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2023.10.16

「金字塔」の語源は!? 正しい意味や使い方・英語表現も解説

「金字塔」と聞くと歴史的快挙や大きな業績を残すことをイメージしますが、語源は皆さんのよく知る世界的に有名なアレだったんです。今回は「金字塔」の語源からその理由、正しい意味、使い方、英語表現まで合わせて解説していきます。

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「金字塔」の意味や読み方とは?

「金字塔」と漢字で書いてあると、スラリと読めないこともあるかもしれません。まずは正しい意味や読み方をチェックしていきましょう。

金字塔

■読み方や意味

金字塔」は「きんじとう」と読み、意味は以下の通りです。

1 ピラミッド 2 後世に永く残るすぐれた業績。不滅の業績。(<小学館 デジタル大辞泉>より)

「金字塔」は、後の世にも語り継がれるような偉業のことをいいます。

「金字塔」の語源とは?

金字塔

上記にもあるように、「金字塔」とはエジプトのピラミッドのこと。「金の字に似ている塔」ということから由来します。ピラミッドは古代に造られ、現在にも残る偉大な建造物であることから、偉大な業績の代名詞として「金字塔」と表現されるようになりました。

また、日本語と中国語における「金字塔」の意味は、ほぼ同じ。しかし、現在日本では、ピラミッドのことを「金字塔」とあまりいいませんよね。しかし中国で「金字塔」は「ピラミッド」のことをいい、「偉業」という意味で「金字塔」と表現することはあまりないようです。

「金字塔」の使い方を例文でチェック

「金字塔」の意味や語源がわかったところで、次はどの様に使うのかを例文でチェックしていきましょう。

「彼は数々の金字塔を打ち立てた野球界のスーパールーキーだ」

「金字塔を打ち立てる」、この言葉はスポーツのシーンなどでよく見聞きする表現ですよね。「打ち立てる」とは「物事を確立すること」という意味です。つまり「金字塔を打ち立てる」とは、「後世に残るような偉大な業績を確立すること」。スポーツのシーンでは、前人未到の新記録を樹立した時などによく使われる表現です。

「彼女は音楽界の金字塔的存在だ」

「金字塔的存在」とは、「後の世にも語り継がれるような偉大な存在」というニュアンスの表現。このフレーズは、「彼女は音楽界で今後も語り継がれていくような偉大な存在だ」ということをいっています。

「この業界の金字塔となれるよう努力する」

「金字塔となる」とは、「偉大な業績をあげる」や、所属している場所において、ずっと名前が残るような偉業を成し遂げることをいっています。

「金字塔」の類語や言い換え表現とは?

「金字塔」の言い換え表現には「業績」・「偉業」・「功績」・「レコード」が挙げられます。詳しい意味や例文をみていきましょう。

金字塔

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