職場など、周りの人と協力しながら目的の達成に向けていく場では「今どのようなことが求められるか」「何をすべきか」など、課題を見つけて進めていきますよね。
でも、どんな人でも自分で判断して能動的になるというのはなかなか難しいもの。そこで今回は、「指示待ち人間」について全国のワーママ100名にアンケートを実施、「周りにに指示待ち人間がいる」、「自分自身が指示待ち人間だと思う」という人にエピソードや改善方法についてうかがいます。
「指示待ち人間」とは?
まずは、「指示待ち人間」の言葉の意味からチェックしましょう。
【指示】 の解説
1 物事をそれとさししめすこと。
2 さしずすること。命令。
<小学館デジタル大辞泉より>
つまり、「指示待ち人間」とは物事の指し示しや命令を待ち、それらがない場合は自ら行動しない人を指します。
いつも手取り足取り教えたり、指示をしないと行動してくれないと頼りなく見えたり、自分のやることが進まなくなってしまうこともありますよね。
続いて、指示待ち人間が周りにいる人の割合について紹介します。
【質問】あなたの周りで指示待ち人間はいる?
※アンケートは30~45歳の日本全国の有職既婚女性を対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
「あなたの周りで指示待ち人間はいる?」の設問では、35.2%の方が「はい」、64.8%の方が「いいえ」と回答しました。
約3割の方が、「指示待ち人間」な人が身近にいると回答しましたが、具体的にはどのような特徴があるのでしょうか。アンケートで集まったご意見を紹介します。
指示待ち人間に見られる特徴とは?
自分で考えられない
「何も考えていない」(40代・神奈川県・子ども1人)
「周りには笑顔を振りまいて相槌をうっているが、自分で考えられない人」(30代・富山県・子ども1人)
「自分で先の事を考えない」(40代・茨城県・子ども2人)
「やる気はあるが、何をしていいか本当にわからない」(30代・岡山県・子ども2人)
「自分の意見がない」(40代・兵庫県・子ども2人)
受け身
「いつも待っているだけ」(40代・愛知県・子ども1人)
「自分からは何も動かず、積極的に仕事をこなさない」(40代・千葉県・子ども1人)
「積極的でない」(40代・埼玉県・子ども3人)
やる気がない
「あまりやる気がないイメージ」(40代・香川県・子ども2人)
「少人数のコールセンターに勤務しています。電話がなっても取らない人は若干イライラします。受電業務なので電話を取るのが仕事なのに何しに来てるんだと」(30代・大阪府・子ども1人)
「やる気がない。向上心がない」(30代・茨城県・子ども2人)
言われた事だけする
「言わないと動かない」(40代・新潟県・子ども1人)
「何かあると『聞いてません』という」(40代・岐阜県・子ども2人)
仕事を探さない
「仕事が暇なときはネットサーフィンなどをしていて、できることを探さない」(30代・神奈川県・子ども2人)
「すすんで仕事をしようとしない」(40代・茨城県・子ども2人)
周りを気にしない
「空気が読めない。読もうとしない」(30代・愛知県・子ども1人)
「自分のことしかやらない」(30代・愛知県・子ども1人)