そもそも「モチベーション」とは?
「モチベーション」には、「何かをする時の意欲、やる気」「意欲を起こすための刺激や要因」「プラスの動機づけ」という意味があります。
日本語では「あの人はモチベーションが高い」や「仕事のモチベーションが上がらない」というように、「意欲、やる気」という意味としてよく使われていますね。
「勉強」の「モチベーション」が上がらない原因とは?
どうして、「勉強」の「モチベーション」は上がりにくいのでしょうか? 学校の「勉強」、資格取得や昇進試験のための「勉強」、そして教養を深めて人生を豊かにするための「勉強」。実は、「勉強」の種類によって「モチベーション」の上がり方が違うような気がしませんか? だとすると、「モチベーション」が上がらない原因は、いったい何なのでしょう。
本当に「勉強」がしたいのか?
そもそも、なぜ「勉強」をしようと思ったのでしょうか? 人が行動を起こす時には、「動機」が必要だといわれています。そして、「動機」によって「モチベーション」は変わってきます。
例えば、「会社から、資格を取得するように言われた」や「勉強していると、上司が認めてくれるから」ということが、「勉強」をする動機になっていませんか? もしそうだとしたら、「勉強」は、自分が本当にやりたいことではない可能性もありますよね。目的が「勉強」以外にあれば、「モチベーション」が上がらないのは当然かもしれません。
「勉強」するための準備ができていない
いざ、「勉強を始めよう!」と思った途端、読みかけの小説が気になったり、家の掃除をしたくなったり… という経験はありませんか? 結局、関係のないことに時間を費やしてしまい、「勉強」できずに終わってしまう。
もしかしたらこれ、「勉強」しなかったことを、正当化するための行動なのかもしれません。「やる気になっている時に、周りから水を差されてやる気がなくなった」という言い訳も、「自分は悪くない」という正当化をしている可能性も。
しっかりと「勉強」しよう! という強い意思があり、準備ができていれば、周りの環境に左右されずに「高いモチベーション」を維持できるはずです。
やり方がわからない
「実際に勉強を始めたものの、思ったように進まない」、「とりあえずテキストを読んでみたけれど、全然頭に入ってこない」、「問題集を解いてみたけれど、全然答えがわからない」。こんな風に、自分のやり方に自信がないまま「勉強」を進めていても、手ごたえが感じられず不安になってしまいます。
ある程度の方向性が見えてこなければ、「モチベーション」を上げて取り組むことは難しいですよね。
「勉強」の「モチベーション」を高める方法を紹介
では、どうすれば「勉強」の「モチベーション」を高めることができるのでしょうか? 「モチベーション」を高めて、「勉強」を継続できる方法を紹介します。
「勉強」する目的を明確にし、計画を立てる
「会社から、資格を取得するように言われた」ことが、「勉強」をする動機の場合。「私は、この資格を活かして仕事で活躍したい!」というように、主語を自分にして目的を考えてみます。これだけで、「勉強」するのは自分の意思になりますよね。
目的が明確になったら、目標や計画を立てる際に3つのポイントを意識して立ててみましょう。
1. 計画は、余裕をもって立てる。予定通りに進まない時には、変更してもOK!
2. 目標は、低く設定する。進捗状況に合わせて、変更してもOK!
3. 進捗状況は可視化する! 目標を達成したら、自分へのご褒美も忘れずに。