「足が棒になる」とは
「足が棒になる」は、日常でもよく目にする慣用句です。まずは基本的な意味をおさらいしておきましょう。
歩行などで疲労し、足がこわばっているという意味
辞書を見てみると「足が棒になる」という言葉は、以下のように定義されています。
足が棒にな・る
長く立ったり歩いたりして疲れ果て、足の筋肉がこわばる。「一日中立ちっ放しで―・ってしまった」
小学館『デジタル大辞泉』より引用
つまり、足の疲れや筋肉のこわばりを「棒になったよう」と比喩的に表しているのです。
長く歩いたときや、とても疲れたときなど、ひどい疲労を表現する言葉として使用しやすいでしょう。
「足が棒になる」の使い方と類似表現

「足が棒になる」には、似たような表現がいくつかあります。類似表現を解説するとともに、基本的な使い方についても確認しましょう。
足が疲れた・疲れるであろうときに使う
「足が棒になる」は、足の疲れを表現する言葉です。疲れたときや、疲れるであろうときに使ってみましょう。一般的な例文を紹介します。
足の疲労が強いときに使う言葉ですので、ちょっとした疲れや軽い運動で使うと違和感が生まれがち。自分にとって、強度の高い運動に対して使うとよいでしょう。
ほぼ同じ意味を持つ慣用句は?
「足が棒になる」には、ほぼ同じ意味を持つ言葉がいくつかあります。例えば「足がすりこぎになる」は「足が棒になる」と同様に、足が非常に疲れてこわばる様子を表す言い回しです。「すりこぎ」も「棒」も足の筋肉が固まったようなイメージを表現しています。
また「足が棒になる」という慣用表現のほかに、「足が棒のようになる」という比喩的な表現もあります。どちらも同じ意味で使えますが、比喩であることを強調したいときや、状況を正確に表したい場合には「足が棒のようになる」を使うとよいでしょう。
「足が棒になる」の言い換えと英語表現

「足が棒になる」を言い換えたいときや、英語で表現したい場合はどんな言葉がふさわしいのでしょうか。主な言い換え表現と英語の類似表現を紹介します。
丁寧な表現を使った方がよいときの言い換え
「足が棒になる」という表現は、比喩的な言い回しでありカジュアルな場面でよく使用されます。丁寧な言葉使いが必要なシーンでは、言い換える必要もあるでしょう。
比喩的表現を一般的な「足の疲労」に言い換えると、丁寧な言い回しに聞こえやすくなります。
似た意味を持つ英語表現
英語では、「足が棒になる」を直訳しても「足が疲れている」「筋肉がこわばって痛みがある」などのイメージとして伝わりにくい可能性があります。
完全に同じ表現はありませんが、足の極度の疲労や痛みを表したい場合、「My legs hurt too much to walk.」や「My legs are killing me.」などの言い回しが使えるでしょう。
「My legs are killing me.」は「足が棒になる」と同じように、比喩的に足の痛みや疲労を表しています。
「足」や「棒」に関連するその他の慣用句

ここでは「足」や「棒」を使った慣用句を紹介します。「足が棒になる」以外にどのような表現があるのか、見ていきましょう。
人を邪魔する意味を持つ「足を引っ張る」
「足を引っ張る」は、足を引っ張って歩行や前進を邪魔するようなイメージから、比喩的に「人の成功や前進を妨害する」といった意味を持っています。
自身の行動が結果的に人の成功を妨害してしまったときなど、故意でないときにも使われる表現です。
ためらいを表現する「二の足を踏む」
「二の足を踏む」は、一歩目を踏み出したものの二歩目にためらってしまい、その場で足踏みをしてしまう状態です。比喩的に「何らかの行動をためらい、思い切れない様子」を表します。
すでに一歩目を踏み出しているため、何らかの行動を起こしたいという気持ちはあるものの、何らかの事情でためらってしまうときに使える言葉です。
突然の行動を表す「藪から棒」
「藪から棒」は、藪の中から棒を突然突き出す状態を、比喩的に表現した慣用句です。突然突き出された棒と同じで、驚くような物事や行動を意味します。
相手が予期しない行動を取ったときや、突然の申し出に驚いたときに「藪から棒」を使うことで、唐突な行動や話にびっくりしたことを伝えられるでしょう。
まとめ
- 「足が棒になる」は足が疲れたことを表す慣用表現である
- 主に足が疲れたときや疲れるであろうときに使う
- 「足」や「棒」に関連する慣用句には「足を引っ張る」「二の足を踏む」「藪から棒」などがある
「足が棒になる」という言葉には、「足がすりこぎになる」「足が棒のようになる」といった類似表現があります。これらを足の疲れを表現する言葉として覚えておき、慣用表現や比喩表現を使いこなしましょう。ただし、丁寧な表現が必要なときには、一般的な言い回しに言い換えるのがおすすめです。
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Domani編集部
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