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2022.02.16

「金字塔」の語源は!? 正しい意味や使い方・英語表現も解説

「金字塔」と聞くと歴史的快挙や大きな業績を残すことをイメージしますが、語源は皆さんのよく知る世界的に有名なアレだったんです。今回は「金字塔」の語源からその理由、正しい意味、使い方、英語表現まで合わせて解説していきます。

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「金字塔」の意味や読み方とは?

「金字塔」と漢字で書いてあると、スラリと読めないこともあるかもしれません。まずは正しい意味や読み方をチェックしていきましょう。

金字塔

■読み方や意味

金字塔」は「きんじとう」と読み、意味は以下の通りです。

1 ピラミッド 2 後世に永く残るすぐれた業績。不滅の業績。(<小学館 デジタル大辞泉>より)

「金字塔」は、後の世にも語り継がれるような偉業のことをいいます。

「金字塔」の語源とは?

金字塔

上記にもあるように、「金字塔」とはエジプトのピラミッドのこと。「金の字に似ている塔」ということから由来します。ピラミッドは古代に造られ、現在にも残る偉大な建造物であることから、偉大な業績の代名詞として「金字塔」と表現されるようになりました。

また、日本語と中国語における「金字塔」の意味は、ほぼ同じ。しかし、現在日本では、ピラミッドのことを「金字塔」とあまりいいませんよね。しかし中国で「金字塔」は「ピラミッド」のことをいい、「偉業」という意味で「金字塔」と表現することはあまりないようです。

「金字塔」の使い方を例文でチェック

「金字塔」の意味や語源がわかったところで、次はどの様に使うのかを例文でチェックしていきましょう。

1:「彼は数々の金字塔を打ち立てた野球界のスーパールーキーだ」

「金字塔を打ち立てる」、この言葉はスポーツのシーンなどでよく見聞きする表現ですよね。「打ち立てる」とは「物事を確立すること」という意味です。つまり「金字塔を打ち立てる」とは、「後世に残るような偉大な業績を確立すること」。スポーツのシーンでは、前人未到の新記録を樹立した時などによく使われる表現です。

2:「彼女は音楽界の金字塔的存在だ」

「金字塔的存在」とは、「後の世にも語り継がれるような偉大な存在」というニュアンスの表現。このフレーズは、「彼女は音楽界で今後も語り継がれていくような偉大な存在だ」ということをいっています。

3:「この業界の金字塔となれるよう努力する」

「金字塔となる」とは、「偉大な業績をあげる」や、所属している場所において、ずっと名前が残るような偉業を成し遂げることをいっています。

「金字塔」の類語や言い換え表現とは?

「金字塔」の言い換え表現には「業績」・「偉業」・「功績」・「レコード」が挙げられます。詳しい意味や例文をみていきましょう。

金字塔

「業績」

「業績」の意味は以下の通りです。

事業や学術研究の上で獲得した成果。(<小学館 デジタル大辞泉>より)

「業」には「学問」や「仕事」という意味が含まれ、「績」は「手柄」や「仕事で良い成果をあげる技」を表す漢字。この場合、「積み上げる」という字の「積」ではありません。「業績」は主に、仕事や学問において獲得した成果を限定していいます。スポーツの分野で良い成績をおさめた場合、「業績」という表現はあまりしません。その場合は、「実績」と表すことが多いでしょう。

「業績」は仕事や学問に限定されるのに対して、「実績」は「実際に挙げた成果」をいい、スポーツの分野など幅広い場面で使うことができる表現です。

(例)ウィルス研究の分野において偉大な業績を残した。

「偉業」

「偉業」の意味を辞書で調べてみると、以下のようにあります。

偉大な事業。すぐれた仕事。(<小学館 デジタル大辞泉>より)

「偉」は「えらい」や「立派なこと」、「人並み以上にすぐれていること」という意味を持つ字。「業」は「仕事」や「事業」、「行っていること」を表します。そのことから「偉業」とは、「大抵の人がなしえることができない偉大な事業」という意味の言葉です。

(例)彼は前人未踏の山を登攀するという偉業を成し遂げた。

「功績」

「功績」の意味をみていきましょう。

あることを成し遂げた手柄。すぐれた働きや成果。(<小学館 デジタル大辞泉>より)

「功」は「優秀な仕事」や「手柄」といった意味を持つ字。「功績」は、小さな成果をいうのには相応しくありません。国や社会に対して、大きく貢献するような成果をあげたときに用いる言葉です。

(例)長年、社会福祉に貢献してきた彼女の功績をたたえてパーティーが開催された。

「レコード(record)」

「レコード」は「記録」を意味する英語。特にスポーツにおいて、各競技の最高記録をいい、「ワールドレコード(世界記録)」などのように用います。

(例)彼が試合に出ると、いつもワールドレコードを塗り替える。

「金字塔」の対義語とは?

「金字塔」の明確な対義語はありません。しかし、「金字塔」は「偉大な業績」を意味する言葉。その意味を「良い成果を残すこと」と捉えると、対義語には「罪過」や「汚点」が挙げられるでしょう。

罪過

「罪過(ざいか)」は「罪や過ちを犯すこと」や「罪に対する処罰」をいいます。「罪」は「法に反する行い」のこと。「過」は「あやまち」を表します。「罪過を犯す」や「罪過を悔いる」などのように用いる言葉です。

(例)昔犯した罪過を悔やんでも悔やみきれない。

汚点

「汚点(おてん」は「汚れ」や「不名誉なこと」という意味。また、「汚点を残す」などというように「恥ずかしいこと」、「キャリアに傷をつけるようなこと」という意味合いを含んでいます。

(例)あの大失敗は彼の華麗なキャリアの中で唯一の汚点だ。

「金字塔」を英語で表現するには?

「金字塔」は英語で「milestone 」や「monument」という単語を使って表現することができます。意味や使い方を詳しくみていきましょう。

金字塔

「a milestone 〜」

milestone 」は、「人生の節目」や「歴史的重大な事件」、「画期的な出来事」というニュアンスの言葉です。「a milestone 〜」は、「〜の金字塔」を表現することができます。

(例)「The TV show is a milestone in the TV history.」(そのテレビ番組はテレビ史に残る金字塔だ)

「reach milestone」

目的に達する」という意味の「reach」を使い「reach milestone」とすると、「金字塔を打ち立てる」という意味合いを表すことができます。

(例)「She has reached milestone.」(彼女は金字塔を打ち立てた)

「a monument of 〜」

monument 」は「歴史的に重要な建築物」という意味。「a monument of 〜」で「〜の金字塔」を表します。

(例)「A monument in the field of medical profession.」(医学会の金字塔)

最後に

「金字塔」の語源はピラミッドであることがわかりました。また、エジプトにあるピラミッドを「金字塔」ということを、知らなかったという人も多いのではないでしょうか。「金字塔」は、よく耳にしたり使う言葉だけに、詳しい意味や語源を知っておきたいものですね。

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