挙措(きょそ)
立居振舞と同じく、正解のない日常動作や身のこなしを指す言葉です。また「挙止(きょし)」も挙措と同じく、日常動作や身のこなしについて指します。次のように使うことができるでしょう。
例文
・彼の挙措は何やら不自然だ。何かを隠しているのかもしれない。
・彼女は挙措端正だ。常に背筋が美しく伸び、見ているだけで爽やかな気分になる。
・挙措にも注意してください。怪しまれますよ。
行住坐臥(ぎょうじゅうざが)
行住坐臥(ぎょうじゅうざが)とは、人間の生活動作の根本を指す言葉です。行くこと(行)、とどまること(住)、座ること(坐)、寝ること(臥)の4つの動作を指し、日常の動作や振る舞いなどを意味するときに用います。
また、転じて「いつも」や「常日頃」といった意味で用いることも少なくありません。いくつか例文をご紹介します。
例文
・どんなときでも礼儀正しく振る舞うことが大切だ。行住坐臥のすべてにおいて気を抜かないように注意してほしい。
・行住坐臥、教えは忘れません。
・彼女の行動を見ていると、幼いときの体験がまだ尾を引いているようだ。行住坐臥、何かに追われているような様子を見せる。
【目次】
立居振舞の美しい人を目指そう
立居振舞は、人間の動作の基本です。周囲の方々に爽やかな印象を与えられるように、立つときも座るときも美しい様子となるように注意しましょう。
また、立居振舞を丁寧に行うことで、丁寧に生活する誠実な印象を与えることもできます。決まりがあるときには作法にも注意して、周囲を不快にさせない行動や振る舞いを心掛けましょう。
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