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2023.12.11

「山茶花(さざんか)」の花言葉とは? 特徴や開花時期、椿との違い

 

愛嬌、あなたは私の愛を退ける

こちらは白い「山茶花」の花言葉です。冬の風に吹かれながらも健気に咲く姿に、昔の人は愛らしさを感じたのでしょうか。「愛嬌」という花言葉がつけられています。

永遠の愛

こちらはピンク色の「山茶花」の花言葉。冬が来て他の花が枯れても、「山茶花」は寒さに負けずひたむきに咲き続けます。その姿から「永遠の愛」という言葉がつけられたようです。

「山茶花」と椿の違いとは?

冬の庭に彩りを添えてくれる植物に「山茶花」と「椿」があります。どちらもよく似ているため見かけた時に違いがわからない、という方も多いのではないでしょうか? わかりやすい見分け方やポイントを紹介します。

山茶花

花びらが落ちる方が「山茶花」

「山茶花」と「椿」の一番の見分け方は、花の散りかた。花びらがばらばらに散っているのが「山茶花」。花首ごと落ちているのが「椿」です。違いに迷ったときは、ぜひ足元をみてみましょう。ちなみに「椿」は、花が丸ごと落ちる姿から「首が落ちる姿に似ていて縁起が悪い」とされ武士に嫌われていました。有名なエピソードですね。

10月頃から開花する方が「山茶花」

「山茶花」と「椿」は、開花時期も若干異なります。「山茶花」は、10月から12月。「椿」は12月から4月です。秋頃から開花しているものは「山茶花」である可能性が高いといえます。ただし、花の品種や気候によっても変わってくるため、迷ったときは他の見分け方と併用してみましょう。

花が平面的で薄い方が「山茶花」

見た目もそっくりな両者ですが、若干特徴に違いが見られます。椿に比べて、花が平面的で薄いのが「山茶花」です。対して花が筒状で花びらに厚みのあるものが「椿」です。ただし、両者とも八重咲きなどの種類があるため見分けがつきにくいことも。シンプルな「山茶花」や「椿」ほど見分けやすいポイントといえるでしょう。

葉っぱのぎざぎざが深い方が「山茶花」

花が咲いていない時期は「葉っぱ」で見分けることもできますよ。葉っぱのぎざぎざのことを「鋸歯(きょし)」といいますが、このぎざぎざが深いものが「山茶花」。比較的浅いものが「椿」です。今度公園や庭で見かけたときは、葉もチェックしてみましょう。

葉っぱに毛が生えている方が「山茶花」

両者は葉も似ていますが、「山茶花」の方が葉の大きさがやや小ぶりです。また、葉に細かな毛が生えているものが「山茶花」。葉に毛が生えていないものが「椿」です。ちなみに実のもととなる子房の部分にも「山茶花」は毛が生えていますが、「椿」にはほとんど見られません。種類によっても若干の差はあるかもしれませんが、迷ったときは参考にしてみましょう。

英語表現とは?

「山茶花」は、英語の学名である「Camellia sasanqua」や「camellia」といいます。「camellia」とは「椿」という意味です。

最後に

「山茶花」の特徴や種類、花言葉などを紹介してきました。 「山茶花」は、古くから観賞用として親しまれていたようですね。また、花だけではなく木材は建築に使われていたり、種は髪につける油に利用されていたりと、昔の人々の生活に役立っていた植物であることもわかりました。

ぜひ今度、公園や街中で見かけたときは、先述したポイントを参考に、「山茶花」か「椿」か見分けてみてはいかがでしょうか?

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