Domani

働く40代は、明日も楽しい!

 

LIFESTYLE 産後

2021.01.05

出産後の床上げの時期は?お風呂や外出はいつから?産後の回復時の注意点も紹介

家事をしたり外出をしたりするのは、産後の床上げを待ってからといわれています。では、産後の床上げとは、具体的にどのくらいの時期のことなのでしょうか?この時期の女性の身体に起こるさまざまな変化や、日常生活の注意点を解説します。

Tags:

産後の床上げ時期はいつ?

産後 床上げ いつ

産後の床上げの時期はいつ頃なのでしょうか?出産でダメージを受けている身体を休ませ、赤ちゃんのお世話に専念するためには、充分な休息が必要です。産後何週間くらい経てば、さまざまな症状が落ち着き、普段通りの日常生活へと慣らしていけるのでしょうか?

床上げとは

出産は身体に大きな負担がかかります。そこから回復するためには、充分な休息期間が必要です。昔からの習慣として、この時期は布団を敷きっぱなしにして赤ちゃんのお世話と身体の休息に集中しました。そして、「充分休んで回復したので、だんだん日常生活に戻してよいという時期」を、産後の床上げといいます。

妊娠・出産を経た身体は、急激に変化するため、痛みを感じたり不快な症状が表れたりすることがあるものです。そんなデリケートな時期を、まずはゆっくり過ごしましょう。出産の負担によって回復までの時間は違います。当然、床上げの時期も人それぞれです。どのくらいの時期から活動し始めてよいかは、産院で確認しておくと間違いありません。

床上げの時期は?

産後の床上げの時期は、具体的に決まっているわけではありません。「昔からの習慣では、産後21日目を産後の床上げ」として布団をたたんだそうですが、今は産後1か月を目安にしているママも多くいます。ただし、産後の床上げを過ぎたからといって、すぐに産前のように家事をしたり外出したりしてよいわけではありません。

まだ身体は回復途中なので、産後の床上げを基準に、徐々に通常通り活動できるよう慣らしていきます。ママが充分な家事をできないうちは、周囲にサポートしてもらいましょう。ヘルパーの支援を受けられる制度がある自治体もあります。産後はメンタルも不調になりやすく、活動が制限される時期なので、さまざまなサービスを使いこなしましょう。

産褥期の身体は回復している途中

床上げ 産後 体力 回復 産褥期【産後体重が減らない問題】原因は?減るのはいつから?効果的なエクササイズも紹介

産後の床上げまでの産褥期のママは、身体を回復するのが仕事です。妊娠・出産で心身ともに大きな変化があり、妊娠前の状態に戻っていく時期には、さまざまな変化がみられます。具体的にどのような変化があるのでしょうか?

悪露について

出産後の子宮内には、血液・リンパ液・残った胎盤などが入っています。これらが混ざり合って体外へ排出されるのが「悪露(おろ)」です。出産時に胎盤や卵膜が剥がれた部分から出血するので、子宮の収縮で止血されるまでは分泌が止まりません。産院に入院中は、悪露の色や量をチェックするのは、子宮が順調に回復しているか確認するためです。

産後1か月が経過しても、生理痛のような痛みがある場合や、出血量が減らない場合、熱が出ている場合には、すぐに医師に相談しましょう。

子宮の収縮

妊娠によって大きくなった子宮は、「子宮復古」といって産後収縮しながら、約1か月半で元の大きさに戻っていきます。このとき、後陣痛と呼ばれる強い痛みを感じる人もいるそうです。後陣痛は初産の人よりも、2人目・3人目の出産をした経産婦の方が強く痛むことが分かっています。この時期に無理をすると、子宮の回復の遅れや、悪露が中に溜まるなどが生じるかもしれません。

骨盤のゆがみ

産後 床上げ 産褥期 骨盤 ゆがみ【産後の骨盤体操】“ながら”でできる!簡単ストレッチで産後太りを解消

床上げまでの期間は、骨盤がゆがみやすい時期でもあります。妊娠中にリラキシンというホルモンの働きで骨盤を支えるじん帯が緩められていますし、赤ちゃんの重みを受け止め続けて筋肉も伸び切った状態です。出産時には赤ちゃんの頭によっても骨盤が押し広げられます。

開いた骨盤はまだ元に戻らず、不安定です。そのため、産後すぐに動き過ぎると、骨盤のゆがみに影響するといわれています。また、ずっと立ったり座ったりしていると、内臓が下がって骨盤内にはまってしまうこともあります。すると、それ以上骨盤が閉まらず、子宮脱、膀胱脱など婦人科系の病気や尿漏れなどのトラブルにつながりやすくなります。

1 2

Read Moreおすすめの関連記事

スマートフォンプレビュー

【登録無料】
Domaniメルマガ会員募集中

管理職世代の通勤コーデ、明日は何を着る?子供の受験や習い事、
どうする?人気モデル、ハイセンスなDomani読者モデル、教育のプロたちから
発信されるタイムリーなテーマをピックアップしてお届けします。
プレゼント企画やイベント参加のスペシャルなお知らせも!