キャンプでの遊びはメリットがいっぱい!
キャンプを通して得られる経験は、子どもを大きく成長させてくれます。しかし、キャンプに行ってなんとなく過ごすだけでは、キャンプのよさを十分に感じることはできないかもしれません。
キャンプのメリットを知って、子どもと一緒に思いっきり大自然を満喫しましょう。
想像力や発想力が育つ
キャンプは、都会では味わえない非日常な場所で行う体験を通して、さまざまな刺激が得られます。自然の中にあるものを使って、どのように遊べば楽しく過ごせるのかを考えることで「想像力」や「発想力」が身につくのです。
また、自然の中でたくましく生きる生物の姿を目にすれば、生命の大切さも実感できるでしょう。
都会で暮らす子どもにとって、キャンプは「生きる力」と呼ばれる非認知能力(忍耐力・協調性・自信・計画力)を養うのにぴったりなのです。
自然の中で遊ぶルールが身に付く
キャンプでは、都会では学べない「自然の中で遊ぶルール」を身につけることも可能です。
急な天候の変化・危険な虫・毒ヘビなど、自然の中には危険が多く存在しています。安全に過ごすためには、子ども自身が常に注意して行動する必要があります。
また、キャンプ場であれば、周りにはほかのキャンパーがいるでしょう。ボールを遠くに飛ばしすぎない・早朝や夜間は大きな声を出さないなど、迷惑にならないように過ごすマナーも学ぶことができます。
達成感で自己肯定感も高まる
キャンプの中で体験する「木登り」や「魚釣り」も、子どもが達成感を味わい自己肯定感を高められる体験です。
「木登り」はジャングルジムと違い、木の形に合わせて登り方を考え、最後まで登りきる創意工夫が必要。「魚釣り」は忍耐力を養い、「魚を自分で釣った!」という達成感を味わうのにうってつけです。
大人は、子どもが怪我をしないようサポートに徹底し、子どもの成長をそっと見守ってあげましょう。
キャンプで定番の遊び
キャンプで定番の遊びを紹介します。誰でも一度はやったことがあるものから、今すぐはじめられるシンプルな遊びなど、「季節を問わず楽しめる遊びをしたい」という人はチェックしてみましょう。
親子でワイワイ楽しめる「バドミントン」
バドミントンは、ラケットでシャトルを打ってラリーする、シンプルなルールの定番外遊びです。
屋外で行うバドミントンは、風の流れを予測しながらシャトルを打ち返す必要があるため、意外と難しいと感じるかもしれません。思いきりシャトルを飛ばせるキャンプでのバドミントンは、普段の公園遊びでは味わいにくい貴重な体験になるでしょう。
商品名:kaiser「親子でバドミントンが楽しめるバドミントンセット」
シンプルで楽しい「スラックライン」
スラックラインとは、木と木の間など、2点間に張り渡した専用ラインの上で楽しむスポーツです。
低く設置された綱渡りのようなラインの上を渡り歩き、バランス感覚を競います。大人から子どもまで一緒に楽しめるので、慣れてきたらアクロバットな技に挑戦してみるのも。
道具も少なく持ち運びやすいので、いつでもどこでも楽しめる手軽さも魅力の一つです。
商品名:マカコ「スラックライン」
冬のキャンプ遊び
冬にできるキャンプでの遊びを紹介します。「冬のキャンプは寒くて退屈…」と感じていませんか?
冬だからこそ楽しめる遊びもあるので、ぜひトライして、冬のキャンプ遊びを満喫しましょう。
空気のきれいな季節だからこそ「天体観測」
空気が乾燥する冬は、大気中の水蒸気が少なくなり、星が鮮明に見える時期です。望遠鏡を利用して、天体観測ができるのはキャンプならではの体験といえるでしょう。
また、夜空で最も明るく見える星を「一等星」と呼び、日本では年間15個の一等星を見ることができます。冬に見られる一等星は、そのうちの七つです。星空がきれいに見られるキャンプ場を巡るのが定番になると、子どもにとってもよい思い出になります。
ただし夜は冷えるので、しっかり防寒対策をして寒さに備えましょう。
商品名:ランドーブ「子供用天体望遠鏡」
参考:冬に星がよく見えるのはなぜ? – 株式会社 気象サービス
たき火の「まき集め」もゲーム感覚で
冬のキャンプは、子どもにとって寒い上に暇を感じやすいので、まき集めをゲームにして、体を動かしながら楽しめるように工夫するのもおすすめです。
●誰が一番まきを集められるか
●誰が一番大きなまきを拾って来れるか
このようにテーマを決めてまきを集めると、「勝ちたい!」という気持ちから、子どもはまき集めゲームに没頭しやすく、たき火の準備もできて一石二鳥です。遊んだあとの、BBQ・焼き芋・焼きマシュマロなどで、おなかも心も満たされるでしょう。
ただし、親子で一緒に行動するチーム戦にして子どもを見守りつつ、迷子にならないように注意しましょう。
夏のキャンプ遊び
夏はキャンプに適した季節で、初心者でも楽しめる遊びが多くあります。大人も子どもも取り入れやすい遊びで、童心にかえって一緒に夏を満喫しましょう。
自然を満喫できる「川遊び」
川遊びは田舎の子どもにとっては定番の遊びですが、都会で育った子どもにとっては新鮮な遊びそのもの。プールではなく川に飛び込むことで、川の流れや水温から自然を感じることができます。
山の地中から湧き出る川の水は、太陽からの熱の影響を受けにくいので、見た目以上に冷たいものです。子どもは想像以上の冷たさを、新鮮に感じるかもしれません。
ただし、自然の川にもぐるのは楽しい反面、おぼれる危険性も。必ずライフジャケットを装着して遊ぶようにしましょう。
商品名:ファインジャパン「ジュニアフローティングベスト」
童心にかえって盛り上がろう「水鉄砲」
全身ずぶぬれになって遊べる水鉄砲は、夏ならではのキャンプの遊びです。
本格的な水鉄砲や、大きなサイズの水鉄砲があると、大人も童心にかえって遊べます。他の人や、テントに水がかからないよう、周りに人がいない広い場所を選んで、思いっきり楽しみましょう。
商品名:池田工業社「機動戦士ガンダム ビーム・ライフル型水鉄銃」