マスクを外したら、数年前より顔がたるんでる…!ハイライト、シェーディング、チークで引き締まった顔に復活したい
マスクを外したら、以前より「顔が大きく見える…」「フェイスラインがたるんでる?」。そう感じるのは、理由の一つはマスク下で徐々に進んでいたエイジングによるフェースラインの変化。二つ目に、ベースメイクが“マスク着用バージョンのまま”だから。マスクで見えないから…とハイライトやシェーディング、チークを使わないのがいつの間にか定番になっていませんか?小顔効果はもちろん、たるみをカバーするためにもこれらのアイテムはとっても大切なんです。
光、陰影、血色感の妙によって、ナチュラルに引き締まった顔になれる!
ブラウス¥19,800(ビームス公式オンラインショップ〈デミルクス ビームス〉) ネックレス¥13,200(ビームス公式オンラインショップ〈ジュール クチュール〉) イヤリング(スタイリスト私物)
「どうつけるんだっけ…」と悩まないために、つけ方をおさらい!
【シェーディング】
40代は「下あごライン」に忍ばせるのがおすすめ
シェーディングパウダーをブラシにとったら手の甲で2、3回トントンとなじませます。耳下からあご先まで、下あごの骨に沿ってブラシを2〜3回往復させます。骨より内側(見えない部分)につけ、見える部分には影がつかないようにするのがポイントです。顔の側面(こめかみからエラにかけて)や頬骨の下に入れる方法もありますが、顔の側面に影をつけると横から見た時に悪目立ちしやすいですし、頬骨の下に影をつけると40代はげっそり顔になってしまうこともあるので、避けるのがベター。
透け感のある影色パウダーなら自然な陰影が叶う
ヴィセ
シェード トリック BR300 ¥1,760〈編集部調べ〉
透け感のあるパウダーなのでシェーディングした部分が「くすんで見える」という失敗がしにくくなっています。3色の濃淡カラーで自分好みの影色にできるのもポイント。骨格に沿うようカッティングされたブラシも使いやすい!
【ハイライト】
Tゾーン入れやCゾーン入れはテカって見えがち。スポットで入れるのが正解
若い頃に流行った「Tゾーンハイライト」「Cゾーンハイライト」のままになっていませんか? 最近は、ハイライトをスポットで入れて「肌が潤っているからこそのツヤ感」と見せるのがトレンド。ごく自然でやりすぎないツヤに仕上がるので、40代にも有効です。ハイライトをつけるときに使うのは“薬指の指先”。ハイライトを指先にとり、トントンと小さな楕円形を描くようにし、広げないのがコツ。入れる場所は鼻根、目尻のやや下、唇の上、あごの5点。顔の立体感が引き立ち、引き締まって見えます。
ラベンダーの練りハイライトで透明感もプラス
シャネル
ボーム エサンシエル リラ ¥6,600
なめらかでみずみずしいツヤとともに、透明感やほのかな血色感も演出できるのでより自然で洗練された印象に仕上がります。まぶたや唇にも使えるマルチ仕様タイプで、しっとりした潤い感をキープできるので日中の乾燥対策にもぴったり。
【チーク】
頰の間延びを一瞬で解消するチークは入れ方にもコツがある!
頰が縦長に見える…と感じている方はぜひチークを活用してみてください。チークは血色感を与えたり、可愛らしく見せるという効果だけでなく、頰にメリハリを与えて引き締める効果もあります。若い頃のように「チークなしでも肌のふっくら感でメリハリが出る」といかないのが40代で、そこをフォローするのがチークです。入れるときは、まずにっこり笑った時に一番高く膨らむ部分に小さな円を描くようにします。ブラシを置いたら上側に弧を描くように半円入れ、元の位置にブラシを戻して下側に弧を描くように半円入れます。その後、円の中心から頰骨に沿って耳のほうまでスッと入れます。2段階に分けることでチークに自然な濃淡ができ、よりナチュラルに仕上がります。
透明感のある温もりブラウンで大人かっこよく
SUQQU
ピュア カラー ブラッシュ 140 ¥6,050(5月12日限定発売)
「可愛らしいチーク」ではなく、洗練された大人のかっこよさが漂う絶妙なブラウンチーク。肌に溶け込んでほのかに血色感も演出するマットブラウンに、ベージュとライトグリーンのハイライトが混ざり合うニュアンス発色で、色がベタッとつかず、自然な引き締め効果を狙えます。
【クマのカバー】も忘れずに!
目元に視線が集まるマスク着用時はクマ対策をしていたという人は多いけれど、マスクオフ後も引き続きカバーしていますか? 目元は「美肌ゾーン」といわれ、ここがキレイだと肌全体もキレイな印象になるんです。コンシーラーでしっかりカバーして冴えた目元をキープしましょう。
目元はよく動くパーツなので、なめらかにフィットするリキッドタイプのようなゆるめのコンシーラーがおすすめです。クマに沿ってコンシーラーをつけたら指で軽くトントンしてなじませます。厚塗り感や目が小さく見えるのを避けるため、涙袋にはコンシーラーをつけないようにしましょう。クマをカバーするのにはオレンジ系の色がおすすめで、リキッドファンデーションの前につけます。
塗りやすくクマのカバー効果抜群のオレンジコンシーラー
THREE
アドバンスド スムージング コンシーラー OR ¥3,850
気になる部分にスポット的に塗れて、均一にのばせる筆タイプ。アルガンオイルやホホバオイルなどに加え、肌のやわらかさと透明感を保つ潤い成分も含まれていて、メイクしながら肌ケアもできるのが大人にうれしいポイントです。
いかがでしたか? 好印象を与えたい初対面のシーンはもちろん、デイリーメイクでもぜひ活用してみてください。
●この特集に使用した商品の価格はすべて、総額(税込)価格です。
撮影/向山裕信(vale./人物)、黒石あみ(静物) ヘア&メイク/佐伯エミー スタイリング/柿原陽子 モデル/浅野里絵(Domanist) 構成/片山幸代
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