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笑顔がもたらす効果とは?
笑顔は、コミュニケーションを円滑にしたり、ストレスを解消したりするといわれています。表情筋を鍛えることはエイジングケアにもつながるでしょう。
笑顔がもたらす三つのメリットを詳しく紹介します。
円滑なコミュニケーション
人とコミュニケーションをとる上で、笑顔は欠かすことのできない大切な要素です。あいさつや会話に笑顔がプラスされるだけで、相手は距離感を縮めやすくなります。笑顔は、相手にとって心を開いているサインになるのです。
心を開いてほしい相手や距離を縮めたい相手には、自分から積極的に笑顔を見せましょう。笑顔があることで信頼関係を築きやすくなり、円滑なコミュニケーションをとることができます。
ビジネスの場面においても笑顔は効果的です。チームやクライアントと信頼関係を築くことで、お互いに心の距離を縮め、スムーズなやりとりが期待できます。
ストレス解消
現代社会では、多くの人が何かしらのストレスを抱えています。強いストレスや緊張感は心や体に悪影響を及ぼすこともあるため、日頃からストレスをため込まない工夫が大切です。
笑顔になると人は明るい気持ちになり、心に余裕が生まれやすくなるといわれています。リラックスした状態で日常を過ごせれば、自然と疲れやストレスを蓄積しにくくなるでしょう。
エイジングケアにも有効?
「顔の筋肉は、普段の生活の中で半分以上も使われていない」といわれています。顔の筋肉を使うのは表情が大きく動くときであり、笑顔もその一つです。
笑顔の回数が多い人ほど表情筋を使う機会も多く、顔のコリがほぐれることで血行がよくなり、シワやたるみが目立たなくなるという副次的な効果も期待できます。また口角の上がった美しい笑顔は、見た目にも生き生きした印象を与えるでしょう。
毎日手軽にできる笑顔の練習方法
笑顔の練習は1日短時間でできるものばかりです。毎日続ける数分のトレーニングが、魅力的な笑顔につながります。
手軽にできる笑顔の練習方法を三つご紹介します。
口角ライン引き上げ
「笑ったときに口角や唇が上がりにくい」という人には、口角ラインを引き上げるケアがおすすめです。鏡を見て、自分の顔を確認しながら行いましょう。
1. 手の付け根のふくらみを使って、口角から真上に持ち上げて5秒
2. 側頭部に向けて少しずつ位置をずらし、3か所行う
初めにクリームをつけることを忘れずに。頰杖をつくと、力がかかってやりやすくなります。
はにふえろストレッチ
「は・に・ふ・え・ろ」と声に出しながら、大きく口を開けるストレッチです。声を出せない環境の場合は、口を動かすだけでもOK。
1.「は」と言いながら口を開ける
「は」と言いながら、口を大きく開ける
【Point】しっかり声に出して、一音ずつゆっくり行うこと。
2.「に」と口を横に開く
「に」と言いながら、これ以上ないくらい口を横に開き口角を上げる
3.「ふ」は両頬をくっつけるイメージで
両頬をくっつけるイメージで「ふ」と言う
4.森進一さんのモノマネで「え」
口角を後ろに動かすように「え」と言う(森進一さんのモノマネをイメージするとやりやすい!)
5.巻き舌をするように「ろ」
舌を口の中で丸めるようにして「ろ」と言う
表情筋をほぐしたいとき、PCやスマホばかり見た後におすすめ。普段使わない筋肉を意識して、大きく動かすことがポイントです。短時間で行えるため、習慣化しやすいでしょう。
割り箸を使ったトレーニング
身近にある割り箸を使ったトレーニングも、簡単にできておすすめです。1日1回から数回を毎日継続することで、効果が期待できます。
1.割り箸やペンなどを口にくわえる
2.2~3分程度そのままの状態をキープ
できるだけ「奥の歯でくわえる」ように意識し、「い」のような口の形をつくることがカギです。口角が割り箸よりも上にくることを意識してキープし、唇はなるべく割り箸に触れないようにしましょう。自然に口角をグッと引き上げた状態になります。割り箸の位置よりも、口角が上にくるのが理想です。
2~3分が長いと感じる場合は、30秒程度から始めても問題ありません。
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