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2023.01.18

「郵便為替」ってどんなもの? 郵便為替の種類や使い方、手数料などを解説

普通為替で注意したいこと

普通為替証書には有効期間が設定されています。発行から6か月以内に受け取らなければならず、それを過ぎた場合は、為替証書再発行請求が必要になるので注意しましょう。また、発行日から5年の間に為替証書再発行または受け取りが無い場合は、お金を受け取ることができなくなります。

なお、代理人に手続きを委任する場合は、別途委任状が必要になります。

参考:ゆうちょ銀行  普通為替
   ゆうちょ銀行  普通為替 お手続きに必要なもの

郵便為替:定額小為替についても知ろう

ここからは定額小為替について解説します。

郵便局での手続き、配達する人のイメージイラスト

定額小為替とは

普通為替は、「郵便小為替」「小為替」とも呼ばれます。普通為替と同様、ゆうちょ銀行もしくは郵便局貯金窓口で手続きをします。

<申し込みに必要なもの>
・定額小為替振出請求書
・取扱金額が10万円を超える場合は、免許証などの本人確認書類

最大1000円までの証書発行が可能です。

定額小為替を便利につかう

送金額に応じて、50円、100円、150円、200円、250円、300円、350円、400円、450円、500円、750円、1000円の12種類の定額小為替証書が発行されますので、この中から金種を組み合わせ、必要な送金額にして送ります。

少額の金額を送るのに適しており、住民票などの公的書類を請求する際、その発行手数料を納付するときに使われています。

定額小為替の申し込みでかかる手数料は?

定額小為替証書1枚につき、200円の料金がかかります。全ての金種共通の料金です。また、定額小為替証書の再交付をする場合は、1枚200円の料金が発生します。料金には地方消費税を含む消費税が含まれます。

定額小為替を受け取ったら

受け取った定額小為替証書を持って、ゆうちょ銀行もしくは郵便局貯金窓口に出向きましょう。証書と引き換えに、証書記載の金額(現金)を受け取ることができます。

<受け取りに必要なもの>
・定額小為替証書
・印鑑
・取扱金額が10万円を超える場合は、免許証などの本人確認書類

定額小為替で注意したいこと

定額小為替証書にも、普通為替証書同様の有効期間が設定されています。発行から6か月以内に受け取らねばならず、それを過ぎた場合は、為替証書再発行請求が必要になります。また、発行日から5年の間に為替証書再発行または受け取りがない場合は、お金を受け取ることができなくなります。

同一金種で100枚以上の定額小為替証書が必要になる場合は、利用する予定のゆうちょ銀行もしくは郵便局に事前連絡をしておきましょう。そうしておくことで、相手方にかかる負担を軽減でき、スムーズに手続きできる可能性が高くなります。

なお、代理人に手続きを委任する場合は、別途委任状が必要になります。

参考:ゆうちょ銀行 定額小為替
   ゆうちょ銀行 定額小為替 お手続きに必要なもの

最後に

現金を送る場合に利用する郵便為替には、高額を送ることができる普通為替と、少額を送るのに適しているとされる定額小為替の2種類があります。その特徴を把握し、うまく使い分けましょう。

益田瑛己子

ライター・キャリアコンサルタント・ファイナンシャルプランナー。金融機関の営業職として長年勤務し、現在はライター(ブック・Web)と就職支援をメインに活動中。3人の子供が自立し、仕事と趣味を謳歌している。
ライター所属:京都メディアライン

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