病は気から。不調を感じる前にできることは…
冬から春へ季節が移り変わる今の季節、特に何をしたというわけではないのに、体調が優れない…。心なしかそんな日が多い気がする今日この頃。
冷え性のせいか眠りも浅いし、肩も頭も凝っている。花粉が舞い始めてからは、肌は敏感になったし、今日なんかひさびさにフェースラインに赤いポツポツが…! (3日後に撮影があるのに〜汗)
昨今のウイルスの件もあって、なんだか気疲れしちゃっているし、このままでは本当に調子が悪くなってしまいそう…! なんとかしなくては!
そこで今回は、野本真由美クリニック銀座の院長、野本真由美先生に、免疫力を上げてくれる食材について教えていただきました。
▲ 野本真由美クリニック銀座 院長 野本真由美先生
自身の肌悩み経験を元にした親身な診察に定評があり、漢方薬にも精通。年間30回以上医師向けの講演をされていたり、ミスユニバース新潟代表選考の審査員長を務められていたりと多岐にわたりご活躍されている皮膚科専門の先生。
「食事、睡眠、運動、そしてご機嫌でいることは、健康の基本です」(野本先生)
(c) Shutterstock.com
野本先生:皮膚や粘膜のバリアを強くするタンパク質は、免疫力の土台を支える大切な栄養素。肉や魚介、豆腐や大豆製品、乳製品などは、毎日の食事でしっかりと摂りましょう。また色素の強い野菜や果物には高い抗酸化力が備わっていて、免疫細胞を活性化させる働きがあります。あと、黒豆、キクラゲ、ひじきなどの色が黒い食材にも肌を錆びさせない働きがあるので、アンチエイジングにも効果的ですよ。
千幸:あの、先生…。私最近甘いものへの欲望が止まらないのですが…。
野本先生:甘いものを過剰に摂取すると、私たちの体にとって必須のコルチゾールというホルモンの分泌量が減り、生体防御力の低下を招いてしまいます。甘い物はほどほどに! あとは、きちんと睡眠を摂り、適度に体を動かすことが大切。そして、何よりごきげんでいること! 食事、睡眠、運動、ごきげん、この4つは健康そして若々しさを保つ基本ですからね。
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ビジュアル・エディター
有田 千幸
外資系航空会社のCA、建築設計事務所の秘書・広報を経てエディターに転身した矢先に妊娠。2019年9月に女の子を出産したばかりの右から見ても左から見ても新米ワー/ママ。ニュージーランド・台湾在住経験がある日・英・中の トリリンガルではあるものの、 外国語より原稿力の必要性を痛感している今日この頃。chiyuki_arita_official