「横柄」の読み方と意味は?
まずは、「横柄」の読み方と意味、また「傲慢(ごうまん)」との違いもご説明します。
読み方と意味
「横柄」は、「よこがら」ではありません。「おうへい」と読みます。意味は、無礼なこと、偉そうな態度をとることで、「押しが強い人柄」という意味の「押柄(おしから)」という言葉の音読が由来となっています。
「横柄な人」と聞いて、パッと脳裏に浮かんだ顔はありませんか? 「横柄な人」というのは、職場や趣味の仲間、ママ友など、意外と身近にいるものです。
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「横柄」と「傲慢」の違いは?
「横柄」とよく似たイメージの言葉に、「傲慢」というものがあります。どちらもあまり良い印象を受けませんよね。
「横柄」は、「いばった態度で無礼」であることに対し、「傲慢」は、「思いあがった気持ちで人を見下す」というニュアンスがあります。あまりお近づきにはなりたくありませんが、「横柄」と「傲慢」のどちらにも当てはまる人も、もちろんいます。
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類義語と対義語
「横柄」と同じような意味を持つ類義語と、反対の意味を持つ対義語についてご紹介します。
類義語:「横暴」「傲慢」「不遜」「尊大」
類義語として4つの言葉を挙げましたが、それぞれ少しずつニュアンスが異なります。
「横暴」:権力にまかせて無法・乱暴に振る舞うこと。権力者の息子・娘や、昔要職に就いていた高齢者などに、この「横暴」な態度が見られることがしばしばあります。
「傲慢」:思いあがった気持ちで人を見下すこと。「人を見下す」という点が、「横柄」とは異なります。
「不遜」:おごり高ぶっていること。
「尊大」:他人を見下す態度をとること。
対義語:「謙虚」
「謙虚」は、控えめ、つつましい、へりくだっている様です。「横柄」とは対極にあるといえるでしょう。
「横柄な人」の特徴とは?
具体的に「横柄な人」の特徴を見ていきましょう。