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LIFESTYLE 漢字クイズ

2023.10.13

【蹲踞】は読み方ごとに2つの意味がある!? 武道の「蹲踞」の姿勢は健康にも良い!?

 

足首やふくらはぎの引き締め

「蹲踞」の姿勢で、足首やふくらはぎを引き締める効果も期待できます。「蹲踞」の姿勢に慣れてきて、あまり効果を実感しないときは、背筋を伸ばしたまま少し前傾姿勢にしてみましょう。内ももが適度にストレッチされ、引き締め効果を感じやすくなります。

腰痛改善

股関節に不具合が生じると、腰痛の症状が出ることもあります。「蹲踞」の姿勢で股関節を開くことにより、腰痛が改善できるかもしれません。

なお、股関節由来の腰痛かどうかは、次の手順でチェックしてみましょう。

1.床に四つん這いになる。腕と太ももが床に対して垂直になるように意識する
2.背筋を伸ばしたまま、お尻をかかとにつけていく。このとき腕は曲げずに、上半身を後ろにスライドさせるように動かす

背筋を伸ばしたままお尻をかかとにつけることができれば、股関節由来の腰痛ではないと考えられます。しかし、お尻をかかとにつけるまでに背中や腰が丸まってしまうときは、股関節の動きがスムーズでないことが腰痛の原因になっているのかもしれません。「蹲踞」の姿勢を1日に何度か取り、股関節がスムーズに動くようにしておきましょう。

また、普段から猫背気味の人も、股関節の動きがスムーズではないことが腰痛の原因になっている可能性があります。「蹲踞」の姿勢を1日に何度かとり、意識的に背筋を伸ばすようにしましょう。

尿漏れ予防にも

蹲踞」の姿勢は、骨盤の下にある「骨盤底筋(こつばんていきん)」を鍛える効果もあります。骨盤底筋が緩むと尿漏れしやすくなるので、「蹲踞」の姿勢を取ることは尿漏れ予防にもなると考えられるでしょう。

毎日数秒とはいえ、「蹲踞」の姿勢を取ることがなかなか習慣につきにくいと感じる人もいるかもしれません。習慣化することが難しいときは、わざわざ「蹲踞」の姿勢を取るのではなく、何かをするときについでに「蹲踞」するようにしてみましょう。

例えば床のものを拾うとき、単に手を伸ばすのではなく、蹲踞の姿勢になってから手を伸ばすことができます。無理のない範囲で毎日楽しく続けていきましょう。

1日数秒、「蹲踞」の姿勢に挑戦してみよう

「蹲踞」の姿勢を取ることで、腰痛改善や尿漏れ予防といった健康上の効果だけでなく、美しいくびれを作る、ポッコリと出たお腹を引き締めるなどの美容上の効果も期待できます。1回わずか数秒、数セットを繰り返しても1日に数十秒です。気軽にできる健康・美容法として続けてみてはいかがでしょうか。

無理をしないことも大切なポイントです。ひざなどに痛みがあるときは、無理に「蹲踞」をしないようにしましょう。また、慣れていないときは壁を手で支え、転倒予防をしてください。

蹲踞

写真・イラスト/(C) shutterstock.com

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