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LIFESTYLE自分磨き

2020.05.31

見栄を張るのは何のため?心理や改善のポイントを知ろう

あらゆる場面で自分を良く見せようとして、ついつい見栄を張ってしまうことがあります。たまにであればよいのですが、常に見栄を張ってしまうのは辛いですよね。見栄を張る心理や、見栄を張ることをやめる方法を紹介します。

【目次】
見栄を張るとは
セルフチェックしてみよう
見栄を張る人の心理
見栄っ張りを直すには

見栄を張るとは

見栄を張る」という言葉は、世代・性別を問わず使われるシーンの多い言葉です。言葉の印象はあまり良くありませんが、意味を知り、どのような心理や特徴があるのか紹介します。

見栄を張る

見栄を張るの意味

「見栄を張る」とは、周りを意識して見た目や物事の外観を飾るという意味があります。「見栄」という言葉は、他人に良いように見てほしいため、うわべや体裁を整える傾向を指します。

「見栄っ張り」や「見栄坊」といった名詞があり、どちらも「見栄を張る」と同意語です。また、類語として「こけおどし」や「糊塗(こと)」といった言葉があり、どれも体裁を取りつくろう意味を持ちます。

見栄を張る人の心理には、周囲の目を気にした自信のなさが隠れています。「見栄」は張りすぎると、本来の自分とかけ離れてしまうため、心身への負担が大きく疲れてしまうこともあります。

見栄は歌舞伎が語源

「見栄を張る」と響きが似ており、よく耳にする言葉に「見得を切る」があります。「見得」とは歌舞伎の舞台でクライマックスに達した場面で役者が独特な立ち振る舞いやポーズをする演技のことです。

役者がここぞとばかりに自分をアピールする動きであり、これにちなんで思い切りのよい言動をする場合に使われます。

「見栄を張る」は周囲の目を気にして取りつくろうという意味であるのに対し、「見得を切る」とは固い決意や言動を表す言葉です。前者はマイナスのイメージがあり、後者はプラスのイメージがあるので、似て非なる意味合いという点に注意が必要です。

セルフチェックしてみよう

見栄っ張りな人とはどのような人なのかを紹介します。自分に当てはまるか、セルフチェックをしてみてください。

見栄を張る

見た目をかなり気にする

結婚式や子供の卒業式などの晴れの日は、より良い服を着て行きたいと思う心理があります。これは周囲に見劣りしたくない気持ちや、お金がないと思われたくない、などの虚栄心がある場合も。

衣服では特に高級品やブランド物を好む傾向が顕著です。周囲からお金持ちだと思われたい、自分をおしゃれに見せたいという思いで著名なブランド品などを身につけます。この場合、いい格好を見せるという心理が優先されますので、自分が気に入っているかどうかは二の次となっていることも。

メイクや外観を整えることで自分を良く見せたい場合だけでなく、ジムなどに通いプロポーションを美しく保ちたいという行為も、見栄を張りたい気持ちの一つである場合も。

誘いを断れず奢ることも多い

お金がないときに同僚やママ友、学生時代の友人らから、高めのランチやディナーに誘われても断れない人がいます。これは、断ることで「お金に困っている」「付き合いが悪い」などと思われたくないため、つい見栄を張ってしまっている可能性も。

相手が自分より年下となると、ランチに行った場合でも、「先輩なのでかっこよく見せたい」や「ケチな先輩だと思われたくない」という理由で、ついついおごってしまうこともあります。

気前よく羽振りが良いかのように体裁を取り繕い、実は切り詰めて苦労している人も少なくありません。女子会や後輩との飲み会などで「ここは私のおごり」などと太っ腹な態度を取るのも、同様の心理が働いていると言えます。

できないと言えない

急な依頼でも、頼まれたらつい「できます」と答えてしまうことがあります。自信がないにもかかわらず請け負ってしまうのは、「相手を失望させたくない」「能力が低い人と思われたくない」という気持ちが潜んでいることも。

自分を少しでも良く見せたいため、一度断ると評価が大きく下がってしまうと思い込んでいる傾向があります。自分の実力からは明らかに高難度な案件でも、断るよりも評価が下がることの方を気にしてしまいます。

目的を持たずに資格を多く取ることも関係があります。いわゆる「資格マニア」と呼ばれる人は自分に本当に必要かどうかは置いておき、難度の高い資格の取得を好みます。

資格で武装することで、自分の能力が高いことを周囲にアピールできると固く信じているためかもしれません。

見栄を張る人の心理

見栄を張る人にはどのような心理があるのでしょうか。順に説明していきます。

見栄を張る

認められたい

見栄を張ることは、自信がないことの裏返しでもあります。自信を持つ方法がわからないため、見栄を張ることで自分は価値のある存在だと相手に印象づけようと考えていのかも。

自信を持てない人だと見抜かれたくないため、悟られないように努力をするのも特徴。本当は自信がない人だと知られることで、自分に対する評価が下がってしまうのではないかと恐れるためです。

周囲に認められたい思いはありますが、本当に認められるだけの実力を備えていなかったり、結果を出していなかったりする自覚があるのかもしれません。

だからこそ見栄を張り、少しでも自分をよく見せようとする心理が強く働きます。

目立ちたい

見栄っ張りな人の心理には、目立ちたいという願望も含まれる場合が。職場や学校、サークルなどで目立つ自分でありたいという願いは人一倍強いのですが、目立つために必要なのは何かが分からないのではないでしょうか。

少しでも周りから抜きん出た存在と認識してもらうため、気持ちばかりが前のめりとなり、つい見栄を張った言動をしてしまったりすることも。

本人も見栄っ張りを自覚していて、そんな自分を客観的に見たときには、恥ずかしさを感じることもあります。

周囲から認めてもらう方法が分からず、とりあえず目立つように派手に振る舞う場合も見受けられます。注目されることで、自分は特別な存在なんだと誇示することが目的になっているのかもしれません。

不安を隠したい

「今のままの自分でよいのだろうか」「周囲から好かれているだろうか」と不安に思うことがあります。このような心理状態になると、劣等感にさいなまされ、ついつい見栄を張ってしまいがち。

不安な状態が続くと心身にストレスとなるため、なるべく明るく振る舞うような態度で見栄を張り、自分を偽ってしまうことも。

しかし、一度不安を感じると、その不安は大きくなり止まらなくなります。そんな自分を認めたくないため、一層大きく見栄を張るような態度を取ってしまう悪循環に陥ってしまう場合も少なくありません。

一度、見栄を張ったことで引き下がれなくなり、さらに見栄を張るというループにはまってしまうのです。

見栄っ張りを直すには

見栄を張ることをやめるには、どうすればよいのでしょうか。穏やかな心を保つための方法を、いくつか紹介します。

見栄を張る

自分を見つめ直す

意識を外側に向けてばかりではなく、内側に向けて自分を見つめ直すことが大切です。「人は人、自分は自分」という割り切りも大切です。

他人の評価ばかり意識しても、他人の評価基準は千差万別であり、全ての人たちに良く見せることは不可能ですよね。周囲を意識してばかりでは、キリがありません。

どれだけ他人から褒められたり、高く評価されたりしても、中身が伴わないと意味がありません。仮に見栄を張っていたことで周囲に迷惑をかけたときは、大きな非難を浴びる恐れも。

自分の素晴らしさは、自分がしっかりと分かっていれば十分だと認識するようにします。また、背伸びした生活よりも無理のない身分相応の生活を続けることです。

自己肯定感を高め自信を持つ

見栄っ張りから脱するためには、自己肯定感を高めることが一つの方法です。見栄を張る行為とは、自分の本当の姿に自信がないためです。自信を持てれば、見栄を張る必要はなくなるのではないでしょうか。

自己肯定感を高めるために有効とされる手段として、「アファメーション」があります。アファメーションとは、アメリカの心理学者ルー・タイスが提唱した目的実現のための自己暗示法です。自分の潜在意識に刷り込みたい言葉を唱え続けることで、自己肯定感を高めると言われます。

唱える言葉は、自信が持てるような言葉にします。たとえば、「私は素晴らしい人間だ」「私は愛されている」「私は存在するだけでみんなを幸せにできる」など、肯定的な言葉を唱えます。

いずれも毎日少しずつ、コツコツ続けることが大切です。意識や生活の中に取り入れて、習慣化させていくのがおすすめです。

写真/Shutterstock.com

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