Domani

働く40代は、明日も楽しい!

 

LIFESTYLE雑学

2022.03.07

難読漢字が多い鳥の名前!【水鶏】←なんと読む?

「水鶏」は読み方が難しい鳥の名前の一つです。日本や北欧地域などを住処とし、警戒心が強いのが特徴。他にも鳥の名前の難読漢字はたくさんあるため、教養として読み方を覚えておきましょう。今回は「水鶏」の特徴や他の難読漢字をまとめました。

Tags:

「水鶏」は鳥の名前!正しい読み方は?

鳥の名前を表す難読漢字はたくさんあり、水に鶏と書く「水鶏」もその一つです。そのまま「みずどり」と読むのは誤りで、正解の読み方は3文字です。

水鶏

読み方を推測するためのヒントとしては、沖縄のみに生息する鳥の名前にも入っています。日本以外では北欧地域に生息するのも特徴です。次項から「水鶏」の読み方や特徴について見ていきましょう。

水鶏の読み方は「くいな」

鳥の固有名詞を表す水鶏の読み方、正解は「くいな」でした!
「水鶏」のほかに、「水雉」や「秧鶏」と表記されることもあります。辞書では以下のように説明されています。

【水鶏:くいな】
クイナ科の鳥。全長29センチくらいで尾は短い。背面は茶褐色で黒い縦斑があり、顔から胸は青ねずみ色。冬に湿地や水田でみられる。冬くいな。
ツル目クイナ科の鳥の総称。スズメ大から小形の鶏大のものまで約130種が世界中に分布。日本ではクイナ・ヒクイナなど11種が知られる。詩歌にとりあげられ、鳴く声を「たたく」といわれるのは夏鳥のヒクイナのこと。《季 夏》「―鳴くと人のいへばやさや泊り/芭蕉」

(引用すべて〈小学館 デジタル大辞泉〉より)

「水」という漢字が入っていることからもわかるとおり、「水鶏」は沼地や湿原など水の近くに生息していることが多いです。

「水鶏」は日本や北欧地域に生息する鳥

「水鶏」の主な生息地域は日本や北欧地域です。日本では北海道や東北北部で繁殖を繰り返します。冬になると本州の関東以南に姿を現すことから、「水鶏」は「冬鳥」とも呼ばれています。

日本以外ではスウェーデンなどの北欧地域で見られることが多いです。日本や北欧地域のほかには、イランや中国などのユーラシア大陸にも生息しています。

「水鶏」の特徴は警戒心が強くて雑食であること

「水鶏」の性格の特徴は警戒心が強いことです。半夜行性ということもあり、日が当たる明るい場所や人が集まるような場所に姿を現すことはあまりありません。

周囲に対して注意深くアンテナを張っており、小さな物音にも驚いて身を隠す習性があります。ただし「水鶏」は飛ぶことが苦手なため、飛んで逃げるのではなく草むらなどに逃げ込むのが特徴です。

両足ががっちりとしたフォルムに発達しているのは、危険なものから素早く逃げるためだと考えられています。生息地域は広範囲に渡りますが、このように警戒心が強いことから、人間が水鶏の姿を見る機会は少ないでしょう。

「水鶏」には雑食という特徴もあり、以下のような食べ物を食べます。

・昆虫
・小魚
・両生類
・甲殻類
・小動物
・植物の実や芽、根など

同じクイナ科の「山原水鶏」は何と読む?

「水鶏」には、同じクイナ科の「山原水鶏」という仲間がいます。こちらも読み方が難しいですが、ヒントは沖縄に生息する珍しい鳥です。
見当がついたでしょうか?正解は「ヤンバルクイナ」です!

「山原水鶏」について辞書で確認してみましょう。

【山原水鶏:やんばるくいな】
クイナ科の鳥。全長約30センチ。顔は黒く、上面は緑褐色、下面は黒と白の横縞模様で、くちばしと脚が赤い。飛翔力はほとんどない。沖縄本島北部の山林にすむ特産種。昭和56年(1981)新種として記載。天然記念物。

(引用すべて〈小学館 デジタル大辞泉〉より)

「山原水鶏」は飛べない鳥として知られています。茂みの中でひっそりと暮らす習性があり、仲間との伝達手段として鳴き声を活用するのが特徴です。飛べない代わりに脚力が優れており、脚の筋肉が胸の筋肉よりも発達しています。

山原水鶏」は沖縄にしか生息しておらず、天然記念物に認定されています。絶滅危惧IA類に指定されており、絶滅が危ぶまれる固有種の一つです。

「水鶏」以外にもある!鳥の難読漢字3つ

鳥を表す難読漢字は「水鶏」以外にもたくさんあり、代表的な3つの難読漢字には以下が挙げられます。

1.鳶
2.駝鳥
3.郭公

水鶏

いずれも読み方が難しく、誤って読まれることが多い漢字です。「水鶏」の読み方を理解したら、教養として「水鶏」以外の鳥を表す難読漢字も知っておきましょう。ここでは、それぞれの読み方や生態などを解説します。

【難読漢字1】鳶(とんび)

鳶」の読み方は「とんび」です。タカ目タカ科に分類される鳥で、とんび以外に「とび」と呼ばれることもあります。

タカ科に属する鳥の中では特に体が大きく、カラスよりもサイズが一回り大きいのが特徴です。「鳶」の生息地域は山から都心部まで広範囲に渡り、特に海の周りを住処とする個体が多いです。

「鳶」と混同されやすい鳥として、「鷹(たか)」「鷲(わし)」「隼(はやぶさ)」が挙げられます。実はこれらの定義の違いははっきりしておらず、サイズによって曖昧に分類されています。

・鳶(とんび):約60cm
・鷹(たか):約45cm~70cm
・鷲(わし):約85cm~100cm
・隼(はやぶさ):約35cm〜50cm

【難読漢字2】駝鳥(だちょう)

「駝鳥」の読み方は「だちょう」です。古くは「ほうごろう」と呼ばれていたこともあります。鳥に分類されますが、飛行ができない種類として知られています。空中よりも地上での生息に特化していることから脚が発達しており、速いスピードで走ることが可能です。

「駝鳥」と名付けられた由来にはラクダが関係しています。ラクダの漢字表記は「駱駝」で、「駝鳥」と同じ「駝」という漢字を含んでいることがわかるでしょう。「駝鳥」は脚が発達しているという特徴がラクダに似ていることから、ラクダの漢字を取って「駝鳥」と名付けられたとされています。

【難読漢字3】郭公(かっこう)

郭公」は童謡にも登場する鳥で、読み方は「かっこう」です。「郭公」と名付けられた理由は、「カッコー」というオスの鳴き声に由来します。ユーラシア大陸などに生息し、全長はおよそ35cm、見た目は全体的に灰色です。

「水鶏」が冬鳥と呼ばれるのに対し、5月頃に現れる「郭公」は夏鳥と呼ばれます。また、「郭公」は「閑古鳥(かんこどり)」や「合法鳥(がっぽうどり)」、「かっこうどり」と呼ばれることもあります。

「閑古鳥が鳴く」は人が寄り付かない場所を表す言葉ですが、これは寂しさを感じさせる「郭公」の鳴き声から生まれた表現です。

まとめ

水鶏」は鳥の固有名詞を指す難読漢字で、「くいな」と読むのが正解です。飛行を苦手とするのが特徴で、飛べない代わりに脚力が発達しています。非常に警戒心が強く、人の目に触れる場所に姿を見せることは滅多にありません。

水鶏

「水鶏」以外にも鳥を表す難読漢字はたくさんあり、例えば「鳶」や「駝鳥」などが挙げられます。「水鶏」の読み方や生態とあわせて、さまざまな難読漢字を覚えておきましょう。

こちらの記事もおすすめ!

初夢に出ると縁起がいい【一富士、二鷹、三茄子】の続きとは? 諸説ある由来もチェックしよう
「鵞鳥」はなんて読む? アヒルとの違いは? 特徴・童話・英語名もご紹介

 

写真・イラスト/(C) Shutterstock.com

Domaniオンラインサロンへのご入会はこちら

Read Moreおすすめの関連記事