パーゴラ
「パーゴラ」は住居の軒先や庭に設けられる、つる植物が絡みつくように木材や丈を組んでつくる屋根のようなもののことです。日本では藤棚や日陰棚(ひかげだな)などと呼ばれています。もともと、イタリアでブドウ棚を指す言葉として使われていました。
パーゴラにつる植物を絡ませたり、上から布を被せたりすることで日陰をつくることが可能です。また、庭に植物を増やすという目的でも利用されます。パーゴラに絡ませるのに使われる植物は、ブドウや藤のほか、バラやノウゼンカズラなどがあります。
パーゴラと「四阿」は相性の良いアイテムであり、2つをセットにして設置することで庭をより美しく装飾することができるでしょう。
【目次】
まとめ
「四阿」は「しあ」、「あずまや」と読み、屋根と四方の柱から構成される小さな建物を意味する言葉です。休憩や眺望を目的につくられるもので、公園でよく見られます。
「四阿」の「阿」には棟つまり屋根の頂部という意味があり、「阿」と「四」を組み合わせることで、屋根が四方にふき下ろされているさまをあらわしています。
関連する建築物としては西洋の「四阿」というべきガゼボ、また「四阿」と相性の良いパーゴラが挙げられるでしょう。パーゴラは藤棚に代表される、つる植物を絡ませる棚のような屋根のことです。
正しく読むことが難しい「四阿」ですが、読み方と意味を知ることで知識の幅を広げることができます。公園での休憩も、新たな視点で楽しめるようになるかもしれません。
写真/(C) Shutterstock.com
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