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2019.05.13

パンマニアが選ぶ、令和の今だからこそ食べたい【絶品!昭和パン】5選

 

最近は、年に数回は海外へも足を運び、パンコーディネーターやパンシェルジュという肩書きでパンを独自の視点で分析などしている、モデルの山野ゆりさんがイチオシの昭和パンを教えていただきます。

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日本人なら食べておきたい絶品〝昭和パン〟

パンブームの今、SNS映えを狙った「ビジュアル系パン」や海外発祥の「おしゃれパン」などが続々登場していますが、Domani世代に癒しを与えるノスタルジックな「昭和パン」の魅力を再確認したい!四六時中パンのことを考えていると豪語する、パン好きモデル・パン野ゆりさんが厳選した、日本が誇るベスト「昭和パン」を紹介します!

(1)【駒澤大学駅】究極のおもたせパン!本格自家製あんこ×生クリームの飲めるあんパン

〝昭和パン〟と聞いてまず頭に浮かぶ「あんぱん」。和菓子になくてはならないあんことパンが融合した「あんぱん」は、和洋折衷パンの代表格です。1946年創業の元和菓子屋な老舗パン屋「パオン昭月」には、あんこを使ったパンが数多く並びます。


▲生クリームあんパン ¥164(税込)

中でも、おすすめしたいのが、「生クリームあんパン」!ひと口かじった瞬間に、丁寧に裏ごしされたなめらかなこしあんと、空気のように軽い甘さ控えめのホイップクリームがジュワっとあふれ出す「あんぱん」とは思えないジューシーさに驚愕!「飲むように」一瞬で食べ終わってしまいます。そして、「あんぱん」と言うと日本茶などに合わせがちですが、生クリームが入る事によりシンプルな「あんぱん」よりも洋風な味わい。紅茶にもぴったりです♡

この究極のあんパン、午後には店頭から消えていることも多いので、確実にゲットしたいなら事前予約が必須です(1個から予約可能で、在庫があれば当日予約もできます)。しかも、生クリームが溶けてしまうので、10月~GW前までの期間限定商品。食べたいときにいつでも食べられないというのもまた、魅力を倍増させますよね♡(販売期間外も10個以上で2日前までの予約であれば受け付けてくれるそう)。

詳しくはこちら▶︎「飲めるパン」と呼びたい♡ 「パオン昭月」の生クリームあんパン

(2)【森下駅】1日3回の焼き上がり時間は行列必至!“カレーパン”の元祖

日本人なら嫌いな人はいないのでは? と言っていいほど親しまれているお食事パン“カレーパン”。その発祥店とされているのが、江東区森下に店を構える「カトレア」ということは、パン好きの間では有名な話です。なんと「カトレア」の創業は1877年。昭和2年から“洋食パン”の名で登録したものが“カレーパン”のルーツとなっているようです。


▲カレーパン 甘口(画像右)¥200、辛口(左)¥210(税込)

「カトレア」の“カレーパン”は、ラグビー型の甘口“元祖カレーパン”と、丸形の辛口“元祖カレーパン(辛口)”の2種。どちらも豚ひき肉と人参や玉ねぎなどをたっぷり投入し、肉と野菜の甘みがギュッと凝縮されたぽってりルーが特徴。マイルドで子どもにもヒットしそうな甘口と、スパイシーでより濃厚な辛口。ぜひ両方買って食べ比べしてほしい♡

もうひとつのポイントは、重み。中にはルーがこれでもかとぎっしりと詰まっているのです!パンの厚みもしっかりあるのに、ルーのボリュームに押されて一見薄く見えがちですが、食べるとルーのぽってり感×パンのもっちり感が合わさり“むちっ”とした弾力に。これがたまらなくおいしい♡幅広い年齢に愛される“親しみやすい”味なので、おもたせにもおすすめです。

詳しくはこちら▶︎空洞許さぬ、ずっしりルー! パン界のレジェンド「カトレア」のカレーパン

(3)【神楽坂駅】溢れ出すカスタードクリムーが幸せすぎる♡シンプルを極めた究極の“クリームパン”

お馴染みグローブ型のベーシックな“クリームパン”の中でも唯一無二なのが、ここ「亀井堂」の“クリームパン”です。2018年には、パン専門のコミュニティーサイト「パンスタ」に、その一年パンマニアが最も注目したパンの“クリームパン”部門で金賞に選ばれました!


▲クリーパン ¥254(税込)

「亀井堂」の“クリームパン”と言えば、なんと言ってもずっしりとした重量感が特徴。中にはカスタードクリームがみっちりつまっています!なんと、焼き立ての“クリームパン”をトングでつまむと、カスタードクリームの重みで生地が破れてしまう…との理由から、専用の黒いヘラで取ることが義務付けられているほどです。

もしタイミングがよく、焼きたてが目の前にあったら、迷わず店内のイートインスペースでかぶりつくのがおすすめ。温かさが残るカスタードクリームが、とろんと口の中に溢れる幸せを味わえます♡上質な生クリームを混ぜ込んでいるというカスタードクリームは、卵と牛乳の優しい味わいが際立ち、上品な甘さで飽きがこないのでペロリと完食できます。
冷めると中のクリームがプルンと固まり、まるでプリンのような食感に!こうなると、本当にパンというよりはスイーツなんです!自宅でいただくならそのままかぶりつくのではなく、お皿とカトラリーを用意して、ケーキを食べるときのように食べてみるのも◎

詳しくはこちら▶︎カスタードクリームの洪水って幸せすぎません? 生涯愛すと誓った、亀井堂の究極のクリームパン

(4)【武蔵小山駅】具なし麺ながら満足度100%の “やきそばパン”は中毒性あり

店頭販売はもちろん、近くの学校や幼稚園などの給食や購買部に卸しているほか、ホテルやレストランへの提供まで行う、地元では知らない人はいない老舗ベーカリー「碑文谷ベーカリー」。オープンはまさかの早朝5時!午前10時頃に行っても、すでにショーケースはガラガラという愛されっぷりです。


▲やきそばパン ¥150

魅力的な総菜パンがいくつか並ぶ中、おすすめしたいのが“やきそばパン”。少し甘めのソースがしっかりとからんだもちもちの太麺が、ほんのり甘く柔らかなコッペパンとベストマッチです。具がないストイックさに最初は驚きますが、このパンとの一体感は麺とパンのみのシンプルな組み合わせだからこそなしえるのです!ちなみにこのシンプルな“やきそばパン”の美味しさをさらに格上げしている名脇役が、マヨネーズ。パンとやきそばの間にほどよい量のマヨネーズが敷かれ、2つの炭水化物をまろやかに繋げる潤滑油の役割をしっかりと果たしてくれています♡ 

ちなみに、「碑文谷ベーカリー」には他にも「からあげパン」や土曜日限定の「えびかつパン」など、レトロかつ絶品な惣菜パンがたくさん!全制覇したくなるほど、どれも魅力的です♡

詳しくはこちら▶︎魅惑の炭水化物祭り♡ ソースの香りともちもち麺がクセになる「碑文谷ベーカリー」のやきそばパン

(5)【東京駅】給食を思い出す♡たっぷりきな粉で厚化粧された“揚げパン”は、絶対に食べておきたい!

お洒落なブーランジェリーが多く出店する東京駅の地下街に突如現れる“学校の購買部”のような異色の外観をもつ「みんなのぱんや」は、昭和30年代のパンを再現することをコンセプトに2005年にオープン。手描きされたお品書きや木の温もりを感じる陳列棚から、何とも言えないノスタルジックな雰囲気が漂います。


▲黄金パン ¥170

そんな「みんなのぱんや」の人気No.1メニューが、むかしなつかしいきな粉のあげパン“黄金パン”。袋を開けた瞬間、きな粉の香りがふわっと漂います。きめ細かくサラサラとしながらも、グラニュー糖のシャリシャリ感とその甘みを引き立てる少量の塩がアクセントとなり、上品な甘さのきな粉に、歯切れがよくエアリーな食感のパン。気づいたら1個ペロリです!

レジ横にある牛乳とコーヒー牛乳は、これまたなつかしい瓶入り。“揚げパン”ד牛乳”という給食の再現性の高さに萌えます♡

詳しくはこちら▶︎店頭に並んだ瞬間に姿を消す!? 厚化粧した「きなこ」がリッチな究極の「揚げパン」

文/中島麻純(スタッフ・オン) 再構成/Web Domani編集部

パンコーディネーター/パンシェルジュ/モデル

パン野ゆり(山野ゆり)

トークショーやラジオなどの出演、メディアへのコラム寄稿など、パンコーディネーターとしての活動を広げている。最近では、テキスタイルブランド「gochisou」と日本橋にある「BEAVER BREAD」とコラボレーションしたグッズを発売した他、世田谷パン祭りでワークショップも開催。また、モデル山野ゆりとしては、雑誌や広告、CMなどに出演。モデルという職業を活かし、太らないパンとの付き合い方も考案している。自身のインスタグラム@yuri.yamano でもパン情報を更新中!

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