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2022.03.11

【最早】←なんと読む?意味や類義語、対義語も解説

「最早(もはや)」とは、「すでに」や「まさに」などを意味する言葉です。どのような使い方をするのか、例文を通して見ていきましょう。また、類語や対義語、それぞれを使った例文も紹介するので、ぜひ使いこなしてください。

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「最早」は「もはや」と読む

「最早」は「もはや」と読み、何かが実現しようとしている様子を表す言葉です。また、何かの事態が進み、もう止められないところまで来ているときも、「最早」という言葉で表現します。

最早

【最早】もはや
1.ある事態が実現しようとしているさま。早くも。まさに。「―今年も暮れようとしている」
2.ある事態が変えられないところまで進んでいるさま。今となっては。もう。「―如何ともしがたい」「―これまで」

(引用〈小学館 デジタル大辞泉〉より)

「最も早い」の意味では「さいそう」と読む

「最早」は「最も早い」と表記しますが、「もはや」と読むときは「最も早い」という意味はありません。しかし、「さいそう」と読むときは、「最も早い」の意味を示します。

例えば、次のように使うときは、「さいそう」と発音し、最も早いという意味を表していると考えられるでしょう。

【最早】開始日(さいそうかいしび)は明日です。明日の10時以降に来てください。
・【最早】開花予定日(さいそうかいかよていび)は来週となっていますが、今日のような温かな気候が続けば、今週末にはつぼみのほころびが見られるでしょう。

時間に区切りをつけるときに使う

「最早」を「もはや」と読むときは、時間に区切りをつける意味で用いることが一般的です。例えば、次のように使うときは、時間の区切りをつけているといえます。

【最早】どうしようもない。これ以上は何かをするだけ無駄だ。運命を天に任せてじっとしていよう。
・今まで遅れないようにとタスキを繋いで来たけれど、【最早】これまでだ。ここまで差が開いたのなら、追いつこうとはせずに自分の力の及ぶ限り走り続けよう。

いずれも今まで継続してきたことを「最早」という言葉で区切り、異なる行動へと切り替えている例です。最初の例であれば、今までは状況打破のために努力をしたけれど、何かのきっかけで観念し、何もしないというそれまでの行動とは真逆の選択をしています。

何かが実現しようとしているときにも使う

何かが実現しようとしているときにも、「最早(もはや)」を使うことがあります。時間に区切りをつけるときは、話者本人が何らかの行動を主体的に行っていますが、何かが実現しようとしているときは、話者は傍観者としての立場であることが多いです。

いくつかの例から、使い方を見ていきましょう。

・【最早】今年も終わりだ。一年を振り返ってみれば、何かと慌ただしいことばかり起こった気がする。
・【最早】試験まで10日も残っていない。今更ジタバタしても仕方ないので、風邪を引かないように体調管理に努めていきたい。

今年が終わるのも、試験まで10日しか残っていないのも、いずれも時の流れであり、話者自身は何もできません。このように傍観者として時間が過ぎていくのを見守るときに、「最早(もはや)」という言葉を使うことがあります。

「最早」の類語と使い方をご紹介

「最早」を「もはや」と読むときは、別の言葉で置き換えることが可能です。よく似たニュアンスで使える言葉に「すでに」と「とうに」があります。それぞれの使い方を例文から見ていきましょう。

最早

【類義語1】すでに

何かが実現しようとしているときに「最早(もはや)」で表現することができますが、「すでに」でも表現可能です。いくつか例文を紹介するので、使い方をつかんでいきましょう。

・【すでに】こちらは片付いたよ。君がすることは何もないよ。
・走ったけれども電車には間に合わなかった。ホームに到着したときは、【すでに】出発した後だった
・【すでに】お腹いっぱいなので、これ以上は注文しないでください。

【類義語2】とうに

時間的に区切りをつけるニュアンスで「最早(もはや)」を使うときは、「とうに」という言葉で置き換えられることもあります。いくつかの例文から使い方を理解していきましょう。

・どんなに急いで走っても無駄だ。少し前に汽笛が聞こえたので、【とうに】電車は出発したのだろう。
・今更そんなことを言っているの?その話は【とうに】終わっているよ。
・ようやく過去問を全部解いたと思ったら、山田くんは【とうに】3回も終わっていた。あそこまで勉強していれば、資格取得も夢ではないだろう。

「最早」の対義語と使い方をご紹介

「最早(もはや)」の反対の意味の言葉としては、「未だに」と「今なお」が挙げられます。「未だに」とは何かの事象が続いていること、特定の出来事がまだ実現していないことを示す言葉です。時間に区切りをつける、あるいは特定の出来事が実現しようとする様子を示す「最早」とは対極にあるといえるでしょう。

最早

また、「今なお」も、何かの事象が続いたり、特定の出来事がまだ実現していない様子を示します。それぞれ例文を紹介するので、ニュアンスや使い方をマスターしましょう。

【対義語1】未だに

「未だに」を使った例文をいくつか紹介します。

【未だに】電話がかかって来ない。合格者だけに電話連絡があるといっていたから、どうも落ちたようだ。
・【未だに】彼女は彼のことが忘れられないようだね。似たような背格好の人を目で追いかけているよ。
・彼女に君のことを尋ねたら、とんでもない男だと言っていた。【未だに】君がした仕打ちを彼女は許していないようだ。

いずれも、まだ特定の状態が続いている様子や実現していない状況を示しています。使いこなして言葉のレパートリーを増やしましょう。

【対義語2】今なお

「今なお」を使った例文をいくつか紹介します。

・一時の勢いは失っているものの、【今なお】彼女のバレエには心を揺さぶるものがある。
・【今なお】、私にとって彼は唯一の恩師と呼べる方です。本当にお世話になりました。
・彼女の家に行ったら、【今なお】昔のままの様子だった。学生の頃を思い出して懐かしい気持ちになった。

いずれも、「未だに」と同様、特定の状態が続いている様子や、何かが実現していない状況を表現しています。日常生活でも「今なお」を使ってみましょう。

まとめ

「最早」は、「もはや」と読むことが一般的です。時間の区切りをつけるとき、あるいは何かが実現しようとしている様子を表現するときに用います。

最早

あまり頻繁には用いませんが、「さいそう」と読むこともあるでしょう。この場合は、最も早いの意味で用います。状況に合わせて正しい読み方を選び、相手に伝わるように表現しましょう。

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