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2022.11.03

【端折る】には3種類の読み方がある!言葉の意味やより丁寧な類語を解説

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割愛する(かつあいする)

ビジネスセミナーなど、かしこまった場面では「端折る」ではなく「省略する」「割愛する」を使おう

割愛する」の「割」には「分ける」という意味が、「愛」には「大切に想う」という意味があり、「惜しみつつも省くこと」を意味します。そのため、“本当であれば省きたくない部分だが、余裕がないためやむを得ず省く”といったニュアンスで使われます。不必要なことに対して割愛しますと伝えるのは間違いになるため、注意しましょう。

なお、端折るや省略するという言葉には、割愛するとは違って「省く部分を惜しく思う気持ち」は含まれていません。割愛するという言葉を使った例文は、以下のとおりです。

例文

・こちらの資料についても詳しくご説明したいところですが、時間の都合上割愛させていただきます
・スケジュールよりも時間が押しています。〇〇の予定でしたが割愛し、次に進めたいと存じます。

 

なお、割愛するを使う場合には、「のちほどこちらの資料でご確認ください」などというように、省いた部分についても言及しておくと良いでしょう。

ビジネスで敬語として使うなら言い換えを

先述のとおり、端折るという言葉にはくだけたニュアンスがあります。話し言葉として使われるケースが多いため、ビジネスシーンで敬語として使う場合には言い換えたほうが無難でしょう。

なお、「カットする」も話し言葉として使う場合が多く、あらたまった場面では使いにくいため注意が必要です。省いた部分を惜しむ気持ちがあれば割愛を、惜しむ気持ちがなければ省略を使って言い換えをしましょう。

端折るの意味を理解して正しく使おう

切り取り線をハサミで切るイメージイラスト

端折るという言葉には、「着物の裾を折り上げて帯などに挟むこと」と「ある部分を省いて短くすること」という意味があります。もともとは前者の意味で使われていましたが、現在では校舎の「部分的に省くこと」という意味で使うケースが多いようです。

なお、ほかの言葉に言い換えたい場合には、省略する・割愛する・かいつまむ・カットするなどの類語を使って表現できます。

言葉が持っている意味や語源、使い方、類語などをしっかりとチェックして、さまざまな言葉を正しく使えるようになりましょう。

▼今さらきけない?言葉の使い方を解説。こちらの記事もチェック!

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