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2024.03.31

貸与(たいよ)とは?類語・対義語・貸出との違い・3つの表現方法を一気に解説!

「貸与」の対義語
  1. 譲渡
  2. 借用

譲渡

貸与と対照的な意味を持つ言葉としては、「ゆずり渡す」という意味の「譲渡」が挙げられます。主に、権利や財産、法的権限を他人に譲り渡すことを指す言葉であり、「土地を譲渡する」「車を譲渡する」といった文脈で使われる言葉です。貸与の場合、品物の所有権はあくまでも貸し主にあります。しかし譲渡の場合は、権利ごと譲る行為であるため期限などはなく、その時点から譲り受けた人のものです。

[名](スル)権利・財産、法律上の地位などを、他人にゆずりわたすこと。有償・無償は問わない。「借地権を譲渡する」

(小学館〈デジタル大辞泉〉より)

借用

「借用(しゃくよう)」とは、貸与の反対の意味を持つ言葉です。金銭や物を使うために、誰かから借りることを指します。「借用」の証明として用いられるのが「借用証書」です。何をいつまで借りるのか、借りる条件などを書面にまとめたものです。借用の丁寧な表現としては「拝借する」となります。お知恵を拝借できれば幸いですなどといった表現に用いられます。

[名](スル)借りて使うこと。使うために借りること。「資料を借用する」

(小学館〈デジタル大辞泉〉より)

3つの表現方法

貸与は「貸与する」「貸与を受ける」「貸与された」といった使われ方をします。貸与に関する具体例としては、以下のとおりです。

契約書に半を押す人 イラスト

(c)Adobe Stock

・水道メーターは市が貸与する

・貸与された品の返却書に署名する

・3か月間、車の貸与を受ける

 

貸与とは文字通り「貸し出すこと」を意味します。一般期的には金銭や物品などを貸し出す際に用いられますが、水道メーターのようなものも対象になります。貸与は、日常会話ではあまり使われることはありません。主にビジネスシーンで使用される表現であると覚えておきましょう。

「貸与」を正しく使おう!

「貸与」とは、他人に自分の所有物を使用させることを意味し、返却するのが前提となります。対義語は「譲渡」や「借用」であり、権利ごと譲る・自分が物を借すといった行為を意味します。貸与と同様の意味を持つ言葉は「リース」「貸付」「賃貸」「ローン」です。貸し出す対象物によって、適した言葉が異なるため、文脈に沿った単語を使用しましょう。「貸与」という言葉はビジネスの場でもよく耳にします。この機会に、その読み方はもちろん、意味や使い方について理解しておきましょう。

メイン・アイキャッチ画像:(C)Adobe Stock

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