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LIFESTYLE 四字熟語

2023.12.14

「一蓮托生」の意味や読み方とは? 由来や使い方、類語、英語表現を解説

 

運命共同体

2つ目の類語が「運命共同体」です。意味は以下の通りです。

所属する人が、繁栄するときも衰亡するときも運命をともにする組織や団体。また、その関係にあること。(<小学館デジタル大辞泉>より)

結婚式では牧師さんの前でいかなる時も相手を愛し続けることを誓うものですが、そういう意味で結婚相手も運命共同体といえるかもしれませんね。

例文

・私たちは永遠に運命共同体であることを誓った。
・家族はどんな時でも運命を共にする。つまり運命共同体だ。

一蓮托生

死なば諸共

死なば諸共(もろとも)」は、歴史小説や戦争映画などで登場するセリフです。現代ではあまり馴染みのない表現ですね。「ともに死ぬ覚悟でことを行おう。たとえ死ぬなら一緒に死のう」という誓いの言葉や「道連れにしてやる」という脅し文句として使われます。

「一蓮托生」や「運命共同体」が誰かと運命を共にすることを前向きに捉えた言葉なら、こちらはネガティブな意味も含まれた表現といえるでしょう。

例文

・死なば諸共! と叫び、軍隊は突撃していった。
・死なば諸共道連れにしてやる! と男は襲いかかってきた。

英語表現とは?

「一蓮托生」は仏語なので直訳できる英語表現はありません。そこで「運命を共にする」という意味の英語に絞ってみていきましょう。「運命」を表す単語には「destiny」「fate」、そしてやや硬い表現である「lot」があります。

他に近い表現としては、「Common destiny(運命共同体)」「Die all together(死なばもろとも)」「share the same fate(運命を共にする)」が挙げられます。また、比喩表現では「同じ船に乗る=運命を共にする」という意味の「same boat」があります。

最後に

「一蓮托生」の意味や使い方、類語などは理解できましたか? 「一蓮托生」は、元々仏語で死後も同じ蓮の花の上に生まれること。そこから転じて、「どんなことがあっても運命を共にすること」という意味で、結婚式などで使われるようになりました。相手との固い絆を表す言葉として、活用してはいかがでしょうか。

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