢も「蹲踞」と呼びます。この場合は上体を伸ばすので、頭は下げません。日常生活の「そんきょ」や「そんこ」は頭を下げ、相撲や剣道などの武道をするときは頭を下げないと覚えておきましょう。

【蹲踞】そんきょ
1.うずくまること。しゃがむこと。そんこ。
「其の近傍なる公園中に、―する者も、少からず」〈竜渓・経国美談〉
2.貴人が通行するとき、両ひざを折ってうずくまり、頭を垂れて行う礼。また、後世、貴人の面前を過ぎるとき、ひざと手を座につけて会釈すること。
3.相撲や剣道で、つま先立ちで深く腰を下ろし、十分ひざを開き、上体を正した礼の姿勢。

(引用〈小学館 デジタル大辞泉〉より)

蹲踞

【読み方2】つくばい

つくばい」と読むときは、茶室の入口近くに据え付けられた、石をくりぬいたような手水鉢を指すことが一般的です。人がうずくまった姿勢に似ているから、あるいは、手を洗うときには腰をかがめる様子から蹲踞(そんきょ)と同じ漢字を使うという説もあります。

這いつくばる」という言葉は、漢字では「這い蹲る」です。這って、体を低くしてうずくまっている様子を指すことからも、「蹲踞」の「蹲」という漢字には腰をかがめる意味が含まれていると考えられるでしょう。

【蹲踞】つくばい
茶室の庭先に低く据え付けた手水(ちょうず)鉢。

(引用〈小学館 デジタル大辞泉〉より)

「蹲踞(そんきょ)」の姿勢に注目!期待できる効果とは?

武道の「蹲踞」の姿勢は、健康にもよいといわれています。まずは「蹲踞」の基本姿勢がどのようなものか理解しておきましょう。以下の順に無理のない範囲で体を動かしてみてください。

蹲踞

1.つま先立ちになる
2.腰をまっすぐに落とし、お尻をかかとにつける
3.膝を左右に大きく開き、背筋をまっすぐに伸ばす

相撲の立ち合いのときの姿勢が「蹲踞」です。つま先立ちになってから腰を落しにくい場合は、次の方法で「蹲踞」の基本姿勢を取ってみましょう。

1.つま先を90度開き、かかとを下した状態でまっすぐに立つ
2.つま先立ちになりながら、ゆっくりとしゃがむ
3.背筋をまっすぐに伸ばす

【効果1】ポッコリお腹の解消

蹲踞」の姿勢を取ることで、さまざまな効果を期待できるといわれています。例えば、お腹を引き締める効果も期待できるでしょう。

お腹に緊張感がなく緩んだ状態では「蹲踞」の姿勢を取ることはできません。しゃがむときに自然とお腹に力が入るので、無理なくお腹を引き締められます。

太っているわけではないのにお腹だけポッコリと出ている人、また、最近スカートやズボンなどが入りにくいと感じている人は、「蹲踞」の姿勢を1日に数回取ってみてはいかがでしょうか。1回あたり5秒ほどでも引き締め効果を感じられることがあります。

【効果2】美しいくびれを作る

「蹲踞」の姿勢を取ると、骨盤も引き締まりますお腹だけが引き締まるのではなく、お腹周り、お尻周りも引き締まるので、美しいくびれが作れるでしょう。

美しいくびれを作るためにも、「蹲踞」は長くすれば良いというものではありません。1回5秒程度を1日に数回行い、無理なく続けていきましょう。

また、「蹲踞」の姿勢に慣れていないときは、バランスが取りにくく、転倒してしまうことがあります。慣れるまでは壁に手をついた状態で「蹲踞」の姿勢を取るようにしましょう。

【効果3】足首やふくらはぎの引き締め

「蹲踞」の姿勢で、足首やふくらはぎを引き締める効果も期待できます。「蹲踞」の姿勢に慣れてきて、あまり効果を実感しないときは、背筋を伸ばしたまま少し前傾姿勢にしてみましょう。内ももが適度にストレッチされ、引き締め効果を感じやすくなります。

【効果4】腰痛改善

股関節に不具合が生じると、腰痛の症状が出ることもあります。「蹲踞」の姿勢で股関節を開くことにより、腰痛が改善できるかもしれません。

なお、股関節由来の腰痛かどうかは、次の手順でチェックしてみましょう。

1.床に四つん這いになる。腕と太ももが床に対して垂直になるように意識する
2.背筋を伸ばしたまま、お尻をかかとにつけていく。このとき腕は曲げずに、上半身を後ろにスライドさせるように動かす

背筋を伸ばしたままお尻をかかとにつけることができれば、股関節由来の腰痛ではないと考えられます。しかし、お尻をかかとにつけるまでに背中や腰が丸まってしまうときは、股関節の動きがスムーズでないことが腰痛の原因になっているのかもしれません。「蹲踞」の姿勢を1日に何度か取り、股関節がスムーズに動くようにしておきましょう。

また、普段から猫背気味の人も、股関節の動きがスムーズではないことが腰痛の原因になっている可能性があります。「蹲踞」の姿勢を1日に何度かとり、意識的に背筋を伸ばすようにしましょう。

【効果5】尿漏れ予防にも

蹲踞」の姿勢は、骨盤の下にある「骨盤底筋(こつばんていきん)」を鍛える効果もあります。骨盤底筋が緩むと尿漏れしやすくなるので、「蹲踞」の姿勢を取ることは尿漏れ予防にもなると考えられるでしょう。

毎日数秒とはいえ、「蹲踞」の姿勢を取ることがなかなか習慣につきにくいと感じる人もいるかもしれません。習慣化することが難しいときは、わざわざ「蹲踞」の姿勢を取るのではなく、何かをするときについでに「蹲踞」するようにしてみましょう。

例えば床のものを拾うとき、単に手を伸ばすのではなく、蹲踞の姿勢になってから手を伸ばすことができます。無理のない範囲で毎日楽しく続けていきましょう。

1日数秒、「蹲踞」の姿勢に挑戦してみよう

「蹲踞」の姿勢を取ることで、腰痛改善や尿漏れ予防といった健康上の効果だけでなく、美しいくびれを作る、ポッコリと出たお腹を引き締めるなどの美容上の効果も期待できます。1回わずか数秒、数セットを繰り返しても1日に数十秒です。気軽にできる健康・美容法として続けてみてはいかがでしょうか。

蹲踞

無理をしないことも大切なポイントです。ひざなどに痛みがあるときは、無理に「蹲踞」をしないようにしましょう。また、慣れていないときは壁を手で支え、転倒予防をしてください。

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写真・イラスト/(C) shutterstock.com

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