友達同士の恋バナや雑誌の恋愛特集などで、「モテる」か「モテないか」という話題がよく上がりますよね。モテている女性を見て、「うらやましいな…」などと感じる人も多いようですが、そもそもモテるとはどんな状態を指すのでしょうか?
本記事では、モテることの意味やモテる人の特徴などを解説します。
「モテる」ってどういう状態のこと?
まずは、どんな状態のことをモテるというのか、チェックしてみましょう。
好かれる・人気のあること
モテるとは一般的に、周囲から好かれたり、チヤホヤされたりする状態のことを指すようです。恋愛の場面で使用されることが多いですが、恋愛感情抜きに同性やお年寄り、子供などから人気があることも「モテる」という言い方をすることもあります。
また、たくさんの異性から言い寄られたり、常に付き合っている人がいるという場合、「〇〇さんはモテるよね」と言われることも。ただ、具体的に何人から告白されたらモテるというような、明確な定義はないようです。同時期に複数の人から好意を持たれている状態が、「モテる」と解釈できるかもしれませんね。
モテるの語源は「持てる」?
モテるのはっきりした語源は定かではありませんが、一説によると、動詞の「持てる」が名詞化したものが語源だと言われています。「持てる」には、「保たれる、維持する」という意味があることから、そこから派生して、「(たくさんの異性からの好意が)維持される」というニュアンスで用いられるようになったのかもしれませんね。
モテる人に共通する特徴
では、どのような人のことをモテると言うのでしょうか? モテると言われる人の特徴についてみていきましょう。
ギャップがある
「ギャップに弱い」という人は多いです。例えば、一見完璧に見える人が見せるドジな一面や、いつもユーモアたっぷりな人が、ここぞというときに見せる真剣な表情など。そんな〝意外性〟を持った相手にキュンとするという声も、あります。
隙がある
隙があるとは「だらしない一面もある」という意味ではなく、「とっつきやすい」「親しみがある」「警戒心がない」ような人に使われることが多い言葉。こういった人とは打ち解けやすく、仲良くなるスピードも早いと言われています。
性格が穏やか
性格が穏やかで、いつも自然体でいられる人は、周囲から信頼されることが多いためモテ要素に繋がることも。急に怒ったり不機嫌になったりするなど、気分の浮き沈みがないため、同性からの好感度も高い傾向にあります。一緒にいるだけで、安心感があり、落ち着ける存在だと認識されることが多いようです。
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サバサバしている
サバサバしている人は、どちらかというと同性にモテる傾向が。サッパリした性格なので「みんなに嫌われていないかな?」「~だと思われたらどうしよう」などといった、人目を気にするような様子がなくポジティブ。気持ちの切り替えも上手なので、周りからは「いつも自信に満ちあふれていて魅力的」という憧れの存在になることが多いようです。
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明るく笑顔が素敵
モテる人は、明るくていつでもニコニコとしている人が多いよう。心理カウンセラーの吉野麻衣子さんも、笑顔は周りの人を前向きで幸せな気持ちにしてくれると言います。「笑顔は人を幸せにします。いつもニコニコ笑顔な人には誰もが安心して話しかけられ、ポジティブなパワーが周りに伝わり、周囲の人たちの気持ちも前向きにさせることができます。
そんな幸せオーラが出ている人に幸せは寄ってくるので、人も集まってきて、その幸せオーラが更に伝染し、より多くの幸せの循環が生まれてみんなからも愛されます。笑顔は最強の武器です」(吉野さん)
常識があり、完璧すぎない
モテるために笑顔でいるのは大切なことですが、ただ笑っていればモテるのかというと、そうでもありません。「どんなに寛容さや笑顔があっても、非常識な人は人を不愉快な気持ちにさせてしまうもの。
しっかりと知識を持っていて、人を不快にさせない振る舞いができる人は安心して誰もが接することができるのです。ただ『これが常識でしょ』と正義を振りかざしてしまうとなかなか好かれません。適度な抜け感があり、完璧な人間ではなというゆるさ。この緊張と緩和のバランスがいい人は、人から愛されます」(吉野さん)
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聞き上手
モテる人は話すのが上手いかというと、実は逆だったりします。会話に相槌を打つだけでなく、「相手のことをもっと知りたい!」という好奇心を持って話を聞きます。そのため相手は気持ちよく話すことができ、「この人ともっと話したいな」という気持ちになりやすいのだそう。結果的に距離が縮まり、人から求められるようになっていくことが多いようです。
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