【口遊む】ポイントは「遊」の読み方!
「頭の中で考えていることや、歌の歌詞などを口遊む。」などといった使い方をする【口遊む】。
この漢字を正しく読めますでしょうか?
【口】はそのまま「くち」と読み、【遊む】の読み方がポイントです。
もちろん「あそむ」ではありません!
「くち○○む」と聞いて思い当たる言葉といえば…
分かりましたでしょうか?
正解は…
【くちずさむ】
でした!
【口遊む:くち‐ずさ・む】
1.詩や歌などを思いつくままに口にしたり歌ったりする。
「懐かしの歌を―・む」
2.うわさをする。
意外と知らない?「口」から始まるいろんな言葉
「口」という漢字が使われた言葉はたくさんありますが、その中から3つピックアップして紹介します!
その1:【口惜しい】
【口惜しい:くち‐おし・い】
1.思うようにいかなかったり大切なものを失ったりして残念に思うさま。また、いまいましく思うさま。くやしい。
「こんな結果になるなんて―・いことだ」
2.対象が期待外れで満足できないさま。つまらない。取り柄がない。
3.身分などが低くて言うに足りない。取るに足らない。
その2:【口八丁】
【口八丁:くち‐はっちょう】
口が達者なこと。また、その人や、そのさま。口巧者(くちごうしゃ)。
その3:【口松】
【口松:くち‐まつ】
《口のよく回るのを人名に見立てていう語》
おしゃべりなこと。また、おしゃべりな人。
(すべて〈小学館 デジタル大辞泉〉より)
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