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2022.07.13

「一挙一動」の意味とは?「一挙手一投足」との違いについても解説



みなさんは「一挙一動」の詳しい意味を知っていますか?また、よく似た言葉の「一挙手一投足」との違いはあるのでしょうか。今回はそんな「一挙一動」の意味から、似た表現との違い、言い換え表現、類語表現、例文を合わせて解説していきます。

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「一挙一動」の意味や読み方とは?

一挙一動

「一挙一動」は「いっきょいちどう」と読み、意味は以下の通りです。

一つ一つの挙動。ちょっとした振る舞い。一挙手一投足。(<小学館 デジタル大辞泉>より)

「一挙一動」とは、手を挙げたり、身体を動かしたりすることをいいます。気をつけておきたいのは、「一挙一動」は「動作」という意味がすでに含まれています。なので、「一挙一動の動き」とするのは二重表現になるので注意しましょう。

一挙一動

■「一挙一動」の語源とは?

「一挙一動」は、「一挙」と「一動」の言葉に分けることができます。ですが、意味は「一挙」と「一動」ともに、「一つの動作や行動」です。同じ意味の言葉を重ねることで、言葉の意味を強くしています。

また、所作や動作を表す「挙動」のそれぞれの文字に「ちょっとした」という意味の「一」を付け加え「一挙一動」と表しています。

「一挙一動」と「一挙手一投足」、「一言一行」の違いとは?

「一挙一動」と似た言葉に「一挙手一投足」、「一言一行」があります。これらの言葉には、意味や使い方に違いがあるのかをみていきましょう。

■「一挙手一投足」の意味とは?

「一挙手一投足」は「いっきょしゅいっとうそく」と読みます。意味を辞書で調べてみましょう。

1 こまかな一つ一つの動作や行動。2 ちょっとした努力。わずかな骨折り。(<小学館 デジタル大辞泉>より)

■「一挙一動」と「一挙手一投足」の違いとは?

「一挙手一投足」は「一挙一動」よりも、細かい身体の動作を表す際に用います。例えば、「まばたきをする」や「指先を動かす」は「一挙手一投足」。それに対して「一挙一動」は「手を挙げる」や「走る」などの大きな動作が該当します。

また「一挙手一投足」には、「ちょっとした努力」という意味も含まれます。これは中国、唐の時代、詩人である韓愈(かんゆ)が記した『応科目時与人書(かもくにおうずるとき ひとにあたうるのしょ)』に由来するもの。その中では「ちょっとした努力」という意味で「一挙手一投足」が用いられています。「手を挙げ、足を動かす」ということから、本来はその意味合いで使われていました。

■「一言一行」の意味とは?

「一言一行」は「いちげんいっこう」と読み、意味は以下の通りです。

一つの言葉と、一つのおこない。(<小学館 デジタル大辞泉>より)

「一つ」は「ちょっとした」という意味合い。「一言一行」は「ちょっとした言葉や行動」というニュアンスで用いられます。この言葉の由来もまた中国古事成語です。中国、南北朝時代に顔之推(がんしすい)によって記された『顔氏家訓(がんしかくん)』に由来します。これは作者が子孫に向けて家訓を記したもの。その中の「人の言動を引用するなら、出所を明確にしなさい」ということをいった一説に「一言一行」が使われています。

■「一挙一動」と「一言一行」の違いとは?

「一挙一動」と「一言一行」は、ほぼ同じ意味で使うことができる四字熟語です。「一言一行」は「言」という言葉が入っており、「発言」という意味が含まれています。それに対して「一挙一動」は行動や動作に着目した表現になるでしょう。

「一挙一動」の使い方を例文でチェック

「一挙一動」の詳しい意味を理解したところで、次はどのように「一挙一動」を使うのか、例文でチェックしていきましょう。

一挙一動

1:「彼女の一挙一動には目を見張るものがある」

「一挙一動に目を見張る」とは「動作や所作をみて、驚いたり感動する」という意味です。

2:「カリスマ的存在である彼の一挙一動は、いつも注目の的だ」

「一挙一動」は、誰かの動作や行動が気になる際にも用いることができます。この例文の場合、「彼のちょっとした動作にも注目が集まる」ということを表しています。

3:「育ちがいい彼女は一挙一動に品がある」

「一挙一動に品がある」とは「所作が優雅で上品である」ことを表しています。

4:「公の場では一挙一動に気を配る必要がある」

行動や動作に気を遣わなければならないとき、「一挙一動に気を配る」と表現することができます。

「一挙一動」の言い換え・類語表現とは?

「一挙一動」の類語表現には「挙動」「物腰」「振る舞い」「所作」があげられます。それぞれの意味や使い方をみていきましょう。

一挙一動

1:挙動

「挙動」の意味をみていきましょう。

立居振る舞い。動作。(<小学館 デジタル大辞泉>より)

「挙動(きょどう)」は主に、人のちょっとした行動や様子を表す言葉。例えば、人の行動や様子が怪しいことを「挙動不審」と表現することができます。

(例)彼の様子がおかしいと思い、こっそり彼の挙動に注目していた。

2:物腰

「物腰(ものごし)」の意味を辞書で調べてみましょう。

人に接するときの言葉遣いや身のこなし。(<小学館 デジタル大辞泉>より)

身のこなしが丁寧で良い印象を与える人のことを「物腰が柔らかい人」という表現をします。

(例)祖父はいつも落ち着いた物腰で言い聞かせてくれた。

3:振る舞い

「振る舞い」の意味は以下の通りです。

振る舞うこと。挙動。また、態度。(<小学館 デジタル大辞泉>より)

普段の動作を「立ち居振る舞い」と表現します。「立ち居」とは「立ったり座ったりすること」。日常で行われる動きをいいます。

(例)目上の人への対応は彼女の振る舞いを見て学んだ。

4:所作

「所作(しょさ)」には以下の意味があります。

行い。振る舞い。しわざ。身のこなし。しぐさ。(<小学館 デジタル大辞泉>より)

例えば、身のこなしを習得することを「所作を学ぶ」と表現することができます。

(例)日本舞踊は、一つ一つの所作が美しい。

一挙一動

「一挙一動」の英語表現とは?

「一挙一動」は「every move 」と表現することができます。「every」は「すべての」や「あらゆる」という意味。「move」は「動き」を表します。「every move」は「人のあらゆる動き」を表し、英語で「一挙一動」を表現する際に多く用いられます。

・admire her every move.(彼女の一挙一動に見惚れる)

・watch his every move.(彼の一挙一動を見守る)

・be careful about every move.(一挙一動に注意する)

最後に

「一挙一動」は、人のちょっとした動作を意味し、「一挙手一投足」は、より細かい動作を表すことがわかりました。ニュアンスの違いを理解することで、より適切な表現ができます。また、その他の類語や英語表現の理解を深めることで、語彙力アップに繋がるでしょう。

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