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プライベートはもちろん、職場でも重視されるのが「コミュニケーション」ですよね。家族やママ友との交流、SNSでのやりとり、職場など、あらゆるシーンで必要とされる力でしょう。生きる上で必要なことだからこそ、可能な限りストレスを減らしスムーズに交流したいもの。しかし、自分の意見や考えを上手く伝えられず、モヤモヤする方もいるかもしれません。
そこで本記事では、「コミュ力」をテーマに全国のワーママ100名にアンケートを実施しました。コミュ力が高い人の特徴や、コミュ力を高める方法について、代表的な回答を交えて紹介します。
【目次】
そもそも「コミュ力」の意味とは?
「あの人はコミュ力が高い」「人付き合いはコミュ力が大事!」など、性格や振る舞いについて使われる「コミュ力」という言葉。「コミュニケーション能力」の略ですが、まずは、具体的な言葉の意味について調べてみましょう。
コミュニケーション能力 社会生活において、他者と円滑に意思の疎通が行える能力。コミュ力(りょく)。 『デジタル大辞泉』(小学館)より引用
つまり「コミュ力」とは、言語コミュニケーションのみならず、雰囲気や行動も含めて人と上手にやりとりすることを指します。
【質問】あなたの周りにコミュ力が高いと思う人はいる?
※アンケートは30~45歳の日本全国の有職既婚女性を対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
「あなたの周りにコミュ力が高いと思う人はいる?」の設問では、47.1%の方が「はい」、52.9%の方が「いいえ」と回答しました。では、コミュ力が高いと感じる人にはどのような特徴があるのでしょうか。アンケートに寄せられた回答を紹介します。
コミュ力が高い人に見られる特徴とは?
具体的に「コミュ力が高い人」に見られる特徴を見ていきましょう。
誰とでも話ができる
「皆の意見を平等に聞く」(40代・埼玉県)
「誰とでも自分のペースで話せる」(40代・高知県)
「人見知りをしない」(30代・青森県)
「輪に入っていない人を会話に引き入れる」(40代・東京都)
「積極的に話かけられる。基本的に人に興味がある人」(30代・千葉県)
「自分から挨拶が出来る」(40代・和歌山県)
「初対面の人でも不快を感じさせない。笑顔で話す人」(30代・北海道)
話上手
「会話が上手い」(30代・福島県)
「説明が上手。誰に対しても同じように話せる。言いにくい事でも当たり障りなく言える」(30代・大阪府)
「自分のペースに持ち込むのが上手い。話し上手」(30代・東京都)
「会話のキャッチボールが上手い」(30代・大阪府)
話題が豊富
「話しが途切れない。話題や知識が豊富」(30代・京都府)
「話の引き出しが多い」(30代・千葉県)
「相手の話を聞く。博識」(30代・沖縄県)
「知識が豊富」(30代・福岡県)
いつも笑顔
「人の話をしっかり聞いている。笑顔が多い」(40代・東京都)
「いつもニコニコ」(30代・青森県)
「笑顔で明るい。人に寄り添ってじっくり話を聞ける」(30代・茨城県)
「いつも笑顔で、話しかけられやすい雰囲気。人の顔を良く覚えているので、話しかけてくれたりする気遣いがある」(30代・神奈川県)
柔軟に対応できる
「どんな人のどのような問いかけにも柔軟に対応できる」(30代・岡山県)
「機転が効く。知識が豊富で、どんな会話でも膨らませることができる」(30代・岐阜県)
「明るくて人に合わせて対応出来る」(30代・東京都)
「頭の回転が早い」(30代・愛知県)
前向き
「くよくよせず、何でも前向きに捉える」(40代・神奈川県)
「ポジティブな人」(40代・群馬県)
「何事にもへこたれず、ポジティブでアクティブ。行動力がある」(30代・北海道)
会話
「リアクションが良い。話しの引き出しが多くて聞き上手」(30代・東京都)
「目を見て話す」(30代・静岡県)
「他人の良いところを褒める」(40代・愛知県)
「自分の意思をはっきり持っていて自分に自信がある」(40代・神奈川県)
相手に合わせられる
「察する力がある」(30代・徳島県)
「人に合わせることができる」(30代・東京都)
「人の話をよく聞いて懐に入るのが上手い」(40代・茨城県)
雰囲気
「人当たりが良くて嫌われにくい」(30代・大阪府)
「人脈がある」(40代・神奈川県)
コミュ力のある人の特徴では、「誰とでも話ができる」の回答が最も多くあげられました。立場や関係性に影響されることなく、誰に対しても明るく挨拶ができたり、積極的に会話できたりする人は、コミュ力が高いと感じますよね。
また、「話上手」「話題が豊富」という意見もありました。話上手になるには、ある程度の慣れが必要です。「もっとこう言えばよかったな」と思うことがあっても、考えすぎることなく今後に活かしましょう。
また、会話の引き出しを増やすことも意識するといいですね。引き出しがたくさんあると、どんな人とも会話が弾みます。そのことを意識し、知識や経験を増やしてみましょう。
他には、「いつも笑顔」「人が集まる雰囲気」など、印象についての意見もあがりました。穏やかさや話しかけやすい雰囲気も大切なことだと言えそうです。
「会話の仕方」や「相手に合わせられる」の回答も寄せられました。コミュ力が高い人は、一方的に自分の話をするのではなく、きちんと会話をすることを意識しています。相手のことを考えながらコミュニケーションを取ることができるのは、思いやりのある証拠と言えるかも。双方向コミュニケーションを意識すると、会話の仕方は変わるでしょう。
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コミュ力が低い原因とは
ここからはコミュ力が低い原因を紹介します。自分や周りにあてはまることがないか、チェックしてみてくださいね。
コミュニケーションの経験値が低い
コミュ力は、経験することで磨かれるとされています。コミュ力が低い人は、コミュニケーションの経験値が低いのかもしれません。会話の経験がない、いい会話をすることができた実感がないということが、影響している可能性があります。
過去の経験を引きずっている
人は、過去の経験に影響されるもの。コミュ力の低い人は、コミュニケーションに関連するつらい出来事をひきずっているのかもしれませんね。「人と関わるのが怖い」と感じるような出来事は、思い出すだけでもつらいもの。もう同じことは経験したくないと、コミュニケーション自体を避ける人もいるでしょう。
周囲の目が怖い
周囲の目を恐れて、コミュニケーションをとれない人もいます。「こう言ったらどう思われるだろう…」「このことを伝えたら拒否されそう」などと考えてしまい、会話を楽しむことができません。人と会話するたびに緊張するため、会話が終わると一気に疲れが出ることも。思うより疲弊するため、コミュ力が伸びなかったのかもしれません。
あまり人に興味がない
あまり人に興味がない、人に対する関心が低いなどがあり、コミュニケーションをとろうとしない人もいます。ひとりでいることに抵抗がなく、周りに人がいる環境は苦手。常にひとりでいるため、コミュ力が伸びずに低いままということも。本人はそれでいいと考えているかもしれませんが、いざという時に困る可能性があります。
他人に対する警戒心が強い
疑り深い人も、コミュ力が低いかもしれません。他人に対する警戒心が強く、人を信じることがなかなかできません。相手の言動を常に疑ってしまうため、会話が成り立たないということも。警戒心の強さからコミュニケーションを楽しめず、ビクビクしながら会話をしているということもあります。
コミュ力を上げる方法とは?みんなの意見を聞いてみよう
これまでは、「コミュ力が高い人」に見られる特徴を紹介しました。次に、「コミュ力を上げる方法」をチェックしていきましょう。