流しそうめん機の魅力は?
夏になると、そうめんが食卓にでる日が増えるという家庭は多いのではないでしょうか?近年では、自宅で気軽に流しそうめんを楽しんでいる家庭も増えています。流しそうめん機にはどのようなメリットがあるのか、魅力を詳しく見ていきましょう。
イベント性がある
流しそうめん機の一番の魅力は、流れるそうめんをすくって食べることにイベント性がある点です。つるんとしたそうめんは、ただでさえ箸でつかむのが難しいものですが、流れているそうめんをキャッチするのはさらに難易度がアップします。
うまくつかめたと思ったのにスルッと箸から滑り落ちたり、流れてくるのを狙っていたらほかの人に先にキャッチされたりと、みんなでワイワイしながらにぎやかに食べられる楽しさがあります。
暑くなってくると食欲が減退しやすくなりますが、ただ食べるだけでなくゲーム感覚で楽しめる流しそうめん機があれば、食欲がない子どもも興味がわいて食べてくれるかもしれません。会話も増えて、家族のコミュニケーションにも役立つはずです。
そうめん以外にも使える
流しそうめん機には、そうめん以外を流してはいけないというルールはありません。もちろん流すのに適さない食材もありますが、野菜・フルーツ・かまぼこなどのように、水に入れても崩れたり味が変わったりしないものなら、そうめんと一緒に流すことができます。そうめんだけでは栄養面が偏ってしまいがちですが、ほかの食材も一緒に流せばバランスよく食べられるというメリットもあります。
また、そうめんの代わりに冷やしうどん・冷麺など、違う種類の麺を流してみるのもおすすめです。流しそうめん機でいろいろな具材を流してみると、新しい楽しさを発見できるかもしれません。
流しそうめん機の種類は2つ
流しそうめん機は、大きく分けて「回転式」と「スライダー式」の2種類があります。大きな違いは、そうめんの流れ方とサイズです。どちらのタイプにもメリット・デメリットがあるので、人数や使うシーンなどニーズに合わせて選びましょう。それぞれの特徴について詳しく解説していきます。
コンパクトに使える「回転式」
「回転式」は、容器の中をクルクル回り続けるそうめんをすくって食べるタイプの流しそうめん機。2~3人で楽しめるコンパクトなサイズのものが多く、場所を取らずに手軽に準備ができるため、日常的に使いやすい点が魅力のひとつです。
一度そうめんを流せばしばらく食べ続けられるので、いちいち流す手間もかかりません。組み立てが簡単で倒れてくる心配もなく、子どもだけでも安心して使える点もうれしいポイントです。コンパクトに楽しみたい人にはおすすめですが、本格的な流しそうめんを楽しみたい人には物足りないかもしれません。
雰囲気満点で盛り上がる「スライダー式」
「スライダー式」の流しそうめん機は、本格的な流しそうめんのようにスライダーの上から流れてくるそうめんをキャッチして食べるタイプです。スライダーの組み立て方によっては場所を取ってしまうこともありますが、一直線に長いコースを作ったりカーブをつけたりと、いろいろな流し方でダイナミックに楽しめます。
上から流れてくるそうめんを上手にキャッチできるかどうかというゲーム性も高まり、大人数のパーティーやイベントなどを盛り上げてくれるはず。本格的な流しそうめんを楽しめる反面、組み立てが面倒だったり、水流のスピードやスライダーの高さによっては小さな子どもが楽しみにくかったりすることがある点は押さえておきましょう。
流しそうめん機の選び方
流しそうめんを楽しむためには、ニーズに合ったものを選ぶことが重要です。選び方で失敗しないためには、流し方のタイプ・大きさ・機能性・手入れのしやすさなどに着目しましょう。ここでは、流しそうめん機を選ぶ際のポイントを詳しく解説していきます。
タイプで選ぶ
流しそうめん機は、その場でクルクル回り続ける「回転式」と、上からダイナミックに流れてくる「スライダー式」の特徴を比較して、使う場所やシーンに合ったものを選びましょう。
回転式は、場所を取らないだけでなく水はねなども少ないため、テーブルの後片付けが簡単。一度そうめんを入れてしまえば、小まめに継ぎ足す必要もありません。
一方、レジャーや大人数のイベントに使うなら、スライダー式がおすすめです。水流の速さを調節できるタイプを選ぶと、小さい子どもでも楽しめるでしょう。スライダー式を選ぶときは、組み立てたときの安定感や、収納のしやすさにも着目して選ぶのがポイントです。
大きさで選ぶ
使用する人数に合ったサイズのものを選ぶことも、大切なポイントです。回転式の場合は、容器の大きさをチェックしましょう。人数に合わせたサイズの目安を知っておくと、選びやすくなります。
【サイズの目安】
●2~3人用:幅40cm前後
●4人以上用:幅50cm以上
スライダー式の場合は、コースを組み立てたときの幅だけでなく、卓上に置いたときに取りやすい高さかどうかも確認が必要です。中には、幅1m以上のものもあるので、家庭で使うのかアウトドアで使いたいのかなど、使用シーンも考慮してサイズを選びましょう。
薬味置きがあるものを選ぶ
流しそうめん機に、ネギ・ミョウガなどを乗せる薬味置きが付いているかもチェックポイント。卓上で流しそうめん機を使う場合、テーブルの大きさによっては薬味皿を置くスペースが足りなくなることもあります。
流しそうめん機自体に薬味置きが付いていれば、薬味皿でテーブルのスペースを取ることがありません。薬味置き自体が取り外せるタイプなら、薬味の補充やお手入れもしやすいので便利です。薬味置きの大きさは、商品によって異なります。いろいろな薬味を乗せたいときは、仕切りが付いているものを選ぶとよいでしょう。
音が静かなものを選ぶ
室内で日常的に使うなら、モーター音が静かなものがおすすめです。ほとんどの流しそうめん機は、乾電池を使ってモーターを動かし、水の流れを作っています。モーター音が大きいと、音が気になって食事に集中できなかったり会話の妨げになったりして、せっかくの雰囲気も台無しです。落ち着いて流しそうめんを楽しむためにも、なるべく音が静かな静音タイプを選ぶとよいでしょう。
ネット通販などで実物を確認できないときは、口コミなどをチェックしてみるのもひとつの方法です。アウトドアで使う場合は、そこまで音の大きさは気にしなくてもよいでしょう。
お手入れのしやすいものを選ぶ
流しそうめん機は、お手入れしやすいものを選ぶと衛生面も安心です。とくにそうめん・薬味が直接触れるレール・薬味置きなどは、使うたびにきちんと洗っておきたい場所。食べ物が直接触れないところでも、食材が入り込んだりヌメリが残ったりしたまま使っていると、故障の原因にもなりかねません。
モーター部分などのパーツを分解して丸洗いできるものや、凹凸が少なく布巾などで汚れを拭き取りやすいものを選ぶのがおすすめです。
【回転式】流しそうめん機のおすすめ5選
回転式流しそうめん機はコンパクトで簡単に使えるため、日常使いにおすすめのタイプです。人気の商品を5つ紹介します。
ドウシシャ「ひんやり流しそうめん」
透明感のある八角形の容器が涼し気なドウシシャの「ひんやり流しそうめん」は、モーターの裏に氷ポケット付き。名前の通り冷たさをキープしながら楽しめるのが魅力です。中央のトレーにそうめんを盛り付ければ、補充用のそうめんを入れておく容器を別途用意する必要がありません。モーター部分に内蔵されたカラフルなLEDライトを光らせて、パーティーや女子会などを盛り上げてみてはいかがでしょうか?乾電池式でどこでも使えるので、アウトドアでも活躍します。
商品名:ドウシシャ「ひんやり流しそうめん」
BRUNO「流しそうめん」
ラメ入りの容器がまるでガラス食器のような、夏の季節にぴったりの流しそうめん機です。ゆったりとした深さがある容器に氷をたくさん浮かべれば、夏の暑さを忘れさせてくれるような涼しい雰囲気を演出できます。薬味置きには仕切りが付いており、さまざまな具材をきれいに分けて盛り付けられます。色とりどりのフルーツや、カラフルな野菜を盛り付ければ見た目も華やかになり、子どもも喜んでくれるかもしれません。乾電池を入れるモーターパーツ部分は取り外せるため、容器や薬味置きを丸洗いできるのもうれしいポイントです。
商品名:BRUNO「流しそうめん」
タカラトミーアーツ「流しそうめんPocket」
タカラトミーアーツの「流しそうめんPocket」は、バッグに入れて持ち運べる超コンパクトなサイズが魅力です。流しそうめん機のモーターパーツ・薬味置き・そばちょこがセットになっており、自宅にある容器にセットして使うタイプ。持ち歩くことができるので、家庭だけでなく職場や出張先などでも流しそうめんを楽しめるでしょう。好みに合わせて左回り・右回りのどちらにも水流を変えられるので、右利き・左利きに合わせて使えるところも便利。カラーバリエーションは、ホワイト・ブラック・サンドベージュの3色です。
商品名:タカラトミーアーツ「流しそうめんPocket」
グリーンハウス「流しそうめん器」
白を基調とした、清潔感のあるデザインの流しそうめん機です。ナチュラルな木目が温かみを感じさせ、落ち着いた雰囲気を演出します。薬味置きは仕切りごとに取り外せるため、お手入れや盛り付けがしやすいのもうれしいポイント。乾電池式でアウトドアはもちろん、静音タイプなので室内で使ってもモーター音が気になりません。涼しい部屋で会話を楽しみながら、流しそうめんを堪能できるでしょう。
商品名:グリーンハウス「流しそうめん器」
パール金属「冷たクルクル 電池式そうめん流し器」
パール金属の「冷たクルクル 電池式そうめん流し器」は、横に長いオーバル型が特徴。テーブルの上に置きやすく、3~6人家族でもゆったりと楽しめる容量です。広めの薬味置きが2個付いているため、薬味皿を別に用意する必要がありません。薬味のほか、野菜・かまぼこなどをたっぷりと乗せることもできます。青を基調とした色使いで、夏の暑さも忘れさせてくれそうな涼し気なデザインになっています。
商品名:パール金属「冷たクルクル 電池式そうめん流し器」
トフィー「きらきら流しそうめん器」
透明感のある容器にきらきらしたラメが入った、夏らしいデザインの流しそうめん機です。LEDライトが昼には楽しさを演出し、夜には幻想的な雰囲気を醸し出します。優しい曲線とパステルカラーの薬味置きもかわいらしく、家族との食事はもちろん、ママ友とのランチ会や女子会にもぴったり。フルーツ・グミなどを流せば、子どもの誕生日会なども盛り上がるでしょう。氷ケースが付いているので、最後まで冷たさをキープできるのもうれしいポイントです。
商品名:トフィー「きらきら流しそうめん器」
【スライダー式】流しそうめん機のおすすめ5選
レールの上を流れ落ちてくるスライダー式の流しそうめん機は、迫力満点で子どもたちも大喜びすること間違いなしです。スライダー式流しそうめん機のおすすめアイテムを5つ紹介します。
パール金属「流麺 スライダー そうめん流し器」
パール金属の「流麺 スライダー そうめん流し器」は、ストレート型・ジグザグ型・Uターン型の3パターンに調節できるタイプ。シーンやテーブルの広さなどに合わせてさまざまな流し方を楽しめます。つかめなかったそうめんは容器の中でクルクル回り続けるので、流れてくるそうめんを上手につかめなくても心配はいりません。スライダー式に疲れたら、回転しているそうめんをゆっくり食べるのもよいでしょう。乾電池式なので、使う場所を選ばず気軽に利用できるのも便利。色は、爽やかなミントグリーン・ミントブルーの2色から選べます。
商品名:パール金属「流麺 スライダー そうめん流し器」
ドウシシャ「竹の涼亭流しそうめん」
まるで本物の竹で作ったかのような、落ち着いた和風デザインの流しそうめん機です。スライダーが6個セットになっており、左右に分けて2本のコースを作ったり、1本につなげて1.7mのロングコースを作ったりと、さまざまなアレンジが可能。また、支柱の高さやスライダーの角度を変えて高低差を調節できるため、水流のスピードを速くしたり遅くしたりできるのも人気の理由です。つかみ損ねたそうめんは水切りザルの上に落ち、そうめんが伸びてしまう心配を軽減。流水の冷たさをキープできるよう氷ケース付きです。
商品名:ドウシシャ「竹の涼亭流しそうめん」
ハック「流しそうめん風流 至高の極」
ハックの流しそうめん機は、スライダーや支柱が竹を再現したデザインとなっており、透明感のある涼し気なグリーンが特徴的です。流し初めから終わりまでスライダーが途切れずにつながっているので、そうめんが途中で引っかかってしまう心配も少ないでしょう。安定感のある支柱や薬味置き、水の温度を冷たくキープする氷入れなど、流しそうめんを楽しむための工夫もしっかり施されています。
商品名:ハック「流しそうめん風流 至高の極」
タカラトミーアーツ「ビッグストリームそうめんスライダー カスタムベーシック」
東京サマーランドの人気アトラクション「バッシャハウス」をモデルにした流しそうめん機です。クルクル回りながら流れてくるそうめんを上手につかめるかどうか、わくわくハラハラしながら楽しめます。夏のイベントやホームパーティーを盛り上げるのに大活躍なアイテム。バッシャハウスも放水しながら高速回転するので、迫力満点。別売りのパーツを買い足せば、さらに長く伸ばしたオリジナルコースにカスタマイズできます。
商品名:タカラトミーアーツ「ビッグストリームそうめんスライダー」
写真/(C)Shutterstock.com
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