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LIFESTYLE 雑学

2022.11.27

「翔」の意味とは? 読み方や使い方、名前をつける時のヒント

 

翔ぶ

「翔ぶ(とぶ)」については、様々なタイトルで使われています。漫画のタイトルでは『翔んだカップル』や『翔んで埼玉』、小説のタイトルでは、司馬遼太郎氏の『翔ぶが如く』、胡桃沢耕史氏の『翔んでる警視』、高村薫氏の『黄金を抱いて翔べ』など。歌のタイトルでは渡辺真知子さんの『かめもが翔んだ日』、テレビアニメの主題歌『翔べ! ガンダム』などがあります。

「翔」の入った名前

明治安田生命が毎年発表している「名前ランキング」によると、「翔」の入った名前がたくさん見受けられます。具体的な名前についてみてみましょう。

赤ちゃんを持ち上げる女性

「翔」は上位常連ネーム!?

明治安田生命の「名前ランキング」をもとに「翔」のつく名前の順位を追ってみましょう。

「翔」の文字は人名用漢字として1981年に追加されています。人名用漢字は世間の要望などを取り入れて採用されているので、その当時、要望が多かったのでしょう。「翔」という名前は人名用漢字として登録された翌年、1982年に男の子の名前のトップ10にランクイン(10位)します。登場していきなりのランクインです。待ちに待った人名用漢字への登録だったと考えられます。

その後も、毎年トップ10に顔を覗かせます。1988年から「翔太」が4年連続ナンバー1になり、1997年には「翔太」「翔」のワン・ツー・フィニッシュを達成します。

2000年に入っても息長く人気は続き、「翔」の字が入らない年がないほど。そして2003年に「大翔」がトップ3に入り、2007年から5年連続でナンバー1になっています。

名づけの変遷

1980年代から90年代は翔、翔太、翔平、翔子など「しょう」と読ませる名前が主流でした。ところが2000年に入ると大翔や結翔、悠翔、陽翔など「翔」が名前の後ろについて「」と読む名前が主流になっています。

名前ランキングの読み方ランキングにおいては、ここ数年「はると」が人気ですが、大翔や悠翔、陽翔などはすべて「はると」と読むことができます。

女の子に「翔」をつける場合

「翔」を女の子の名前で使う場合は「かけ(る)」から「」と読ませるケースが多くなっています。例えば、裕翔、結翔は男の子では「ゆうと」ですが、女の子では「ゆいか」あるいは「ゆうか」になります。

男の子の名前

2021年の名前ランキングでは下記の名前が100位までにランクイン。

陽翔(はると、ひなと、あきと)、大翔(はると、ひろと、やまと、たいが)、悠翔(はると、ゆうと)、海翔(かいと)、結翔(ゆうと、ゆいと)、晴翔(はると)、湊翔(みなと)、心翔(まなと)、奏翔(かなと)、翔太(しょうた)、優翔(ゆうと)、葵翔(あおと)、遥翔(はると)、蓮翔(れんと)、翔空(とあ)

参考:名前ランキング(明治安田生命)

女の子の名前

名前ランキングには入っていませんが、次のような名前も。

明日翔(あすか)、彩翔(あやか)、美千翔(みちか)、翔子(しょうこ、かこ)、翔夏(かな)、心翔(こと、ここと)、帆乃翔(ほのか)

最後に

「翔」という字は、現代的なイメージのある漢字です。有名芸能人やスポーツ選手にも「翔」のつく名前の方がたくさんいて、彼らの活躍に伴いイメージもどんどんよくなってきている気がします。暗い話題が多いこの時代に、スカッと明るいイメージが特に好まれているのかもしれません。これからの社会が「天翔る」時代になるとよいですね。

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