「万」の訓読みが入って「○○○や」
【万屋】の読み方を知っていますか?
今ではあまり使われない言葉かもしれませんが、簡単に言うと雑貨屋や、何でも屋さんのことを指します。
「万」は音読みでは「まん」。
しかしこの場合は訓読みが入り、「○○○や」となります。
某有名少年マンガの主人公のお仕事なので、そこから知った人もいるかもしれませんね。(ちなみなはそちらは万事屋と書きます)
最初の文字は「よ」です。「よ○○や」。
分かりましたでしょうか?
正解は…
よろずや
でした!
【万屋:よろずや】
1.生活に必要ないろいろな品物を売っている店。雑貨屋。なんでも屋。
2.なんでもいろいろなことをひととおり知っている人。また、なんでもいろいろひととおりできる人。なんでも屋。
~【万=よろず】と読む漢字はほかにも!~
その1:万売り帳
【万売り帳:よろずうりちょう】
売った品物とその価格などすべてを記入しておく台帳。
その2:万度
【万度:よろずたび】
(多く副詞的に用いて)
何度も何度も。何回も。たびたび。
その3:万世/万代
【万世/万代:よろずよ】
限りなく長く続く世。ばんせい。
(引用すべて〈小学館 デジタル大辞泉〉より)
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