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2023.11.11

「飄々とした人」ってどんな人? 意味・類語・飄々としたキャラの特徴も解説

文章で「飄々とした人」とあっても、なんて読むの?どんな人? と思う人もいるかもしれません。今回はこの「飄々とした人」の意味から類語、飄々としたキャラの特徴まで解説していきます!

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「飄々」の意味や読み⽅とは?

「漢字だけ見ると、読み方がわからない」という人もいるかもしれません。まずは、「飄々」の読み方と意味を一緒に見てみましょう。

読み⽅と意味

「飄々」の読み方は「ひょうひょう」です。ビジネスシーンでも、聞いたことがある人も多いことでしょう。その意味は辞書によると、次のとおり。

1 風の吹くさまや、その音を表す語。2 風に吹かれてひるがえるさま。3 足元がふらついているさま。また、目的もなくふらふらと行くさま。4 考えや行動が世間ばなれしていて、つかまえどころのないさま。(<小学館 デジタル大辞泉>より)

人だけではなく、風が吹く様子やその音、風に吹かれて舞う葉や花びらなどの状態を表すときにも「飄々」を使います。日常生活では、人の個性や態度を表現するのに使うケースが多いかもしれませんが、覚えておくとよいでしょう。

「飄々」の語源は諸説ありますが、一説では「風に吹かれるひょうたんのように、捉えどころの無いさま」を表しているといわれます。「飄」という字は「ひょうたん」を表して、風に吹かれたひょうたんが、あちこちに揺れ動く様子を「飄々」と文字を重ねて表現した説です。「飄々とした人」「飄々とした態度」「飄々と漂う」などは、この様子を人や物に当てはめた表現です。

飄々

使うときの注意点

「飄々とした人」と誰かのことをいうときは、ポジティブな意味合いで「周りの目を気にせずに堂々と振る舞う」といった褒め言葉であることが多いようです。一方、「飄々」にネガティブな印象を感じる人も少なくありません。というのも、「飄々とした人」は、時に「何を考えているのかわからない人」と受け止められて、敬遠されるためです。

いつも他人の目を意識して、我慢して生きている人は、いつも勝手に振る舞っているように見える「飄々とした人」のことは苦手と感じることも。「飄々とした人」は、受け止める側の人によって、ポジティブにもネガティブにもなるので注意が必要です。特に自分自身が「飄々としている」と感じている人は、気をつけましょう。

使い⽅を例⽂でチェック

実際に「飄々」を使った例文を見てみましょう。どれも、日常的に使える用法ですよ。

寒空の下で、彼を待っている間、耳元で風が飄々と鳴り続けた。

「風が飄々と」といわれると、いかにも寒そうなイメージがありますね。「風の音」を表現した「飄々」です。ふだん見ている風景が少し、変わりそうな気がしませんか?

彼女はいつも前ぶれもなく飄々と現れる。

「いつも前ぶれもなく」という点で、ネガティブな印象を持たれている可能性がある「飄々」です。ふらふらとしたニュアンスを感じられる表現で、少し非難めいていますね。

彼は誰になんと言われても、飄々と生きている。

考えや行動が世間ばなれしていて、つかまえどころのない様子がありながら、彼は周囲の目を気にせずに生きていることが伝わる表現です。

「飄々とした人」とはどんなキャラ? その特徴・性格は?

「飄々とした人」に、好感や憧れの気持ちがある人も少なくないのでは? 一体、なぜなのでしょう。 不思議なことに受け手によって印象が違います。「どうとも受け取れる」こと、そのものが、「飄々とした人」のキャラを表しているようです。ここでは、その特徴と性格を見てみましょう。

飄々

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