子育てに疲れてしまう理由
育児は子どもの成長を間近に見られる喜びがある一方で、精神的にも肉体的にも大きな労力を必要とします。時には、疲れ果ててしまうこともあるでしょう。子育てに疲れてしまう主な理由を紹介します。
自分の時間がほとんどない
子育てをしていると、それまで自分のために使えていた時間が減ります。四六時中、育児・家事・仕事に追われて、疲れがたまり、自分の時間がないことも加わって、気が付いたら笑顔がなくなっているという人は多いもの。
気分転換に使える時間がないと1人になりたいと感じたり、子育てに対し前向きな気持ちになれなくなったりしてしまうのは、ある意味自然なことです。
自分の心を癒やしたり、体を休めたりする時間を作るには、子育てや家事の負担を軽減する必要があります。1日の間に、やらなければならないことが多過ぎると、自分の時間がほとんど取れず、疲れがたまる原因となってしまうのです。
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思い通りに物事が進まない
思い通りに物事が進まないと、イライラしてしまう人は少なくありません。
例えば、家事を終わらせたいのに、子どもが泣いたり駄々をこねたりして、思うように物事を進められず結局終わらなかった、ということは往々にしてあるものです。
子どもの行動は予測不可能なことが多いため「毎日、掃除を完璧にする」「食事は必ず手作りで」といった、あまりにも負担が大きいこだわりは持たない方がよいでしょう。
やるべきことに優先順位を付けて、全てを完璧にこなそうとするのではなく、1番にやらなければならないことさえ終わったら「今日はこれができたからいいか」と考えて、ほかは明日に回してしまうのも一つの方法です。
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周囲に頼れる人がいない
育児や家事を並行するのは大変なことですから、疲れを感じてしまうのは当然です。周囲に頼れる人がいないと、何もかも自分でやらなければと思う気持ちが強くなり「疲れた」と感じやすいでしょう。
限界を感じる前に「ここぞというときは頼れる人」を、見つけておくことが重要です。家族に頼れない場合は、子育てに使えるサービスを上手に利用することも視野に入れましょう。
1人でストレスを抱え込んでつらい気持ちになるよりも、利用できるものを上手に使った方が、ママの笑顔が増えて家の中が明るくなるはずです。
家事負担を減らすことから始めよう!
家事の負担を減らせば、少しは自分の時間を作りやすくなります。便利な道具やサービスを使うことは、ママの笑顔を取り戻すことにつながり、ひいては子どもたちのためにもなるのです。「頼ってはいけない」という頑張り過ぎな状態から力を抜いて、家事負担を減らすアイデアを取り入れてみましょう。おすすめの方法を紹介します。
時短家電を取り入れる
便利な家電の中には高価なものも少なくありません。しかし、家事が楽になり、子育ての疲れを軽減できるなら総合的に見てコスパがよいと考えることができるでしょう。
近年は、自動で掃除機をかけてくれたり、床の水拭きをしてくれたりする「お掃除ロボット」や、食器洗いを楽にしてくれる「家庭用食洗器」が豊富に展開されています。
衣類の洗濯だけでなく乾燥までを行ってくれる全自動の「洗濯乾燥機」や布団を干さずに衛生的に使用できる「布団乾燥機」などを使うのもおすすめです。
自分にとって一番負担に感じている家事や、時間がかかっている事柄を機械に任せてしまうことができれば、心のゆとりにつながるでしょう。
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