銀婚式や金婚式が意味することは
「銀婚式」「金婚式」を知っている人も多いでしょう。「銀婚式」は結婚25周年、「金婚式」は結婚50周年の呼び方です。
「銀婚式」は「結婚生活の一区切りと、夫婦の関係がいぶし銀の美しさを放ってきていることを祝う」の意味が込められています。銀のスプーンや時計など、銀製品を使ったアイテムをプレゼントすることもあるようです。
「金婚式」に込められた意味は「金色の輝きを得た豊かさを祝う」というもの。結婚したのが20代と仮定したら、金婚式を迎えるときの年齢は夫婦ともに70歳以上ということになります。50年という長い年月を夫婦として過ごし、結婚記念日を祝い合えること自体がとても豊かですよね。
結婚50周年は大きな節目であることから、記念旅行を楽しんだり、子供や孫たちと盛大な食事会を開いてお祝いする人が多い様子。金を使ったアクセサリーをプレゼントするという人もいるようです。
思い出に残る結婚記念日にするためのアイデア4選
お互いの協力と思いやりがあってこそ迎えることができる結婚記念日。お互いの健康を願いながら、来年以降も仲睦まじく結婚記念日を迎えることができるように、思い出に残るような一日にしてみましょう。
ペアのアイテムをお互いにプレゼント
そのアイテムを見たら当時のことを思い出す、そんなアイテムをお互いにプレゼントし合うのも素敵です。腕時計やアクセサリー、定期入れ、食器などペアでそろえやすいアイテムを探してみましょう。
思い出の場所を訪問し、記念撮影をする
結婚式をしたホテルや式場、レストランなどを訪問してみるのはいかがでしょう。結婚式の当日に考えていたことや当時の気持ちを、改めてパートナーに伝えてみるのも。また、よく行っていたレストランやカフェ、デートスポットを再訪するのもおすすめです。
せっかく訪れたのだから、そこで記念撮影をするのもよいでしょう。昔の写真と見比べながら、感謝の気持ちをぜひ伝えてください。
タイムカプセル郵便を使って、数年後に届く手紙を書く
タイムカプセル郵便とは、差出人の書いた手紙を、差出人が指定した未来の配達日(最長10年後まで)まで公益財団法人日本郵趣協会が大切に保管し、指定日に日本郵便が届けてくれるというものです。ハガキや定型サイズの手紙であれば、タイムカプセル郵便として預かってくれます。配達日までに郵便料金の値上げがあっても、差額分を請求されることはありません。
パートナーと配達日を決めてお互いに向け手紙を書くのも、サプライズとしてパートナーに内緒で手紙を書き、未来日を指定するのも楽しいのではないでしょうか。
結婚記念日は、一緒に祝えるパートナーがいてこその記念日です。今も未来もお互いにとって素敵な時間が過ごせるよう考えつつ、ぜひ感謝の気持ちを伝えてみてください。
最後に
結婚記念日には周年ごとの呼び方があり、それぞれに込められた意味があります。その呼び方にちなんだプレゼントをするのもよいでしょう。結婚記念日は、ともに祝い合えるパートナーがいるからこその記念日。その存在に感謝し、思い出に残る結婚記念日を過ごしてください。
益田瑛己子
ライター・キャリアコンサルタント・ファイナンシャルプランナー。金融機関の営業職として長年勤務し、現在はライター(ブック・Web)と就職支援をメインに活動中。3人の子供が自立し、仕事と趣味を謳歌している。
ライター所属:京都メディアライン
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