赤ちゃんの足のサイズの平均
赤ちゃんのファーストシューズを購入するときは、事前に赤ちゃんの足のサイズを計測する必要があります。赤ちゃんの足のサイズを調べる際、知っておくと便利な情報を紹介します。
年齢・身長を目安にする
赤ちゃんの足のサイズを知りたいときは、年齢(月齢)ごとの平均サイズを参考にするとよいでしょう。以下の一覧は、赤ちゃんの年齢ごとの平均的な身長と足のサイズをまとめたものです。
新生児~3か月(身長60cm):足のサイズ8~11cm
3か月~6か月(身長70cm):足のサイズ9~12cm
6か月~1歳半(身長80cm):足のサイズ11~13cm
1歳半~2歳(身長90cm):足のサイズ12~14cm
2歳~3歳(身長95cm):足のサイズ13~15cm
赤ちゃんの成長は早く、足のサイズもどんどん大きくなっていきます。赤ちゃんの年齢と身長を目安にして、サイズに合った靴に買い替えていきましょう。
海外製はサイズ表記に注意
海外製のベビーシューズは、サイズ表記が日本の方式とは異なる場合が少なくありません。単位が「cm」ではなく「inch(インチ)」「month(月齢)」などになっているケースもあるので、数字のみが記されている場合は特に注意が必要です。
また、一口に海外製と言っても、製造国や製造メーカー、ブランドによってもサイズ表記の方式はまちまちです。
海外製のベビーシューズを購入する際は、そのメーカーやブランドで用意されているサイズ表で詳細を確認することをおすすめします。
赤ちゃんの足のサイズの測り方
赤ちゃんの足のサイズは、ベビーシューズ専門店で測ってもらうことができます。しかしながら、通販を利用して赤ちゃん靴を購入する場合など、自宅で足のサイズを計測したいときもあるでしょう。
赤ちゃんの足のサイズの測り方を解説します。
足長・足囲・足幅を測る
赤ちゃんの足のサイズを測るときは、足長・足囲・足幅の3つのサイズを測る必要があります。まずは、以下の4つのアイテムを用意しましょう。
●紙
●鉛筆
●定規
●メジャー
まず、紙に縦30cm、横15cm程度の線を引きます。アルファベットの「T」を逆さまにしたような形で十字線を引きましょう。足を肩幅に開いて立った状態で、片足のかかとを十字が交わる部分に合わせます。このとき、縦の線が足の中心を通るようにすることがポイントです。
指先のもっとも出っ張った部分に定規を当てて、十字の横線と平行に線を引きましょう。2本の横線に挟まれた縦線の長さが足長となります。
次に、足裏にメジャーを当て、親指と小指の指の付け根の出っ張った部分を両側端として、長さを測ります。この長さが足幅です。最後に、そのままメジャーを足の甲側へ巻き付けて、足囲を測れば測定完了です。
サイズを測る際の注意点
赤ちゃんの足のサイズを測るときは、必ず赤ちゃんが垂直に立った状態で計測します。座った状態や寝ころんだ状態だと足に体重がかかっていないため、足のサイズに若干の誤差が生じてしまいます。
赤ちゃんの体重が片方の足に片寄らないよう、真っ直ぐに前を向いた状態をキープさせることも大切です。赤ちゃんの年齢によってはじっと前を向いて立っていることができず、自宅での計測が難しい場合もあるでしょう。
ベビーシューズメーカーの中には、自社のウェブサイトで足のサイズ別の型紙をダウンロードできるようにしているところもあるので、活用するのもおすすめです。
赤ちゃんの靴を選ぶポイント
赤ちゃんの足の正しい発育を守るためには、正しい靴選びが欠かせません。赤ちゃんの靴を選ぶ際は、大人用の靴を選ぶときよりもきめ細やかに注意を払う必要があるでしょう。
つま先に余裕があるか
赤ちゃんの靴は、計測した足長に0.5~1cm程度プラスしたサイズのものを選びましょう。このプラス分を『捨て寸』と呼びます。捨て寸を足すことで靴のつま先部分に余裕ができ、足の指を自由に動かせる状態になります。
足長にぴったりで捨て寸のないサイズを選んでしまうと、赤ちゃんにとって窮屈で、歩きづらい靴になってしまいます。赤ちゃんの足の成長を阻害してしまう可能性もあるので、赤ちゃん靴のサイズを選ぶ際は「実寸+捨て寸」を守るようにしましょう。
かかとがしっかり固定されるか
赤ちゃんの靴を選ぶ際は、かかとがしっかり固定されるものを選ぶのも大切です。まだ骨が発達途中のため、かかとが柔らかいものだと支えることができません。
また、赤ちゃんの足はまだ土踏まずが十分に発達していないため、大人のように足の裏全体で踏ん張ることができません。かかとの安定性が高い靴を履いていれば、赤ちゃんの歩行をしっかりサポートしてくれるでしょう。
ハイハイや掴まり立ちを卒業し、自分の足だけで立って歩けるようになると、赤ちゃんの行動範囲はどんどん広がっていきます。かかと部分にクッション性のある構造を採用している靴であれば、アスファルトなどの硬い地面を歩いたときに足腰にかかる負担も軽減してくれるでしょう。
サイズアップの目安とは?
赤ちゃんが歩き始めると、歩行が安定するにつれて足の形も変化していきます。そのため、ファーストシューズを履き始めてから3か月程度が経過したら、最初のサイズアップを検討しましょう。
また、赤ちゃんの足は、3歳くらいまでは半年で1cmほど成長するといわれています。セカンドシューズに替えたあとも、3~4か月程度を目安として、定期的にサイズの見直しを行うことをおすすめします。
買い替えのタイミングが分からないときは、今履いている靴の中敷きを取り出して、その上に赤ちゃんの足を乗せてみてください。捨て寸が3mm程度にまで減っていたら、サイズアップの時期が来ていると考えてよいでしょう。
おすすめの室内用ファーストシューズ
赤ちゃんの足は皮膚が柔らかく、とてもデリケートです。正しい歩行と成長をサポートするために、室内でも足のサイズに合ったシューズを履かせてあげましょう。室内用シューズの着用を習慣づけることで、外歩きの際に屋外用シューズを履くための練習にも。
ファーストシューズにぴったりの、室内用ベビーシューズを紹介します。
ファミリア「ファーストシューズ (040198)」
ファーストシューズの名の通り、初めて靴を履く赤ちゃんのために特別にデザインされた靴です。履き口ががばりと大きく開くため、足の出し入れがしやすく、脱ぎ履きにストレスがかからない仕様になっています。
足首部分にはパットが、靴底には滑り止めが施されており、歩き始めたばかりの赤ちゃんの歩行をしっかりサポートしてくれるでしょう。
吸湿性に優れた素材を使用しているため、赤ちゃんが活発に動き回って汗をかいてもムレにくいところもイチオシポイントです。
商品名:ファミリア「ファーストシューズ (040198)」
公式サイト:購入はこちら
アティパス「パレット」
「裸足に近い感覚で歩ける」をコンセプトにしたベビーシューズです。赤ちゃんの足裏が本来持っている感覚や、足指の自在な可動を阻害しない仕様になっています。ぷっくりと丸く膨らませた、つま先のソールは、体を支えながら一生懸命歩く赤ちゃんの足指の動きを邪魔しないための形状です。
履き口に伸縮性を持たせているため、簡単に着脱できます。ソックスのような履きやすさと、シューズとしての安定性を兼ね備えたデザインになっている点も高評価でしょう。
フィット感と通気性に優れ、片足約40グラムと軽量のため、よちよち歩きの赤ちゃんの足に負担をかけません。
商品名:アティパス「パレット」
メルトン「ブーティー」
メルトン「ブーティー」の特長の一つは、北欧デンマークのブランドならではのシンプルかつおしゃれなデザインです。もちろん、見た目だけでなく機能性もバッチリ。履き口の広さをひもで調節できるため、履かせやすい上に脱げにくいという優れた仕様になっています。
表地の素材には綿100%のコーデュロイを使用していて、赤ちゃんの足にフィット。内側はフリース素材になっており、冷たいフローリングの床から赤ちゃんの足裏を守ってくれます。
カラーバリエーションも豊富なので、シーズンごとに色違いで揃えてみても楽しいでしょう。自宅用のみでなく、プレゼント用としても人気の高いベビーシューズです。
商品名:メルトン「ブーティー」
おすすめの屋外用ファーストシューズ
アスファルトや土、砂場など、屋外の地面の状態は、屋内以上にバリエーションに富んでいます。当然、ベビーシューズもそれらの環境に適応する機能性を備えたものが望ましくなります。
赤ちゃんの外歩きをしっかりとサポートする、おすすめの屋外用ファーストシューズを見ていきましょう。
コンバース「ベビー オールスター ライト V-1」
シューズメーカーとして高い人気を誇るコンバースが、赤ちゃんの足に合わせて設計したスタイリッシュなベビー用スニーカーです。
赤ちゃんのスムーズな歩行をサポートするため、ヒール部には滑りにくいラバーを、足裏の前方部には屈曲溝を付けた高機能な仕様になっています。つま先部は、足指を自由に動かせるゆったりとした作りです。屈曲性を備えた軽量ソールとクッション性に優れたカップインソールが、大切な赤ちゃんに楽しいお散歩タイムを約束してくれるでしょう。
商品名:コンバース「ベビー オールスター ライト V-1」
【ファーストシューズ】のおすすめは?男の子、女の子に人気な商品を紹介 | Domani
ニューバランス「IT313 FIRST」
ブランドロゴ「N」のマークが目を引くおしゃれなベビーシューズです。甲バンドは両開きの面ファスナーで、足入れが容易なだけでなく、フィット感の微調整もしやすい作りになっています。ソフトな履き心地でありながら安定感は抜群で、歩き始めたばかりの赤ちゃんの足をしっかりと守ってくれるでしょう。
屋外での使用にぴったりの仕様として、かかと部分に反射材を使用した名前入れスペースも備えられています。大きめのストラップも取り付けられているため、持ち運びにも便利でしょう。
商品名:ニューバランス「IT313 FIRST」
チャンピオン「LITTLE COURT CP-BA039」
くっきりとしたカラーリングが魅力的な、赤ちゃん用のカジュアルシューズです。
着脱容易な甲バンド式で、靴に不慣れな赤ちゃんのファーストシューズにぴったりな仕様といえるでしょう。つま先部分にゆとりを持たせているため、赤ちゃんの足に窮屈さを感じさせません。靴底も屈曲性の高い設計になっており、赤ちゃんのスムーズな歩行を守ります。
インソールは取り外し可能で、サイズ合わせの目安となるガイドラインも印刷されている親切設計です。
商品名:チャンピオン「LITTLE COURT CP-BA039」
ミキハウス「ファーストベビーシューズ」
ラフルでキュートなデザインが魅力的なベビーシューズです。
甲バンドには面ファスナーが採用されており、脱ぎ履きだけでなく、履いたときのフィット感の調整も楽々でしょう。つま先が少し上向いており、歩き始めたばかりの赤ちゃんにとって歩きやすい作りになっています。
シューズの中底と内側には、ミキハウスがクラボウと共同開発した抗菌加工である「ピュアベール」が施された生地が使用されており、衛生面もしっかりと配慮されています。
商品名:ミキハウス「ファーストベビーシューズ」
アシックス「アミュレファースト SL」
歩き始めから約3か月間の赤ちゃんに焦点を合わせてデザインされた「FIRSTシリーズ」のベビーシューズです。よちよち歩きの赤ちゃんのつまずきを防止するため、つま先の形状を大きく巻き上げてバランスを取りやすくしています。
靴底全体のエッジを丸くすることで歩行時の引っかかりの軽減も実現しており、まさにファーストシューズに相応しい機能性の高さといえるでしょう。
内素材には低刺激性かつ吸汗速乾性に優れたメディエル生地を使用しており、デリケートな赤ちゃんの肌をムレやかぶれから守ってくれます。
商品名:アシックス「アミュレファースト SL」