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そもそも「不平不満」の意味とは?
「不平」と「不満」という似た意味を持つ2つの言葉が組み合わさっている「不平不満」。それぞれ次のような意味があります。
「不平」=納得できず不満であること。また、そのさま。(小学館刊・デジタル大辞泉)
「不満」=もの足りなく、満足しないこと。また、そのさまやそう思う気持ち。不満足。(小学館刊・デジタル大辞泉)
【質問】不平不満ばかり言う人は周りにいる?
周囲に不平不満の多い人がいるか、働く女性にアンケートを実施。その結果「はい」と回答した人は36.7%でした。4割弱の人は「不平不満が多い」と感じる人が周りにいるようです。
※アンケートは30~45歳の日本全国の有職既婚女性を対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
不平不満ばかり言う人にみられる特徴とは?
臨床心理士の吉田美智子さんによると、不平不満ばかり言う人には「自分ばかり損をしているのでは」という感覚があると考えられるそう。
「不平不満とは、心持ちが穏やかでなく満ち足りないさまを言います。穏やかでない、満ち足りないことは、誰にでもあると思いますが、それが不平不満として周囲に発せられてしまうのは、自分だけが損をしているのではないか、不平等なのではないか?という不信感がベースにあると考えられます」(吉田さん)
それでは、みなさんは不平不満が多い人にどのような印象を持っているのでしょうか。アンケートの回答の中から、代表的なものをピックアップしてご紹介します。
自分中心
・自分の思い通りにしたい。 (40代・北海道・子ども2人)
・自分のことしか考えていない。 (30代・岩手県・子ども3人)
・自分のことが一番正しいと思っている人。 (40代・愛知県・子ども2人)
・自分が中心でいたい人。 (30代・千葉県・子ども2人)
文句が多い
・とりあえず、社内の人の文句しか言わない。 陰で文句ばっかり言っている (30代・京都府・子ども2人)
・細かくグチグチいう。 (30代・島根県・子ども2人)
・文句は多いが自分で何でもやろうとしない。 (30代・神奈川県・子ども2人)