◆変形ロウボーンでこなれ感あるひとつ結び

ロウボーンとは、韓国でトレンドとなった低めのルーズなお団子ヘアのこと。本来は襟足付近でゆるくまとめたお団子ですが、キャップの時はお団子を毛先までずらした変形バージョンがおすすめです。たゆませた髪の分量が多いのでボーイッシュなキャップを被っても大人の女性らしい雰囲気に仕上がります。ロウボーンなら束ねた毛束がコンパクトにまとまりますし、逆さになった毛先のハネで顔まわりに遊びが出るので360度どこから見てもこなれ感のある仕上がりになるんです。


作り方はとても簡単。まず髪全体を手ぐしでひとつにまとめて襟足付近でゴムで結びます。束ねた毛束の中間くらいまでゴムの結び目をずらしたら、毛先を折り返し、ゴムとゴムの間にはさんで固定します。上を向いた毛先を扇状に広げたら完成。顔まわりはサイドから2〜3つの毛束を出し、ルーズ感をプラスします。
【季節別】40代におすすめのキャップコーデ
春夏コーデ
黒キャップ×シンプルカットソー×スウェットパンツ×ブルゾン

ラフなスタイルにデザイン力の高いブルゾンを羽織った抜け感コーデ。ゴールドのチェーンネックレスで華やかさを添えて、黒キャップで凛々しくカジュアルに。
グレーキャップ×白パーカ×白トップス×黒パンツ

スポーティなアイテムの掛け合わせも、モノトーンスタイルなら落ち着いた印象に。紫外線対策にキャップをしっかりかぶりたいから、白トップス×白アウターで顔が暗く見えすぎるのを回避。
ベージュキャップ×ブラウンワンピース

前髪を流してシースルーにすれば、カジュアルにまとめたいときも程よい女性らしさを残してくれます。
グレーキャップ×ボーダーカットソー×黒パンツ

運動会やアウトドアなど活動量が多い日は、動きやすくて好印象なモノトーンスタイルが鉄板。地味見えしないよう、トップスにはボーダー柄をもってきつつ、ボトムやバッグは黒で統一を。
ベージュキャップ×グレートップス×グレースカート

たっぷりと生地を使い華やかな広がりを楽しめるフレアスカートを、キャップやミニショルダー合わせで休日仕様に。家族やママ友とのショッピングにちょうどいいカジュアル感に仕上がります。
秋冬コーデ
ネイビーロゴキャップ×白スウェット×ネイビースカート×グレーストール

カジュアルなスウェットトップスをきれいめに着こなすなら、リッチなアイテムで大人っぽく昇華が有効。スポーティにまとめがちなオーバーサイズの白スウェットを、サテンのフレアスカートで艶やかフェミニンに格上げ。量感たっぷりのグレーストールが白×ネイビーの知的配色を上手につないで。
ボルドーキャップ×ボーダーニット×カーゴパンツ×ダウンベスト

カーゴパンツとボーダーという休日の定番コーデは、いかに鮮度よく仕上げるかが鍵。カーゴパンツに太めボーダーのニットをIN。オーバーサイズのニットと、丸みのあるダウンベストがカーゴパンツを一層こなれた雰囲気に仕上げて。
デニムキャップ×ブルーコート×ロゴニット×白パンツ

耳元で揺れるアクセサリーをつけて華やかな印象に。髪をすっきり後ろでまとめて耳元に大ぶりなピアスをつけても◎。キャップスタイルは大ぶりなイヤリングやピアスとも相性がよく、一気にこなれます。
黒キャップ×黒パーカ×白スウェットパンツ

パーカとスウェットジョガーパンツを合わせた、公園遊びやお迎えスタイルにもぴったりな楽ちんコーデ。キャップで目線を上げてバランスよく着こなしたい。1点きれいめバッグを投入し、リッチな雰囲気を漂わせるのも大人見せのポイントです。
大人におすすめのキャップ【4選】
「VARZAR」のキャップ

ちょっと大きめのつばと絶妙なフォルムがすっぴん顔も上手に隠してくれます。面長の人にも、ハチが張っている人にも似合う奇跡のキャップ。

お散歩にも、ゴルフにもジムにも、なんでも合ってしまうほどとにかく優秀。
「クレージュ」の黒キャップ

「特にお気に入りのポイントは、控えめなサイドのロゴ。柄物より使いやすいからとついついシンプルな無地キャップにばかり手が伸びますが、飾りが何もないのは寂しい…という気持ちも。〝目立ちづらいサイドに控えめに〟のちょうどいい具合が、どんなコーデにもどんなシーンにも使いやすいんです」(エディター・KITA)
「ザ・ノース・フェイス」のキャップ

「ザ・ノース・フェイスのシンプルなキャップをかれこれ10年以上愛用中。汚れが目立ってきたものは買い直したりして、今は色違いで3色持ち。ユニセックスでSサイズを選んでいます。女性にとってもかぶりやすい形だと思います」(Oggi.jp&Domani編集長・田中ゆか)
「セリーヌ」のキャップ

「とにかく帽子が似合わないと思っていて、かつ髪がぺたんこになるのが苦手でほとんどかぶったことがなかったのですが、帽子好きの友人のキャップを拝借してみたら即お気に入りに(単純)。個人的に深めサイズがしっくりくることを気づかせてくれたキャップです。キャップ初心者なのでまだ上手にデイリーコーデに取り入れられず、上質な質感とロゴの力に頼りきりです」(ライター・近藤亜衣子)
Domani編集部
Domaniは1997年に小学館から創刊された30代・40代キャリア女性に向けたファッション雑誌。タイトルはイタリア語で「明日」を意味し、同じくイタリア語で「今日」を表す姉妹誌『Oggi』とともに働く女性を応援するコンテンツを発信している。現在 Domaniはデジタルメディアに特化し、「働くママ」に向けた「明日」も楽しむライフスタイルをWEBサイトとSNSで展開。働く自分、家族と過ごす自分、その境目がないほどに忙しい毎日を送るワーキングマザーたちが、効率良くおしゃれも美容も仕事も楽しみ、子供との時間をハッピーに過ごすための多様な情報を、発信力のある個性豊かな人気ママモデルや読者モデル、ファッションのみならずライフスタイルやビジネス・デジタルスキルにも関心が高いエディターたちを通して発信中。
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