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2022.05.23

【大は小を兼ねる】の意味をチェック! 例文や類語も解説します

「大は小を兼ねる」とは、大きなものは小さいものの代わりになり、幅広く役立つという意味があります。中国の故事が由来の言葉です。本記事では「大は小を兼ねる」の意味や例文のほか、類語や反対語を紹介します。ぜひ参考にしてください。

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「大は小を兼ねる」の意味は?

「大は小を兼ねる」は「だいはしょうをかねる」と読みます。大きいものは小さいものの効用も併せ持っているという意味です。「兼ねる」は1つで2つ以上の使い道があるという意味で、何事も小さいよりは大きい方が使い道が多くて便利という意味合いがあります。

大は小を兼ねる

【大は小を兼ねる】
大きいものは、小さいものの役目もすることができる。

(引用〈小学舘 デジタル大辞泉〉より)

大は小を兼ねる」は、中国の故事を由来とする言葉です。ここでは、「大は小を兼ねる」の由来などを見ていきましょう。

中国の故事が由来

「大は小を兼ねる」の由来は、中国の前漢時代に書かれた儒学者・董仲舒(とうちゅうじょ)の書物である『春秋繁露(しゅんじゅうはんろ)』の中にある一文です。

「夫それ已に大なる者あらば、又小なる者を兼ぬ」という文で、「賢者(大なる者)は愚者(小なる者)の振る舞いもすることができる。だから、天下で役に立てるのは賢者だけだ」という意味になります。

「大は小を叶える」とも言う

「大は小を兼ねる」は「大は小を叶える(だいはしょうをかなえる)」とも言い、どちらも意味は同じです。大きければ小さいものの役割も果たせるということを表します。

例えば、バッグを購入するとき、小さいものでは必要なものが入らない可能性がある場合、大きいものを購入しておけば失敗する恐れがありません。そのような場合に「大は小を兼ねる」、あるいは「大は小を叶える」という言葉が使われます。

「大は小を兼ねる」の例文

「大は小を兼ねる」の意味をより深く理解するため、例文をいくつかご紹介します。

大は小を兼ねる

・一人暮らしであるが、【大は小を兼ねる】と思ったので大きめの洗濯機を購入することにした
・スーツケースをどの大きさにするか迷ったが、【大は小を兼ねる】で大きい方を選んだ
・大きすぎるソファを購入して、部屋が狭くなってしまった。必ずしも【大は小を兼ねる】とは言えない
・欲しい服がひとつ上のサイズしかなかったが、【大は小を兼ねる】ということで購入することにした
【大は小を兼ねる】というものの、状況によっては小さい方がいいときもある

「大は小を兼ねる」の類語

「大は小を兼ねる」には、よく似たことわざがいくつかあります。「大きな物は細う使われる」は、「大は小を兼ねる」とほぼ同じ意味の言葉です。「備えあれば憂いなし」や「転ばぬ先の杖」は、「大は小を兼ねる」が持つ「大きなものを持って入れば安心」という意味に通じるものがあります。

大は小を兼ねる

一緒に覚えておけば状況に応じて適宜使い分け、豊かな会話ができるでしょう。ここでは、「大は小を兼ねる」の類語をご紹介します。

【類語1】大きな物は細う使われる(おおきなものはほそうつかわれる)

大きな物は細う使われる」は大きなものは小さくしても使うことができるという意味です。「大は小を兼ねる」とほぼ同じ意味で使われますが、「大きな物は細う使われる」の方が、より具体的な状況を表しています。

【例文】
・【大きな物は細う使われる】と言うし、子ども服は大きめを買っておいてもいいと思う

【類語2】備えあれば憂いなし(そなえあればうれいなし)

「備えあれば憂いなし」は、普段からいざというときの準備をしておけば、万が一の事態でも慌てることはないという意味です。中国の故事が由来とされています。

「大は小を兼ねる」は「大きいものは小さいものの役割もするため便利」という意味合いがあり「準備があれば心配がない」という意味の「備えあれば憂いなし」とは似たニュアンスがあるといえるでしょう。

【例文】
・【備えあれば憂いなし】で、食料の備蓄は常に確保している

【類語3】転ばぬ先の杖(ころばぬさきのつえ)

「転ばぬ先の杖」とは、いざというときに備え、十分な準備をしておくという意味です。「備えあれば憂いなし」と同じく、不測の事態に備えることを表しています。自分への戒めや教訓、あるいは周りに注意喚起するときの言葉として使われることが多い言葉です。

【例文】
・【転ばぬ先の杖】として、少しずつでも貯蓄をすることが大切だ

「大は小を兼ねる」の対義語

「大は小を兼ねる」には対義語もあります。大きすぎても意味がないという意味の「長持ちは枕にならぬ」、大きなものは必ずしも小さいものの代わりにはならないという意味の「杓子は耳掻きにならぬ」などが挙げられます。

大は小を兼ねる

反対の言葉も知ることで、「大は小を兼ねる」の理解をさらに深めることができるでしょう。それぞれの意味をご紹介します。

【対義語1】長持ちは枕にならぬ(ながもちはまくらにならぬ)

「長持ちは枕にならぬ」とは、「大は小を兼ねる」とはいえ、そうではない例もあるという意味です。「長持ち」は長い衣装箱のことで、長い衣装箱は枕に似ているが枕の代わりになれないということを表しています。

「大は小を兼ねる」を否定するものではありませんが、例外もあることを示している言葉です。

【例文】
・【長持ちは枕にならぬ】とはよくいったもので、大きい鍋を購入したら扱いづらくて仕方ない

【対義語2】杓子は耳掻きにならぬ(しゃくしはみみかきにならぬ)

「杓子は耳掻きにならぬ」とは、大きいものは必ずしも小さいものの代わりにはならないという意味です。杓子とはご飯を炊飯器などから食器に取り分けるために使う道具のことで、大きくても耳掻きの代わりにはならないことを表しています。

例えば、自分のサイズより大きい靴を購入しても履きづらいだけで、大きければいいわけではありません。そのような場合もよくあることを伝える言葉です。

【例文】
・【杓子は耳掻きにならぬ】というが、小さくてコンパクトな方が扱いやすい製品は多い

まとめ

「大は小を兼ねる」とは、大きいものは小さいものの代わりになるという意味です。何事も大きいものを選んだ方が便利だということを表しています。

大は小を兼ねる

「備えあれば憂いなし」や「転ばぬ先の杖」など、似たニュアンスのことわざがあるため、合わせて覚えておくとよいでしょう。また、「大は小を兼ねる」とは言えない場合もあるという意味の対義語もあります。例文も参考に、「大は小を兼ねる」の意味を確認しておきましょう。

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写真・イラスト/(C) Shutterstock.com

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