付き合う人を選ぶ
仕事においてもプライベートにおいても、付き合う人を選ぶことで、「減り張り」がつけられるようになります。
例えば、同僚や友人が「減り張り」のある行動をしていれば、自然にその姿から学ぶことも多いでしょう。だらだらと会議や飲み会をして、時間を無駄にする可能性も低いといえます。
逆に周囲が遅刻に寛容だったり、行き当たりばったりの行動が目立ったりしていると、自分も影響を受けて生活スタイルが似てきてしまう可能性があります。
「減り張り」がある人とない人の差
「減り張り」のある生活が送れる人とそうでない人を比べると、次の3つのポイントで違いがみられることが多いです。
・周囲への接し方
・自分への接し方
・計画性
両者の違いを知れば、きっと「減り張り」をつけるコツが掴めるでしょう。「減り張り」のある人とない人の特徴をそれぞれご紹介します。
自分と照らし合わせながら確認してみてください。
「減り張り」がある人の特徴
「減り張り」をつけるのが上手いといわれる人には、下記の様な特徴が共通しています。
・気配り上手
・自分に厳しい
・計画性を持って行動する
自分を甘やかさずに時間やタスクを管理し、周囲の人に迷惑をかけないように行動すれば、「減り張り」のある生活スタイルを実現しやすいといえるでしょう。
ご紹介した3つのポイントを心掛ければ、「減り張り」のある人に近づけるはずです。
「減り張り」がない人の特徴
反対に、「減り張り」がない人には次のような特徴が見受けられます。
・周りより自分を優先
・自分に甘い
・計画性がない
自分に甘いため、ついつい周囲の人より自分を優先してしまう傾向があり、計画通りにものごとを進めるのが苦手である場合が多いです。
まずは自分より社会や一緒に過ごす相手のことを意識してみましょう。徐々に「減り張り」のある行動が取れるようになるでしょう。
まとめ
「減り張り」の読みは「メリハリ」で、ゆるむことと張ることを意味します。また、2つ目の意味はものごとの強弱をはっきりさせることです。
「減り張り」はもともと、演奏や演劇において音色を表す言葉でしたが、現在では強弱や緩急をつける意味でより頻繁に用いられています。
「減り張り」のある生活を送るには、自分より周りを優先して計画的に行動することです。仕事と休息時間の減り張りをつけながら、充実した日々を過ごせるようにしましょう。
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(引用全て〈小学舘 デジタル大辞泉〉より)