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LIFESTYLE ことわざ

2023.11.11

「飄々とした人」ってどんな人? 意味・類語・飄々としたキャラの特徴も解説

 

周囲の評価を気にしない

「飄々とした人」は、周囲の評価を気にせず、どんな状況であっても、本心と異なる感情を表現することはありません。「あなたはそういう考え方なのですね。私はまた別の考え方」といえる人です。周囲と異なる考え方や感情を持っていることを恐れず、自分らしく生きています。

感情が安定している

「飄々とした人」は、強いこだわりがなく、他人と比較した劣等感や優越感は少ないかもしれません。「人は人、自分は自分」を地でいくので、メンタルが安定してポジティブな考え方でいられるのです。また、感情を表に出すことがないので、周りからの好感度も高いかもしれません。

受け流す力が強い

「飄々とした人」はふわふわと揺れるような、捉えどころのなさが特徴ですが、「これだけは」という譲れないものや信念を自分の軸として持っています。しっかりとした軸があることで、気持ちの幅が大きくなり、さまざまな状況に対応できるように。上手に受けながすことができるのですね。

類語や⾔い換え表現にはどのようなものがある?

「飄々とした」という言葉には「捉えどころがない、目的がなくふらふらしている」という意味があります。その類語にはどのようなものがあるのでしょう?

「飄々とした」の類語
  1. 淡白
  2. 軽妙
  3. 飄逸

飄々

淡白

「淡白」は「たんぱく」と読みます。 例えば、味・色・感じなどが、あっさりしていることをいいます。人の場合は、「性格や態度がさっぱりしている」ことや「こだわりやしつこさがない」ことを指します。

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軽妙

「軽妙」は「けいみょう」と読み、文章・話・技などが、軽快でうまみがあることを意味します。また、気が利いていておもしろいことという意味も。

飄逸

「飄逸」は「ひょういつ」と読みます。漢字の読み方は少し難しいですが、「世俗のわずらわしさを気にしないでのびのびしていること」という意味になります。

「飄々とする」の対義語は?

では、「飄々とする」の対義語を見てみましょう。

「飄々とする」の対義語
  1. 汲々とする
  2. 齷齪する

汲々とする

「汲々」は「きゅうきゅう」と読んで、「一つのことに一心に努めて、他を顧みない」ことや、「あくせくしてゆとりのない状態を表します。例えば「汲々として一生を終わりたくはない」などということも。

齷齪する

「齷齪」は「あくせく」と読み、細かいことを気にして、落ち着かない様子や目先のことにとらわれて、気持ちがせかせかする状況を表しています。使い方は「新入社員の頃は、いつも何かに追われるように、齷齪と働いていた」など。

「飄々とする」英語表現は?

英語で「飄々とする」は、どのように表現するのでしょう。受け止める側の人たちのポジティブな意味とネガティブな意味。両方のイメージで考えてみます。

Her brother is a very easygoing guy.(彼女の兄はとても飄々とした男だ)

ポジティブな意味で「飄々とする」を表現するときは、「普通の人なら怒ったり心配したりする事に対して冷静であること」を表す「easygoing」が合いそうです。

She is a hard person to figure out.(彼女は捉えどころのない人だ)

「飄々とする」には、ポジティブな意味だけでなく、「捉えどころがなく、何を考えているのかよく分からない」といったニュアンスがあります。そういう時の「飄々とした人」を表現するなら「a hard person to figure out」を使うとよいでしょう。「a mysterious person」とも言い換えることができますよ。

飄々

最後に

「飄々とした人」は自分と他人の違いをわかっていて、見方を変えれば、自分をよく知っている人ともいえそうです。「飄々とした人」に不思議と人が好感を持ってしまうのは、ある意味、自立した人の潔さを感じるせいかもしれません。

同時に、自分自身を「飄々としている」と感じている人は、周りに対して「我関せず」という態度ではなく、心をくばることで、新しい自己発見のきっかけになるのでは? 自分と他人のコミュニケーションのあり方を今一度、見直してみましょう!

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