「保育園の連絡帳」は何のために必要?
「保育園の連絡帳」には、どんなことを書けばいいのでしょうか? 「文章が苦手でも、大丈夫?」「毎日書くのは大変そう…」、そんな疑問や不安を解決できるように、一緒にチェックしていきましょう。
毎日書かなくてはいけない「連絡帳」。忙しい保護者にとっては、ちょっと面倒くさく感じることもあるかもしれません。しかも園によってフォーマットも様々。なぜ「連絡帳」は、毎日書く必要があるのでしょうか?
「連絡帳」の目的
「保育園の連絡帳」には、保護者と保育士がコミュニケーションを取り、子どもの情報を共有し合うという大切な目的があります。忙しくて保育士と会話をする時間が取れない保護者ほど、連絡帳での保育士との繋がりは大切にしておきたいですよね。
「連絡帳」の役割
では、「連絡帳」にはどんな役割があるのでしょうか?
一つは連絡帳の目的でもある、 保護者と保育士がコミュニケーションを取るための橋渡し的な役割です。保育士は、保護者が書いた連絡帳の内容から、家庭での子どもの様子や親子の関わり、保護者の人柄などを知ることができます。そして保護者も、保育士のコメントを通じて保育園での子どもの様子がわかり、安心して子どもを預けることができます。
少しでも気になったことや園に伝えたいことは、子どもが安心して毎日を過ごすためにもしっかりと連絡帳に書いておくことをおすすめします。
連絡帳にはもう一つ、育児日記の役割もあります。日々の成長や毎日の出来事など、連絡帳は子どもの情報がいっぱい詰まった宝箱のようなもの。忙しくて気づかなかったことも、子どもが大きくなって振り返った時には、きっと懐かしい大切な思い出になっているはずです。
「保育園の連絡帳」の書き方とは?
大切な役割がある「保育園の連絡帳」。では、どんなふうに書けばよいのでしょうか。書き方やポイントについて見ていきましょう。
何を書いたらよいか?
連絡帳は、多くの保育園がオリジナルのフォーマットを作成しています。一般的には【就寝・起床時間】【体温】【食事内容】【家庭での様子や連絡事項】などの内容が多いようです。
「お迎え時間の変更」といった連絡事項は、「家庭での様子や連絡事項」の欄に記入。他にも「子どもの体調や健康状態」「家庭環境の変化や子どもの変化」などの普段気になっていることや、「初めてできたこと」「新しいお気に入り」など、保育士に知っておいてほしいことは何でも書いておきましょう。
「育児の悩みや相談」「保育園への質問」など、普段伝えにくいことや些細なことも書いておけば、保育士から返事やアドバイスがもらえます。