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【目次】
ジューサーの基礎知識
ジューサーは人気の家電だけに、多くの種類があります。似たような製品に見えても呼び方が異なる場合が多く、混乱することもあるでしょう。
購入を検討する前に押さえておきたい、ジューサーの種類や特徴を紹介します。
ジューサーの特徴や主な種類
ジューサーは材料となる野菜や果物を、圧縮したりすり潰したりしながら皮や繊維質を取り除き、液体を抽出する家電です。水分を加えなくても、ジュースを作れる特徴があります。
野菜や果実を100%使用したジュースを作りたいなら、ジューサーを使いましょう。ジューサーを使用して作ったジュースは、サラッとした口当たりが特徴です。
ジューサーの種類は「低速」と「高速」があり、低速はじっくりと野菜や果実のエキスを絞り出せます。一方、高速は熱が発生しやすく、食材の風味や栄養素を損ねることがありますが、手早くジュースを作れることがメリットです。
また、同じジューサーと名が付くものでも「ジューサーミキサー」のような、ジューサーとミキサーの両方の特徴を持ったものも存在します。
「ミキサー」「ブレンダー」との違い
ジューサーと混同しがちなものが、ミキサーやブレンダーです。ミキサーやブレンダーは、回転する刃で野菜や果実を細かく砕いて「ペースト状」にする家電を指します。
ジュースとして飲むには、水や牛乳などの液体を加える必要があり、野菜や果実そのままのおいしさは得られません。飲料を作れる点は同じですが、作り方に違いがあるのです。
できあがりはクリーミーで、ジュースというよりはスムージーのような口当たりになるでしょう。水分が少ないバナナや桃など、水分を加えた方がエキスを抽出しやすい素材をジュースにしたいときにおすすめです。
ミキサーやブレンダーは食材の皮や繊維ごと、余さずに摂取したい人に向いています。この二つは名前は違いますが、どちらも同じ機能を持っている場合が少なくありません。
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ジューサーの選び方のポイント
一口にジューサーといってもさまざまなタイプがあり、見た目がおしゃれなものも多いですが、デザインだけで選んでしまうと後悔することがあります。
ジューサーを選ぶ際のポイントを見ていきましょう。
洗いやすいかどうかをチェック
ジューサーを毎日使用したい場合、洗いやすさをチェックすることが大切です。
ジュースを作るときや注ぐときなどには、内部で皮の破片や果汁が飛び散ってしまいます。「投入口」「排出口」「フィルター」などは、特に汚れやすいでしょう。
また、できるだけ細かく分解できるものの方が、隅々まで洗浄できて衛生的です。パーツの取り外しやすさも重視しましょう。
ただし、あまりにもパーツの数が多いと、洗浄や組み立てに手間取ってしまうため、丁度よいバランスを見極める必要があります。
できれば、専用の洗浄ブラシがセットになっているタイプがおすすめです。
置き場所に合ったサイズや容量で検討する
ジューサーは商品によって大きさがまちまちですが、高さが45~50cm程度、奥行は15~20cm程度のものが主流です。コンパクトなキッチンでは、置き場所に困ることがあるので、サイズを確認してから購入しましょう。
また、一度に作れるジュースの量もチェックしておきたいポイントです。家族みんなでジュースを飲みたい場合、一度に2~3杯程度を作れるものが便利でしょう。
なお、家族が多い場合、何度も食材を入れる作業が発生します。投入口が小さく詰まりやすいタイプだと、ストレスになることが考えられます。場所を取らないタイプは、一度に作れる量が少ない場合があるので注意しましょう。
機能・静音性・対応食材で選ぶ
ジューサーを使う時間帯が早朝や深夜の場合、静音性は重要です。寝ている家族を起こすほど、大きな音が出るタイプも中にはあります。特に、高速タイプは音が大きいものが多いので注意が必要です。
また、使いたい野菜や果物が対応しているかもチェックしたいポイントです。
同じジューサーという名前でも、使える食材が異なる場合があり「粘り気が強いもの」や「極端に硬いもの」は、対応していない場合が少なくありません。
対応不可の食材を入れてしまうと、故障する可能性が高まります。皮をむいて細かく刻んで入れるなど、作り方が違う場合もあるので、取り扱い方法をよくチェックしてから購入することが大切です。
ほかにも、回転速度を切り替えられる機能があると、さまざまな食材に対応しやすくなります。投入口が大きく、食材を細かく切る必要がないタイプも便利です。
フルーツでジュースを作るスロージューサー
スロージューサーは、食材を押し付けながら低速でゆっくりと搾るので、野菜や果実に含まれるエキスをしっかりと搾り取れるところが魅力です。
濃厚な味わいのジュースを楽しみたい人に、おすすめの商品を紹介します。
スロージューサーの魅力って?手作りジュースを生活に取り入れて|Domani
ヒューロム「スロージューサー H-200」
りんごやトマトなどをカットせずにそのまま入れられる、大型の投入口を備えたジューサーです。自動で食材をカットしながら「搾汁ドラム」へ押し込んで、ジュースにします。
フィルター部分は樹脂製で、洗浄が簡単なところも魅力です。流水で洗い流すだけで、大部分の汚れが落ちるでしょう。
組み立てるときは、溝に合わせて「カチッ」とはめ込むだけです。静音性に優れた高性能の低ノイズモーターを搭載し、運転中の音も控えめです。
商品名:ヒューロム スロージューサー H-200
クビンス「ホールスロージューサー」
投入口の直径が約8.2cmと大きく、食材を入れやすいジューサーです。小松菜やホウレン草などの、長さがある葉もの野菜を切らずに入れられます。
食材を押し潰すスクリューは縦長で、たくさんのジュースを絞れる設計です。
また、奥まで指が入らない作りで、安全性にもこだわっています。パーツごとに分解でき、付属の「洗浄ブラシ」で隅々まで洗えて、衛生面も安心です。
ヘルシーなジュースだけでなく、搾り取ったあとのかすを活用するための「レシピ本」も付属しており、食材を無駄なく使えるでしょう。
商品名:クビンス ホールスロージューサー
LADONNA「Toffy ミニスロージューサー」
約幅12.4×高さ36×奥行9.8cmと、コンパクトサイズのジューサーです。
たくさんの調理家電があって手狭なキッチンでも使いやすい大きさで、使わないときに出しっ放しにしておいても圧迫感がありません。
「石臼式」の低速スクリューで、食材をじっくりと圧搾するので滑らかな口当たりのジュースができるでしょう。タンクやふたなどのパーツごとに分解でき、丸洗いできてお手入れも簡単です。
本体のロゴがアクセントになっており、ほのかにレトロな雰囲気のデザインもかわいく、キッチンの雰囲気をさりげなくおしゃれにしてくれます。
商品名:LADONNA Toffy ミニスロージューサー
手軽でおしゃれな高速ジューサー、ミキサー
高速ジューサーは、仕事や家事が忙しく時間がない人でも、手軽に手作りのジュースを楽しめるアイテムです。
短時間でフレッシュジュースを作りたい人におすすめな、ジューサーとミキサーを紹介します。
パナソニック「高速ジューサー MJ-H600」
高速回転しながらすりおろせるカッターと、食材を「ろ過」するメッシュ状のクリアフィルターで、飲みやすいジュースをたっぷりと搾れます。
かす受け・注ぎ口・ジュース受けの三つを分離せず一体化した構造です。かす受けには約1.7lものかすをためておくことができ、こまめにかすを取り除いたり、細かく分解して洗ったりしたくない人におすすめです。
注ぎ口が可動式で、注ぎ終えたあとは液だれしないように向きが変えられます。
使わないときは、ジュースカップを内部に収納できる作りになっているので、すっきりと保管できるでしょう。
商品名:パナソニック 高速ジューサー MJ-H600
Vitamix「バイタミックス A3500i ブレンダー」
のせたコンテナを自動で検知し、回転スピードや時間を調整してくれるブレンダーです。
耐久性に優れた「硬化ステンレス製」の刃を使用し、果物の種のような硬い食材も叩き砕きます。
ふたが閉まっていないときやコンテナをのせていないときは、起動しないようにロックされ、安全性に配慮されているところもポイントです。
コンテナ自体も工夫されていて、ふたも側面も透明で内部が見えやすいでしょう。
計量カップの目盛りや液だれしにくい注ぎ口など、随所に使いやすい工夫がされています。約2lの容量があるので、たくさんのジュースやスープなどを一度に作りたい人にぴったりです。
商品名:Vitamix バイタミックス A3500i ブレンダー
Oster「アーバンブレンダー450W」
硬い氷も難なく粉砕する、450Wのモーターを搭載したブレンダーです。ダイヤルで回転スピードを3段階に調節でき、初めて使う人でも難しくありません。
ジャーと土台の接合部分にメタル素材を使用し、耐久性も優れています。ステンレス製のカッター部分を備えたブレード台は、カップから取り外せる作りになっており、丸洗いが可能です。
本体がメタリックで、クラシカルかつアメリカンな雰囲気を感じさせるデザインとなっています。実用的なだけでなく、キッチンで映える家電が欲しい人にもおすすめです。
商品名:Oster アーバンブレンダー450W
容器がボトルになるおすすめジューサー
容器がボトルになるタイプのジューサーを利用すると、1人分のジュースやスムージーを手軽に用意できます。大量に用意する必要がない場合や、思い立ったときに少量を作りたいときにおすすめです。
作り終えたら本体から取り外してそのまま飲めるので、洗い物を少なくできるところもメリットといえます。ジュース作りを身近にしてくれる、コンパクトなジューサーを見ていきましょう。
IDEA「BRUNO ミニボトルブレンダー 280ml」
容器の中に材料を入れ、上から押すだけで簡単にスムージーを作れる、ミニボトル仕様のブレンダーです。カッターをふたに付け替えれば、ボトルごと保存や持ち運びができます。
容量は約280mlと、無理なく飲み切れるサイズです。本体のサイズは約幅7.5×高さ27.5×奥行7.5cmとコンパクトで、置き場所にも困りません。
使い方が難しいと持て余してしまいやすいですが、構造や操作がシンプルなので、毎日無理なく使えるでしょう。優しい雰囲気の、ブルー・アイボリー・ピンクベージュの3色から選べます。
商品名:IDEA BRUNO ミニボトルブレンダー 280ml
Vitantonio「マイボトルブレンダー 400ml」
小型ながら220Wのモーターを使用した、ハイパワーなブレンダーです。ボトルを押し込むようにしながらひねるとロックがかかり、自動で回転を始めます。
回転してから「約40秒後」に、自動で止まる仕組みです。つきっきりで見ていなくてよいので、ジュースやスムージーを作っている間に、ちょっとした洗い物くらいならできるでしょう。
約直径12×高さ31cmとコンパクトな設計で、出しっ放しでも邪魔にならず、収納場所から取り出すときも楽です。本体のカラーは野菜や果物をイメージした、元気をくれるビタミンカラーがそろっています。
商品名:Vitantonio マイボトルブレンダー 400ml
recolte「ソロブレンダー ソラン 400ml」
ハンドル付きのおしゃれな「ガラスジャー」と、スリムで軽い「トライタン製ボトル」が付属した、1人用のブレンダーです。
ガラスジャーは朝食用、トライタン製ボトルは保存用というように、自由に使い分けられます。
ボトルキャップやカッター部分などのパーツは、全て分解でき丸洗いが可能です。小型ですが、凍らせた果物や氷なども粉砕するパワーを持っています。
トライタン製ボトルをセットしたときの重さは約690gと、軽量で扱いやすいところも魅力です。
ストローをさせるメタルキャップと、飲み口が付いたドリンクキャップが付属し、どちらのボトルにも付け替えられます。
商品名:recolte ソロブレンダー ソラン 400ml
持ち運び可能なコードレスジューサー
コードレスジューサーは、コンセントがない場所でも使える手軽さが魅力です。キッチンに調理家電が多く、コンセントが十分に確保できない場合や、食卓で気軽に使いたい場合にも向いています。
また、自宅だけでなく、出張先やオフィスなどで利用したい人にもおすすめです。ジューサーをより便利に使ってみたい人におすすめな、コードレスタイプの商品を見ていきましょう。
兼六ジャパン「Happion 小型充電式コンパクトミキサー 300ml」
充電さえしておけば、自分の好きなタイミングで使えるUSB充電式のコンパクトミキサーです。サイズは約幅8.6×高さ16.8×奥行8.6cmと、バッグの中にも楽に入れられます。
1回の充電につき30秒間の回転を約15回でき、毎日ミキサーを使う場合でも、1週間程度は充電なしで使えるでしょう。別売りのUSB充電アダプタを利用し、コンセントから充電することも可能です。
また、本体と容器が離れているときは回転しない設計で、安全に使えます。ふたの開閉がしっかりとできるように、本体にダイヤカットが施されているところもポイントです。
容器と本体をそれぞれ丸洗いでき、お手入れの時間がかかりません。
商品名:兼六ジャパン Happion 小型充電式コンパクトミキサー 300ml
Life on Products「PRISMATE 充電式ポータブルマルチブレンダー 300ml」
USBケーブルでの充電が可能な、マルチブレンダーです。茶こし付きのタンブラーに、ブレンダーの機能を付けたようなアイテムで、手軽に持ち運びやすくなっています。
こす作業が可能な「ステンレスフィルター」を入れれば、紅茶やハーブティーを作る際にも使えるでしょう。ジュースやスムージーを作る以外の用途でも活躍してくれるので、日常で手放せなくなりそうです。
電源ボタンをダブルクリックすると作動する仕組みで、使用時以外の誤作動を防げます。バッグの中でうっかり動いてしまう心配がなく、安心して持ち運べるでしょう。
商品名:Life on Products PRISMATE 充電式ポータブルマルチブレンダー 300ml
超多忙なワーママ編集者が選んだ【高機能ジューサー】の決定版はあのブランドのこのアイテム|Domani
トップ画像/(C)Shutterstock.com
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