入園準備はいつから始める?
効率よく入園準備を進めるため、準備を始める最適なタイミングはいつ頃なのでしょうか?
■説明会後からスタート
入園準備は、保育園の説明会で「準備する物」を確認してから始めましょう。保育園によって必要な物が異なるためです。例えば、タオルのサイズが決められていたり、種類が指定されていたりするかもしれません。装飾の派手なアイテムなどは、保育園のルールで禁止されているケースもあります。
説明会より早めに準備してしまうと、禁止されている物を購入してしまい、準備し直すことになる可能性も。どうしても早めに準備を進めたい場合は、必要なものの購入場所や欲しい商品などをある程度把握することから始めることをおすすめします。
「年齢別」必要な物リスト
全年齢に共通して準備する物と、年齢別に準備する物があります。内容は保育園によって異なりますが、ここでは参考として一般的に必要とされるものを年齢別にご紹介します。
全年齢共通
入園前に準備する物は多岐にわたりますが、全年齢に共通して必要とされる物は以下の通り。
・着替え(上下数セット)
・ひも付きタオル(数枚)
・ゴム付き帽子
・袋(コップや着替えなどの持ち運び用)
・昼寝用の寝具
・雨具
・ビニール袋
・連絡帳
・指定の制服や制帽
着替えについては、思わぬ事故につながりかねないため、フード付きの衣類が禁止されている園も少なくありません。タオルや袋物は、サイズが異なる物を複数準備することもあります。
また、昼寝用のシーツやカバー、ブランケットなどを準備する場合も多いです。週末に持ち帰り、洗濯をして再び月曜日に持っていく園もあります。おねしょの心配がある年齢の子どもの場合は、予備があると安心です。
0歳児から2歳児
0~2歳児に必要な物は以下の通りです。
・おむつ
・おしり拭き
・哺乳瓶
・エプロン
・歯ブラシセット
おむつは、園に10枚程度保管しておき、使った分だけ補充するというスタイルをとっている園が多いようです。名前を書くことも忘れないようにしましょう。おしり拭きや哺乳瓶は、園で用意してくれる場合もあります。
食事用のエプロンは、首の後ろ部分がマジックテープで留められるタイプが一般的です。近年は、手入れが簡単なことからシリコン素材の物が人気ですが、園によっては不可としていることもあります。また、年齢によって歯磨きの練習が加わるため、歯ブラシとコップが必要になります。
3歳児
3歳児になると、さらに以下の物が必要となります。
・上履き
・お弁当箱
・水筒
・パジャマ
・バッグ
指定の上履きがある園もありますが、そうでない場合は履きやすく脱ぎやすい物がおすすめです。昼寝のときには自分で着替えをするため、パジャマも脱ぎ着がしやすいものを選びましょう。
また、お弁当を毎日持参する園も少なくありません。子どもが食べられる量を考慮したサイズのお弁当箱を選びましょう。運動量が増えるため、水分補給のために水筒も持参するようになります。
お弁当や着替えなど、必要な物を持ち運ぶバッグも用意するケースが多いです。指定の物がなければ、リュックサックなど持ちやすいタイプがおすすめです。
準備するときのポイント
実際に準備するときには、どのような点を考慮したらよいのでしょうか?覚えておきたいポイントをご紹介します。
デザインと使いやすさを考える
毎日のように使う物が多いため、デザインや使いやすさを重視することが大切です。子どもが好きなキャラクターグッズは喜ばれる一方、好みが変わると使うのを嫌がることも。また、園によってはキャラクターグッズがNGという場合もあります。子どもの好みや流行に左右されないシンプルなデザインを選ぶと長く使えます。
子ども自身が使いやすいかどうかも大切なポイント。着替えやすいパジャマや飲みやすい水筒、開け閉めがしやすいリュックサックなど、子ども目線で選ぶとよいでしょう。普段使っている物と似たような物だと、使い方に戸惑うことも少ないためおすすめです。