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LIFESTYLE 雑学

2024.01.03

拗らせてる人の傾向って? 特徴や理由、改善のポイントなどを紹介

 

「拗らせてる」とは、物事を面倒にするという意味の言葉です。事象や健康に対して使いますが、最近では人の性格を表す際にも使われるようになりました。この記事では、「拗らせてる人」の特徴や改善方法を紹介します。

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「拗らせてる」とは?

人の性格や言動から、「あの人は拗らせてる」というような言い方をすることがありますが、この言葉がどのようなことを意味するのか、わからない人もいるかもしれません。もともとは事象や健康に対して使われていた言葉ですが、時代の変化とともに、今のような使い方をするようになりました。

「拗らせてる」は今後も登場する機会が増えそうですから、意味を把握しておきましょう。また、「拗らせてる人」がどのような人物を指すのかも紹介します。

絡まった紐

「拗らせてる」の意味

「拗らせてる」の読み方は、「こじらせてる」あるいは「ねじらせてる」の二通りですが、ほとんどの場合は「こじらせてる」と読んで問題ありません。

「物事を面倒にする」や「ややこしくする」という意味で使われることが多く、ほめ言葉として用いることはほぼないでしょう。

また、体調に関して使うこともあり、その場合は風邪などが悪化する、体調不良が長期的に続くことなどを表します。

拗らせてる人の特徴は?

前述したように、「拗らせてる」は人の性格や言動に対しても使われるようになりました。最近では「こじらせ女子」や「こじらせ男子」という言葉も登場し、この使い方が浸透しています。

ここからは、「拗らせてる人」という印象を与えやすい特徴を見ていきましょう。「拗らせてる人」とはどのような人を指すのでしょうか?

自己評価が低く、何でも卑屈にとらえる

いじけ気味で、自分を必要以上に見下す傾向があります。おどおどしている、他にへつらってばかりいるなども挙げられるでしょう。またこのタイプの人は、周囲からのほめ言葉や意見を素直に受け止められず、悪い意味でとらえてしまうことも少なくありません。

「どうせ私は」や「自分なんか」が口癖で、自分はついていない、自分はダメだと思い込んでいるため、他人と上手く関係性を作れないということも。そのため、強い孤独を感じている人もいるでしょう。

自分だけが正しいと思い込んでいる

自分の意見だけが正しいと考え、周りの意見を受け入れることができないことも、特徴の一つです。他人からの指摘や異なる意見に対して必要以上に反応し、攻撃してしまうケースも。

また、自分の考えや意見にこだわり過ぎて、他人のあら探しばかりする、強引に自分の考えを押し通すという一面もあります。このタイプの人は、会話において「でも」「だって」を繰り返す傾向もみられます。

基本的にネガティブ思考だが、プライドは高い

物事を否定的に考えることが多いのも、拗らせてるという印象を与えやすいです。起こっていないことに対して悪い結果の想像をする、人の言葉を信じない、物事や人のマイナス面ばかりを見るなどの傾向があります。

また、プライドが高く、融通がきかないという面も。虚勢をはり、相手や自分に完璧を求めすぎて、妥協することができません。

少数派と多数派

なぜ「拗らせてる人」になるのか、理由は?

ここからは、拗らせてしまう理由について見ていきましょう。影響しているのは「過去のこと」といえそうです。

成功体験がない、少ない

成功体験がない、もしくは少ないと、自分に自信を持つことができません。何をしても自分は評価されないと思い込み、ネガティブ思考に陥りやすくなります。成功体験がないと、自己評価は過度に低くなりがち。他人から認められた経験も少ないことが多いため、自らの言動に自信を持つことができないのです。

過去の失敗やつらいことを引きずっている

過去の失敗やつらいことを引きずっていると、いつまでも自分の選択に自信を持つことができません。自分は失敗ばかりすると考え、自分を認めることができないでしょう。

また、自分が過去に囚われていることに気づいているけれど、どうにもできずに悩んでいるということも。自分を受け入れることができないイライラが形を変え、卑屈になってしまうのかもしれません。

「他人に認められたい」という気持ちが強すぎる

自分のことを認められない分、他人に認められたいと強く思いすぎるというのもあります。承認欲求が強く、誰かに認めてもらいたいと望むのに、他人のことは認められません。そのため、必要以上に自分を強く主張するということも。そうなると、余計に物事が拗れてしまいますが、それを認めることもできません。

拗らせてる人から抜け出す方法は?

ここからは、拗らせてる人から抜け出す方法を紹介します。

3色のカード

プライドを捨て、素直になる

拗らせの原因となるのは、余計なプライドです。まずはそれを捨てましょう。そして、失敗したら素直に自分の非を認めて謝罪する、誰かに褒めてもらったら素直に言葉を受け取って喜ぶ、このようなことからはじめてみてはいかがでしょうか?

素直になることが難しいと感じるのは、素直になることに慣れていないから。だから最初はしんどいかもしれませんね。しかし、意識し続ければ、徐々に慣れます。素直になることが苦でなくなる頃、きっと大きな変化があるでしょう。

自分磨きをはじめてみる

自分磨きをはじめてみるのもおすすめです。おしゃれを楽しむ、スキンケアやヘアケアに力を入れるなどは、変化が目に見えるため、楽しいかもしれません。また、読書や映像作品にたくさん触れるのもいいですね。作品から受け取るメッセージは、心地よい刺激を与えてくれるでしょう。

言葉を大切にする

使う言葉を選ぶことも大切です。「自分なんて」「どうせ私は」という言葉を使うのはやめましょう。自分の発する言葉は、自分が聞く言葉でもあります。どうせなら、自分の心が明るくなるような言葉を使いたいですね。

また、自分からあいさつをする、他人に感謝の気持ちを伝えるというのもおすすめ。特に「ありがとう」は、自分だけでなく相手の気持ちも満たしてくれるでしょう。

拗らせてる人に対応する際のポイントは

上述したように、拗らせてる人は素直になれないことがほとんどです。それを踏まえ、根気強く接することを意識しましょう。反応が良くなくても、相手のいいところを見つけて伝えるというのもいいですね。自分のストレスにならないよう、適度な距離を保ちながら、接することをおすすめします。

最後に

「捻らせてる」とは、「物事を面倒にする」や「ややこしくする」という意味。事象や健康に対して使われていましたが、最近では人の性格や言動に対して使われることが増えました。「拗らせてる人」は、周囲から面倒くさい人と思われがち。しかし、軌道修正はいつでも可能です。失敗しても自分は大丈夫と言い聞かせ、前進しましょう。

画像/(c)Adobe Stock

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