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2023.03.29

「抱っこ紐」はいつまで使う?2歳以上でも使えるおすすめ8選&選び方

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赤ちゃんが歩き始める時期は個人差が大きく、1歳から1歳6カ月ごろが目安です。成長するにつれ抱っこ紐の出番は減っていきますが、場合によっては2歳以降も必要になります。抱っこ紐を使う場面や、2歳以上におすすめの商品を見ていきましょう。

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2歳を過ぎても抱っこ紐は使うもの?

子どもが2歳頃になると、抱っこ紐を使う機会が減り、周囲に使っている人がいないと「使ってもよいのかな?」と戸惑うことがあります。2歳でも抱っこ紐を使えるのか、使うことがあるのかを見ていきましょう。

パパに肩車される子供

子どもの個性によって使用頻度は異なる

2歳頃になると、自分で歩きたがって抱っこの機会が減る子もいますが、まだまだ抱っこが必要な子もいます。

たくさん歩ける体力がある子もいれば、そうでない場合もあるので、一概に2歳以上になれば抱っこ紐が不要になるとはいえません。特に疲れていなくても、抱っこをしてもらいたがってぐずる子もいます。

反対に、活発な性格で抱っこされるのを嫌がる子もいるというように、個性によって抱っこ紐を使う頻度は異なります。

ベビーカーが好きな子であれば抱っこ紐の出番がないこともあるので、年齢で判断するのではなく、子どもの個性に応じて使い分けるのがおすすめです。ベビーカーに乗るのを嫌がるタイプの子には、抱っこ紐があると便利です。

2歳以上で抱っこが必要なシーン

2歳以上になり、自分で歩く機会が増えて抱っこがほとんど必要なくなったとしても、抱っこを必要とする場面もあります。イレギュラーな事態が起きたときに「抱っこ紐があってよかった」と思うことは少なくありません。

例えば、熱を出してぐずっているときや、上の子を迎えに行きたいのに、下の子が寝ていて起こせないときなどには、抱っこ紐があると便利です。

徒歩や自転車での移動が多い場合、晴れている日はベビーカーで、雨が降っているときは抱っこ紐というように、天候によって使い分ける人もいるようです。

2歳以上で使用する抱っこ紐の選び方

抱っこ紐には体重制限があり、2歳以上が使うことを想定していないものもあります。選び方を間違うと安全に使用できません。2歳以上で抱っこ紐を使用する際、どんな点に注意して選べばよいのか見ていきましょう。

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子どもの体重をしっかりと支えられるか

抱っこ紐を選ぶ際は、体重制限をチェックし、子どもの体重をしっかりと支えられるものを選ぶことが大切です。

厚生労働省が2010年に行った「乳幼児身体発育調査」の結果を見ると、2歳になったばかりの子どもの平均体重は、男の子では約11.9kg、女の子では約11.3kgとなっています。個人差はありますが、2歳頃は約半年間で1kg近く増えることもある時期です。

長時間の抱っこに耐えるには、しっかりと支えられる作りになっているものをおすすめします。例えば、荷重を分散させる機能があるタイプを使えば、ママ・パパの肩や腰などにかかる負担も軽減できます。

参考:II 調査結果の概要|厚生労働省

おんぶ紐と兼用できるか

家事や買い物などをしたいときは、抱っこではなくおんぶの方が楽に用事を済ませられます。両手を空けておきたい場合や、自転車に乗るときなどもおんぶの出番です。子どもを背負うと視界が開けるので、行動が制限されにくくなります。

1通りの使い方しかできないものだと、抱っこ紐とおんぶ紐を別々に購入しなければなりません。おんぶ紐と兼用できる抱っこ紐を選び、臨機応変に使い分けましょう。

おんぶだけでなく腰抱きなど、幾通りもの使い方ができる抱っこ紐は、シーンに応じて使い分けられて便利です。複数のパーツを足したり、交換したりすることで、新生児から3歳頃まで長く使える作りになっている製品もあります。

軽量でコンパクトになるか

軽量でコンパクトにできる抱っこ紐を選ぶと、外出時もバッグの中に入れておけます。

2歳頃の子どもは、歩きたがったり抱っこしてもらいたがったりを繰り返す時期でもあります。抱っこ紐を用意していても無駄になる日もあったり、持っていないときに限って抱っこをせがまれたりと、頭を悩ませる日も少なくありません。

バッグに入れておいてもかさばらないタイプを選べば、もしものときも安心です。「本体が軽量かつ、たたんで小さくできるもの」なら、持ち歩きも苦になりません。外出の機会が多い人は、軽量でコンパクトにできる抱っこ紐を選ぶのがおすすめです。

着脱がしやすいか

子どもが頻繁に抱っこをせがんだり、歩きたがったりを繰り返すケースを考えると、着脱がしやすい抱っこ紐が便利です。着脱に時間がかかると、抱っこする側もされる側もストレスを感じてしまいます。

身に付けたままにしておける「ヒップシートタイプ」や、バックルが前側に付いているタイプだと、抱き降ろしが簡単です。子どもが寝てしまったときも、スムーズに外せるものなら起こさずに済みます。

ママまたはパパのいずれか1人と子どもだけで出かける機会が多い場合、誰かの手を借りないとスムーズに抱き降ろしできないものでは不便です。購入前に、1人でも簡単に扱えるかチェックしましょう。

体重をしっかり支えてくれる抱っこ紐

2歳児の体重をしっかりと支えられるものを選ばないと、体への負担も大きくなります。荷重分散に優れた、おすすめの抱っこ紐を見ていきましょう。

昔と比べて使いやすくなった抱っこの様子

Ergobaby「OMNI Breeze」

人間工学に基づいた設計で、肩や腰の負担を軽減してくれる抱っこ紐です。肩ストラップと腰ベルトで、赤ちゃんの荷重をバランスよく分散し、好みのフィット感で抱っこできます。

赤ちゃんの手が届きやすい場所にあるバックルは「ダブルロック式」を採用しているので、不意に外れることがなく安全面にも配慮しています。

本体は通気性に優れたメッシュ素材を使用しているため蒸れにくく、ダイヤモンド型の「エアポケット」により、抱っこ紐内の空気を逃がす構造です。

対面抱き・前向き抱き・おんぶ・腰抱きの4パターンに対応し、臨機応変に使えます。抱き方によっても異なりますが、対象体重は約3.2~20.4kgまで、対象月齢は0〜48カ月です。

商品名:Ergobaby「OMNI Breeze」

ベビービョルン「BABY CARRIER HARMONY」

日本人ママモニターとともに研究開発し、荷重分散性に優れた肩・腰ベルトを使用した抱っこ紐です。日本人に合う長さやパッドを採用し、ふわふわの質感に仕上げています。

赤ちゃんを覆う面の全てに「3Dメッシュ素材」を使用し、汗をかいても蒸れにくい構造です。柔らかく伸縮性に優れたメッシュ素材は、子どもの体にフィットして安定感もアップさせてくれます。

体の前側にバックルがあり、赤ちゃんを支えながら片手のみで着脱できる構造です。新生児から約36カ月(体重約3.2~15kg)※まで使用できます。

※対面抱っこ:0カ月(3.2kg)~約24カ月、前向き抱っこ:5カ月~約15カ月、おんぶ:12カ月〜約36カ月

ベビービョルン「BABY CARRIER HARMONY」

商品名:ベビービョルン「BABY CARRIER HARMONY」

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