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2025.04.15

汗染みの落とし方|時間が経った染みもスッキリ! アイテム別の最適ケアから予防策まで紹介【専門家監修】

スーツの汗染み対策

スーツは素材が繊細なため、水洗いすると縮みや型崩れの恐れがあります。そのため、セスキ炭酸ソーダを溶かした水を使った「たたき洗い」が安全です。水500mlに対してセスキ炭酸ソーダ小さじ1杯を溶かし、きれいな布に含ませてから、汗染みのある襟元や脇下をやさしくたたくように汚れを落とします。

乾いた布で水分を拭き取って自然乾燥させれば、生地を傷めずに汗染みだけを落とせますよ。

ブラウスやシャツの汗染みを防ぐコツ

ブラウスやシャツは脇の部分や襟元に汗染みがつきやすく、一度染みになると落ちにくいため、予防が大切です。着用前に市販の汗染み防止スプレーを脇や襟に吹きかけ、乾かしておくだけで汗が繊維に浸透するのを防げます

すでに染みができてしまった場合は、重曹ペーストを活用しましょう。重曹大さじ2杯に水大さじ1杯を加えたペーストを汗染み部分に塗り、約15分放置してから水洗いすると、生地の風合いを保ったまま汗染みをすっきり落とせます。洗濯後は直射日光を避け、陰干しすると黄ばみを防ぐこともできますよ。

汗染みを防ぐための予防策! 日常でできる工夫

汗染みを落とすこと以上に肝要なのは、そもそも汗染みを作らないようにすることです。毎日のちょっとした工夫で、頑固な汗染みの発生を防ぐ方法を丁寧に紹介します。

汗染み防止スプレー・吸汗インナーの活用

外出前に簡単に使えるのが、市販の汗染み防止スプレーです。衣類の内側、特に脇や襟など汗が気になる部分にスプレーを吹きかけ、完全に乾かしてから着用します。繊維がスプレーの成分で保護されるため、汗が繊維に浸透しにくくなり、汗染みができるのを軽減できます。

また、吸汗インナーや脇汗パッドも効果的です。汗を吸収し、外側の衣類に汗が直接触れないようガードします。インナーは薄手で目立ちにくいものが多く、シャツやブラウスの下に着ても服装のラインを崩しません。これらを活用するだけで、汗染みの不安をぐっと減らすことができます。

汗パッド

(c) Adobe Stock

汗をかいたらすぐ拭く&部分洗いのコツ

外出先などですぐ洗濯ができない場合でも、汗をかいたらこまめに乾いたタオルやティッシュで押さえるように汗を拭き取ると効果的です。汗が繊維に染み込む前に対処することで、汗染みになるリスクを大幅に下げられます。

帰宅したら、汗をかきやすい襟や脇部分だけを軽く部分洗いしましょう。ぬるま湯で簡単にすすぐだけでも、汗に含まれる成分を落とすことができます。衣類全体を洗う時間がなくても、気になる部分だけでもケアする習慣をつけることで、頑固な汗染みが発生する前に防ぐことができますよ。

最後に

汗染みは放置すると落としにくくなりますが、 適切な方法を選べば自宅で簡単にケアできます。特に、時間が経った汗染みや帽子・スーツなどアイテムごとの洗い方を知ることで、衣類を清潔に保ちやすくなります。日頃の予防策も取り入れながら、大切な服を長持ちさせましょう。

TOP画像/(c) Adobe Stock

プロフィール写真 ソファとテーブルが置かれた部屋の様子

監修

きものトータルクリニック吉本

吉本は、創業80余年の歴史を持つ、京都発祥の染み抜き・お直し専門店です。京都・日本橋・南青山・金沢・高松・鹿児島に店舗を構えています。着物をはじめ、高級衣類や鞄などのクリーニング・染み抜きや修復を行なっております。他店で難しいと言われた品も、最高峰の修復技術でお直しします。 →HPはこちら

執筆/京都メディアライン

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